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任期最終、施策どう展開? 大館市の福原市長 30年度予算案の編成進む

2017-12-31
 大館市は、30年度予算案の編成作業を進めている。例年と同様、1月下旬に市長査定が行われ、大詰めを迎える見通しだ。27年5月に就任した福原淳嗣市長にとっては、任期の最終年度に向けた予算案。編成方針では、市の将来の姿を見据えた「市総合計画、総合戦略の着実な推進」や「重点施策への予算配分」などを指示した。2月中旬に議会各派へ内示したあと、同月下旬に招集予定の3月定例議会へ提出される。
 10月に福原市長が示した予算編成方針では、市の現状について「28年度の一般会計決算のうち、市税などの自主財源の比率は35・8%と前年度より2・3ポイント上昇したものの、地方交付税などの依存財源は64・2%と依然として高い比率にある」と説明。
 「市税の決算額はこれまでの施策の効果等により一定水準の額で推移しているが、人口減少の影響で今後の見通しは不透明。普通交付税は33年度の一本算定化に向けて段階的な縮減がさらに進むなど、一般財源は大幅に減額となる見込み。将来に向けて、健全な財政基盤の確立を図らなければならない」と述べた。
 予算編成に当たっては▽第2次新大館市総合計画・市総合戦略の着実な推進▽重点施策への予算配分▽行財政改革と財政健全化の推進―の3点を基本方針に設定。
総合計画・総合戦略の着実な推進では「市の将来像『匠と歴史を伝承し、誇りと宝を力に変えていく〝未来創造都市〟』の実現に向けて取り組んできた事業の進捗(しんちょく)状況をしっかりと見極めるとともに、市の将来の姿を見据え、市民生活の安定と持続可能な行財政運営のために必要な予算を編成する」とした。
 また、12月定例市議会の一般質問の答弁では、30年度における主要事業の取り組みについて紹介。「歴史まちづくり事業では、大館八幡神社本殿を保護する覆屋(おおいや)改修の実施設計や大館神明社本殿の補修、新開地通りの道路の美装化や桜の再生、史跡標柱の整備などを計画している」としたほか、「サテライトオフィス事業では、企業の定着・移住に向けた事例が2件、事業の継続により誘致の可能性のある事例が3件進行中であり、『大館版誘致戦略』に基づいた具体的な取り組みを進める」などと述べた。
 福原市長の任期は31年4月30日まで。これまで進めてきた施策を、どう展開させていくのか。まとめられる予算案が注目される。
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