本文へ移動

今日のニュース

「SOS」の人文字など 北秋田 県総合防災訓練に1600人

2018-09-03
「SOS」の人文字をつくり、上空のヘリに向かって手を振る北鷹高生(同校)
 県総合防災訓練が2日、北秋田市内で初めて行われた。全国で近年大きな被害をもたらしている大雨や地震を想定し、行政や自治会など84団体・機関から約1600人が参加。地元高校生が「SOS」の人文字で救助要請したり、避難所運営に避難住民自らが携わったりする訓練を通し、災害時の備えを確かめた。
 県と同市が災害発生時の応急対策を実践的に訓練しようと実施した。訓練の想定は「米代川支流域で局地的な大雨が発生。河川の水位が上昇し氾濫危険水位に達した」「鷹巣地区を震源とする震度6強の直下型地震が発生」とし、自然災害がそれぞれ起きた状況。災害対策本部運営や洪水想定避難など14種類の訓練が午前9時から行われた。
 県立秋田北鷹高校グラウンドでは2、3年生375人が白線の上に整列し、「SOSブッシ」という人文字を描いた。大雨で孤立し緊急物資を求めるメッセージ。2年の藤本健治さん(16)は「字を大きく見せたい。きれいな字に見えることも大事」と話し、上空に県警ヘリが現れると目立つように手を振った。
 市民ふれあいプラザ「コムコム」では避難所開設や運営の訓練も実施。プライバシーを確保するための間仕切り用段ボール紙が施設内に常備されており、住民が協力しながら組み立てた。「この中でどのくらい生活できるだろうか」などと話し避難生活を想像していた。
 さらに、避難の長期化を念頭に、自治会長が集められて運営の役割分担を決めた。避難所では見知らぬ住民同士が隣り合って暮らすこともあり、役割分担はルール確認や生活トラブルを避ける狙いがあるという。
 他にも高速道路上での衝突事故現場から負傷者を救出したり大館能代空港を拠点に空輸搬送したりし高速交通網が整った市ならではの訓練を通し、行政機関が連携を確認した。
 視察した佐竹敬久知事は訓練の最後に「これまで以上の災害が起きるという覚悟が必要。日頃から災害を意識し訓練して『いざ』というときに備えてほしい」と述べた。
 
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る