今日のニュース

扇田病院着服問題  「もっとチェック厳しく」  クマ対策など要望も  大館市議会報告会

2017-11-14
定例会審議などについて意見交換した議会報告会(大館市北地区コミュニティセンター)
 大館市議会の議会報告会が13日、北地区コミュニティセンターを皮切りに始まった。定例会や4常任委員会の審議内容などについて地域住民と意見交換。住民側からは市立扇田病院の着服問題や観光交流施設「ハチ公の駅」建設事業に関する質疑、クマ対策などの要望があった。16日まで計8カ所で開き、市民の多様な声を吸い上げる。
 27年度に施行した議会基本条例に基づくもので、年1回以上開催することにしている。初日は夜に片山町内会館でも開かれた。
昼の北地区コミセンには市議16人が出席。市民13人が参加した。
 佐藤久勝議長が「6月、9月定例会常任委員会の主な審査経過と結果を報告し、議会に対する意見や要望を聞かせてほしい」とあいさつ。建設水道、教育産業、厚生、総務財政の各常任委員長らが、定例会の議決結果や委員会の審査内容などを報告した。
 厚生委の小畑淳委員長が都市計画税について、29年度で廃止することに触れ「委員会では減少する税収をどうまかなうか、固定資産税率に上乗せしないようにと意見が出た。市としては個人市民税や軽自動車税の税収が増え、市税全体で不足分を補える。税率上乗せはしないということだった」と報告すると、参加者から「市民生活に影響が出ないよう計画的にインフラ整備を進めてほしい」との要望があった。
 扇田病院の外来診療費約1億8000万円が着服された問題については「監査で不正を見抜けなかった。もっとチェック体制を厳しくすべきだ」などと質疑があり、小畑委員長は「委託分は監査せず、全て任せていたので分からなかった。このため当局は委託業者に全額弁償を求めている」と説明した。
ハチ公の駅については「維持管理費の赤字は何年先まで続く見込みなのか」と質問があり、総務財政委の阿部文男副委員長が「ハチ公の駅が存在する間は赤字という。民間投資を誘発する事業として赤字を補う経済波及効果が出るという市長答弁だったが、今後も活発に議論したい」と述べた。
このほかクマ対策として山間部と市街地の間に「緩衝帯」の整備を求める声や、企業の人手不足解消策として外国人技能実習生の受け入れを働き掛けてほしいとする要望が出された。
 今後の日程は次の通り。
 ▽14日=田代公民館(午後2~4時)三岳地区・高齢者生産活動施設(午後7~9時)▽15日=比内公民館(午後2~4時)矢立公民館(午後7~9時)▽16日=中央公民館(午後2~4時)田代公民館山田分館(午後7~9時)

 
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*