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増加する観光客 受け入れ態勢の充実を 大館商議所が市などと情報交換

2018-07-25
観光振興の取り組みや課題などを話し合った情報交換会(北秋くらぶ)
 大館商工会議所観光・環境サービス部会(石川博司部会長)は24日、大館市の北秋くらぶで市内観光関係機関との情報交換会を開いた。秋田犬人気の高まりで外国人旅行者を含む観光客が増加傾向にある中、さらなる誘客戦略とともに受け入れ態勢の充実を図る必要性を確認し合った。
 情報を共有して効果的な観光振興につなげようと昨年に続いて企画。市観光課、観光協会、北鹿4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムの関係者と部会役員合わせて17人が参加した。
 石川部会長は「東京五輪まであと2年。機運が盛り上がるとともに観光客も増えている。本県にどう取り込むか、ぜひ意見を聞かせてもらいたい」などとあいさつした。
 市は、広域観光の3D(函館・大館・角館)連携で周遊ルートを造成したり、インターネット上で高い発信力を持つ「インフルエンサー」を台湾から招いたりして誘客を図る。平安時代の豪族・奥州藤原氏の縁で横手市や美郷町、岩手県平泉町との連携も本格化させており、「新たな連携先の開拓を視野に入れて地域経済の活性化につなげたい」と説明した。
 秋田犬ツーリズムは「増加する個人旅行客に対応した情報発信や受け入れ態勢を強化する必要がある」として、新たなPR動画を秋ごろに公開する計画を紹介。宿泊、飲食、交通などの観光事業者を対象に「やさしい日本語」で外国人客をもてなす研修会の取り組みなども挙げながら「地域の回遊性を高め、外貨を稼ぐ仕組みをつくりたい」とした。
 部会は観光消費の取り込みに向け、電子マネー・スマートフォン決済システムの導入説明会を9月に開くことなどを紹介した。
今後の課題として出席者から「景色や伝統工芸なども観光資源として掘り起こし、サービスを売る動きも必要だ」「市が建設している観光交流拠点・ハチ公の駅(仮称)に何度も足を運んでもらうよう工夫しなければならない」「四季折々の行事に合わせて体験型ツアーを誘致してはどうか」「部会員400社のビジネスチャンスにつながる情報提供を」などの意見が出された。
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