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鹿角市6月議会常任委 出産取り扱い機能 10月1日 大館へ完全集約 妊婦へ周知図る

2018-06-13
産婦人科に関する協議などについて報告を受けた教育民生委(市役所)
 鹿角市6月定例議会は12日、三つの常任委員会を開き、当局から所管事項の報告を受けた後、付託議案を審査した。教育民生委員会(浅石昌敏委員長)では、かづの厚生病院の出産取り扱い機能が10月1日に大館市立総合病院へ完全に集約されることを当局が明らかにした。
 出産取り扱い機能の集約化は医師不足等を背景に、産婦人科医を派遣する大学側(秋田、弘前、岩手医科)から方針が示されたもの。県は集約化に伴い大館市立総合病院の分娩(ぶんべん)室増設など受け入れ体制を整備する計画。鹿角市は4月から医師確保対策を専門に行う地域医療推進員や、全ての妊婦に対応する母子保健支援員を新たに配置するなどして集約問題に対応していく考え。
 大館市立総合病院の受け入れ体制が整うまでは厚生病院で出産取り扱いを継続し、集約後も外来診療と健診を継続する方針。大学からの医師派遣体制が決まり次第、産婦人科医療の体制と出産取扱時の救急搬送体制について、厚生病院、市立総合病院、鹿角広域行政組合消防本部と協議することにしている。
 集約化に向けては、市立総合病院、厚生病院の両院長と産婦人科医、県医務薬事課や大館保健所、鹿角市、小坂町の担当者が5月24日に協議を行い、今後の対応などを確認した。
 それによると、市立総合病院で進められている分娩室の整備は10月1日に完成する見込みであることから、同日から常勤産婦人科医の派遣先が市立総合病院に集約される。
 集約に伴い、出産予定日が9月15日以降の人は市立総合病院での出産となる。また、かづの厚生病院での妊婦健診は32週までとし、34週以降は市立総合病院で受診することになる。
 該当する妊婦には医療機関から説明してもらうほか、市と町が母子手帳を交付する際にも説明を行い、周知を図っているという。
集約後の厚生病院の診療体制について豊田憲雄健康福祉部長は「本市は週5日診療を希望しているが、各大学から市立総合病院に派遣される医師の数が決まっていないため、決まり次第、速やかに情報を提供していく」と説明した。
 3常任委員会では全議案を可決したほか、請願2件、陳情1件を採択した。

 
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