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「道の駅」機能強化へ 大館市が計画策定の予算提案 情報発信不足など課題

2018-09-07
道の駅ひない(大館市比内町)
 大館市は、「道の駅」の機能強化に向けた計画策定に乗り出す方針だ。市内には「やたて峠」(長走字陣場)と「ひない」(比内町扇田)の2カ所があり、ドライバーの休憩施設として定着しているものの、情報発信不足などの課題も浮上。先進地の関係者を招いて問題点を洗い出し、整備目標を立てたい考え。9月議会に関連予算を提案している。
 道の駅は、ドライバーに安全で快適な交通環境を提供する一方、地域のにぎわい創出を目的として1993年に創設された施設。全国で1145カ所(4月25日時点)が登録されている。地元自治体などが店舗を併設し、創意工夫が特色につながる。
 道の駅やたて峠は、国道7号沿いで青森県境の矢立峠に立地。95年4月の登録で駐車場やトイレ、レストランや売店を備えた宿泊温泉施設・大館矢立ハイツなどがある。愛称は「天然杉といで湯の里」。市観光課によると、公衆無線LANサービス「Wifi(ワイファイ)」が未整備で地場農産物の取り扱いもなく、一部トイレは洋式化されていないという。
 国道285号沿いの道の駅ひないは2001年8月に登録され、レストランや休憩コーナー、直売所とっと館、情報提供コーナー、駐車場、トイレなどを備える。愛称は「比内鶏の里」。同課によると情報発信コーナーは旧比内町から変更されておらず、観光客の求める情報発信が不足。狭小な空間のテークアウトコーナーや温水洗浄機能なしの多目的トイレ、非常用発電機など地域防災拠点としての不備などを課題に挙げている。
 計画策定は、県のあきた未来総合戦略に位置付けられている「地域活性化の拠点となる道の駅の機能強化」を具現化するため国と県の補助事業を活用する方針。事業費300万円。議決を経て10月から来年3月末の間、集客能力に優れた先進的な取り組みを展開する道の駅関係者を講師に招き、ハード・ソフト両面から問題点解消に向けた整備目標を立てる。予算案を審査した教育産業常任委員会からは「道の駅が現在地のままでいいのか、在り方も含めて検討すべきだ」などの意見が出された。
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