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奥羽・羽越新幹線 早期実現へ連携強化 秋田市で期成同盟会総会

2018-05-15
事業計画を決めた総会(秋田キャッスルホテル)
 奥羽新幹線(福島―秋田)と羽越新幹線(富山―青森)の実現を目指す「奥羽・羽越新幹線整備促進期成同盟会」(会長・佐竹敬久知事)は14日、秋田市の秋田キャッスルホテルで総会を開き、国への要望活動や関係団体の連携強化、県内での機運醸成など事業計画を決めた。一日も早く整備が実現するよう官民一体で運動を加速する決議も全会一致で採択した。
 県や北鹿地方を含む市町村、経済団体などから約150人が出席。佐竹会長は「昨年8月に本県と青森、山形、福島、新潟、富山の沿線6県が合同プロジェクトチームを設置した。地域ビジョン策定や費用対効果の分析、地域の実情に応じた整備手法について調査研究を進めている」と報告し、「首都圏から産業や人材を分散して地方創生を実現する上でも極めて重要な国家プロジェクト。オール秋田で将来を担う若者に普及啓発を行うとともに、早期の整備計画格上げへ一丸となって力強く加速することを期待する」とあいさつした。
 同盟会は2016年9月に本県単独の期成同盟会として設立。17年度はプロジェクトチームを発足させたほか、秋田大で若者との意見交換などを行った。
 事業計画は国やJR東日本への要望、県民や企業への啓発広報、沿線の県との連携強化や整備手法の研究、将来の「ふるさと秋田」を担う次世代の若者・女性への啓発などを盛り込んだ。国への要望は6月8日と11月に行う。事業費は県予算で1188万円を計上した。
 決議は「産業基盤や人材を地方に適正配置し、日本全体としてバランスの取れた発展を実現することが重要な課題」とした上で、「フル規格新幹線は地方創生や国の活力向上、災害に強い多軸型の国土形成を進める上で欠かせない」と主張。両新幹線の着工に結び付けるため基本計画から整備計画への格上げを目指し、官民一体で運動を加速させ、整備に必要な財源確保について国などへの働きかけを強力に行うとした。
 総会後は、大阪産業大工学部都市創造工学科の波床正敏教授が「22世紀では遅すぎる東北の高速鉄道網完成」と題して記念講演を行った。
 両新幹線は1973年に国の基本計画に位置付けられた路線。着工の見通しは立っていないが、72年以前に計画された新幹線の完成にめどがついており、「73年組」の整備が期待されている。
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