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創刊100周年企画 古今「秋田犬」

第1部

農村で人と共に生きる 米国で秋田犬を飼育 美しさが注目の的に 明石康氏に聞く㊥
2018-11-02
愛犬「ラッキー」と散歩する明石氏㊨(米ニューヨークで、本人提供)
 秋田犬はマタギが連れて歩く犬だったわけです。秋田が農村社会だったときに大きな農家に人間と一緒に住んでいた。その時代の農家には土間があって、人間も犬も馬も出たり入ったりと一緒に生きる共生社会だったんじゃないか。その社会が次第になくなってきたので、秋田犬が住みにくい環境になってしまった。だから秋田犬の地位を再び回復するためには、いろいろ特別な努力が必要なんでしょうね。
 私は米国で国連生活を送っていたとき、二人の子どもが犬をほしがったので、せっかく飼うなら秋田犬を飼いたいと思い、血統証明の付いた秋田犬を手に入れました。自宅が7番地にあり、7月7日に迎えたということで「7」が三つ並ぶ「ラッキーセブン」から「ラッキー」と名付けました。
 子犬はかわいいけれど、見る見るうちに大きくなる。子どもたちは大学に入るために家を出てしまい、私の妻やお手伝いさんが散歩させ、週末は私がラッキーと一緒に走りました。
 秋田犬を見たことのないアメリカ人は立ち止まり、「すばらしい」と言うんですね。足は長いし、尻尾はくるりと巻き、耳もピンと立っている。やっぱり誰が見ても美しい。外国人は感心すると、そういう気持ちを表現するんです。散歩させても皆に褒められる犬が秋田犬だったと思います。
 ラッキーが亡くなった後、大館の国連視察グループから「別の犬を連れて行きましょうか」という申し出があり、一方ではありがたくて受けたかったけれども、私は出張が多かったし犬の散歩が大変だと思って、残念ながら断ったのを覚えています。
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