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鹿角地域の出産集約問題 経緯と対応考える 3月4日に住民説明会と集会

2018-02-13

  かづの厚生病院(鹿角市)の出産取り扱い機能を大館市立総合病院に集約する問題で、市の住民説明会と民間団体の住民集会が3月4日、コモッセで開かれる。市、県などが経緯と今後の対応を説明した後、集会に移行し、お産ができなくなる事態を地域全体で考える。
 住民説明会は市が主催し、県とかづの厚生病院が共催。住民集会は鹿角の産婦人科を守る会(安保大介代表)と鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会(西文雄会長)が主催し、鹿角市、小坂町の両議会が後援する。
 医師不足を背景に、産婦人科医を派遣している大学(秋田、岩手医科、弘前)側から出産取り扱いを大館市に集約する方向性が示された。昨年2月、「鹿角地域の未来のために産婦人科医療を守ろう」と、住民組織である「守る会」が発足。署名活動を展開し、1カ月半ほどで9345人分の署名が集まった。署名を添付し、産婦人科医の派遣継続を求める嘆願書を3大学に提出。県に対しても要望書を提出している。
 市は県、小坂町、厚生連、厚生病院、守る会などと歩調を合わせ、継続へ向けた要望活動を展開しているが、大学側の意向は強く、児玉一市長は昨年12月定例議会で「市独自に産婦人科医をすぐに見つけることは困難であり、現状では大学の方針を受け入れざるを得ない」との考えを明らかにした。集約時期については、7日の大館鹿角地域保健医療福祉協議会で市立総合病院側が「秋ごろを目標に準備を進めたい」との意向を示している。
 住民説明会は午前10時から。「鹿角の産婦人科医療について」をテーマに、県、厚生病院、市がこれまでの経緯や対応、産婦人科医療に対する考えなどを説明する。住民集会は説明会終了後に開かれ、10時半の開会を予定。集会のテーマは「鹿角でお産ができなくなったら本当に大変」。

 
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