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心の健康対話劇で啓発  キャッチーの会」初演  北秋田で結成

2017-12-07
認知症の母親を支える家族、家族を支える周囲の対話劇を演じるキャッチーの会員(コムコム)
 北秋田市が養成している「心のふれあい相談員」有志が、健康啓発グループ「キャッチーの会」を結成した。悩みを周囲に相談する大切さを訴えようと対話劇に取り組み6日に市民ふれあいプラザ「コムコム」で初披露した。
 市医療健康課によると、相談員の養成は17年度にスタート。現在は91人が活動している。月1回、市内4地区でコーヒーサロンを開いて自殺予防の啓発を行うなどしてきた。
 昨年の研修で美郷町を訪れた際、対話劇による啓発活動を見学。刺激を受けた相談員たちが自主的に話し合い、今年8月に会を設立。対話劇を北秋田でも試みることにした。有志約20人が参加している。
 対話劇自体が会員の負担にならないようにと、派手な振り付けはなし。セリフの言い回しにも凝りすぎず2、3度の練習でこの日のお披露目を迎えた。
 心の健康づくり講演会の最後に発表の場が設けられた。会員9人がステージの上に横一列に並び、譜面台に置いた台本を朗読するスタイル。認知症の「お袋」と介護する「息子」、その親子を支える周囲の姿を演じた。入れ歯をなくす逸話などが所々に盛り込まれ、会場の笑いを誘っていた。12分30秒に及んだ舞台の最後は「続く」と締めくくられ、今後さらなる展開を予感させていた。
 脚本担当で、出演もした加藤茂行さん(72)は「親の介護を一人でやるのは大変。周囲に相談することが大切ということを伝えたかった」と話す。脚本は実体験を元にしているという。「オープンにしないから介護が大変になる」とし、相談の意義を強調した。
 自殺率が全国でも高い本県は各市町村で心の健康づくりに取り組む相談員がそれぞれグループを結成している。北秋田市内にはこれまでなかった。キャッチーの会は今後も要望があれば対話劇を演じる予定。

 
 
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