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「神々の舞」を後世へ 鹿角・大日堂舞楽保存会 節目に式典と祝賀会

2018-05-15
大日堂舞楽の伝承1300年を祝った記念式典(湯瀬ホテル)
 鹿角市八幡平に伝わるユネスコ無形文化遺産「大日堂舞楽」の伝承1300年記念式典・祝賀会が13日夜、八幡平の湯瀬ホテルで開かれた。古式にのっとり舞を伝承し続ける大里、小豆沢、長嶺、谷内の4集落の能衆や関係者ら約100人が、今後も先人の意志を受け継ぎ「神々の舞」として後世に伝えていくことをあらためて誓った。
 式典で大日堂舞楽保存会の安倍良行会長は「舞楽は、信心深い先人たちにより、さまざまな困難を乗り越え伝承されてきた。現在よりもさらに進むとみられる少子高齢化の大きな問題はあるが、鹿角総鎮守の大日霊貴(おおひるめむち)神社を中心とするこの地域が創意工夫により発展し、多くの人たちの理解を得ながら、舞楽が伝承されていくことを強く祈念する」とあいさつした。
 続いて、50年以上にわたり舞楽の保存伝承、後継者の育成に尽力した大里集落の成田安男さん、浅石和彦さんを表彰した。
 来賓の児玉一市長は「(大日堂舞楽は)国内外から高い評価を得ている。今後も鹿角の歴史と文化を世界に伝える取り組みを推進したい」、県観光文化スポーツ部の恵比原史次長は「今後も世界レベルの文化遺産である舞楽の保存継承に尽力してほしい」などと祝辞を述べた。
 この後の祝賀会では、出席者が節目を盛大に祝った。
 式典と祝賀会には、この日の記念公演で共演した宮内庁の楽師らでつくる雅楽団体「十二音会」のメンバーも出席。豊英秋さんは「雅楽と大日堂舞楽は、おそらく1300年前は一緒だったと思う。何か1300年ぶりにお会いできたような感じて、とても懐かしい気がした。これからも大日堂舞楽が発展することを祈る」と話した。
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