2020年08月
http://www.hokuroku.co.jp/
2020-09-01T19:15:43+09:00
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2020-08-31T00:00:00+09:00
ゆきさわ産直センター 沼津とリモート販売会 たんぽや干物双方でPR
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3679#block853-3679
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<div> 大館市雪沢の直売施設・ゆきさわ産直センターは30日、静岡県沼津市の海産物を扱う売店と「ご当地特産リモート(遠隔)販売会」を行った。コロナ禍で客足に影響を受けている店を応援しようという初の企画。大館からはエダマメ加工品やみそつけたんぽを、沼津からは干物を、事前に現地に届けオンライン上で商品の魅力を双方の客にPRした。
<div> 沼津市から参加したのは、干物などの海産物を販売する「ジャンボひものセンター」。観光客が多く訪れる施設だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が減っているという。静岡県在住の大館出身女性から現状を聞いた「ゆきさわ産直にこにこ友の会」の鳥潟功幹事長が、ひものセンターの植田京子社長と連絡を取り販売会を実現させた。<br />
大館側からみそつけたんぽやエダマメのワッフル、山菜のミズたたきを発送。沼津側からはアジやサバの干物などが届き、店頭に並べて販売会がスタート。ウェブ会議ツール「Zoom」を活用して、「みそつけたんぽは大館のソウルフード。きりたんぽ本場の味を楽しんで」とパソコン画面から現地の客に語り掛けた。<br />
産直センターに設置したモニターには、沼津から「新鮮な魚で旬を閉じ込めて作った干物は身が柔らかくおいしい」とPR。「沼津の皆さん」、「これを買いました」と双方の客が手を振って交流する場面も見られた。分ほど中継し、植田社長は「もっと多くの種類の大館のおいしい食べ物を送ってほしい。これが良き縁になるよう願っている」と話した。<br />
鳥潟幹事長は「現地に行かなくても店の人と会話しながら産地直送のものを買うことができる。コロナ禍だからこそできることを考え、これからもリモート販売会を開催したい」と話した。<br />
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2020-08-31T00:00:00+09:00
市税など「コンビニ収納」 4万9千件、23%が利用 大館市19年度 利便性向上、期限内納付進む
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3678#block853-3678
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<div> 大館市が昨年4月に開始した市税などの支払いをコンビニエンスストアでできる「コンビニ納付」の初年度実績がまとまった。コンビニ、郵便局での納付は4万9341件、納付書発行枚数に対する割合は23・1%だった。督促状の発送件数も減少し、市は「利用が順調に伸び、利便性向上や納期限内納付、事務の効率化につながった」と分析している。
<div> コンビニ納付は2016年度から、上下水道料金、農業集落排水使用料、戸別浄化槽使用料の3種類に導入。年度から▽市県民税▽固定資産税▽軽自動車税▽国民健康保険税▽後期高齢者医療保険料▽保育料▽介護保険料▽児童育成施設使用料―の8種類で開始した。東北6県内のゆうちょ銀行や郵便局窓口では、以上の11種類に、▽墓地管理手数料▽市営住宅使用料▽市営住宅駐車場使用料▽温泉使用料―を加え、15種類が納められるようになった。<br />
市収納課がまとめた19年度のコンビニ納付件数は、▽固定資産税=1万3636件▽軽自動車税=7867件▽国保税=6860件▽市県民税=4589件―など計4万1061件。ゆうちょ銀行・郵便局での納付は全体で8280件だった。口座振替を除いた納付書発行枚数に対する割合は、コンビニ納付19・3%、ゆうちょ銀行・郵便局納付3・8%だった。<br />
納期限を過ぎるとコンビニで納付書が使用できないため、期限内納付が進んだとみられる。19年度の督促状の発行件数は固定資産税で前年度比391件減の1万1493件、軽自動車税で前年度比519件減の2935件など。全体で2万7446件を発送し、前年度から約1900件減少し、督促状の印刷代など事務の効率化が図られた。<br />
収納課によると、本年度もコンビニ納付が増えており、「24時間納められることから、日中仕事で銀行や市役所に行くことができない市民などに利用が広がっている」と分析。今後もコンビニ納付の周知を図るとともに、「新型コロナウイルス感染対策として対面を避ける口座振替も推奨していきたい」と話した。<br />
市は18年度に住民情報を取り扱う「基幹業務システム」を更新。更新に合わせてコンビニ納付、コンビニ交付の機能を持たせた。マイナンバーカードの所有者を対象に、住民票の写しなどの証明書をコンビニで取得するコンビニ交付は19年3月に開始した。</div>
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2020-08-31T00:00:00+09:00
画面越しに鹿角観光 オンライン体験ツアー 初回は大湯環状列石
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3677#block853-3677
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<div> オンライン会議システムを活用し、鹿角市の魅力を画面越しに体験する観光ツアーが29日、事前申し込みした参加者向けに配信された。大湯環状列石、ストーンサークル館から案内人や学芸員が中継。新型コロナウイルス収束後の来市を見据え、歴史を中心に鹿角の楽しみ方を発信した。</div>
<div> コロナ禍で観光への影響が長引く中、市は自宅で鹿角を楽しむ有料体験プログラムを企画。画面越しに楽しんでもらおうと、この日に合わせエダマメや勾玉(まがたま)手作りキットなど特産品のセットを希望者宅に届けた。年度内6回企画し、今回が1回目。<br />
東京都を中心に全国から14人が申し込んだ。昼すぎ、大湯環状列石から中継がスタート。案内人と掛け合いしながら散策し、学芸員が発掘調査から分かったことなどを解説した。花輪ばやしの映像を挟んで勾玉作り体験や、オンライン座談会を行い、魅力を発信した。<br />
市産業活力課観光交流班は「初回で人に参加してもらえて良かった。一過性ではなく、来訪につなげたい」と話していた。<br />
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2020-08-30T00:00:00+09:00
大館市の東光鉄工 釈迦内に組立工場移転 来月完成、10月稼働へ 自動化省力機の受注増へ
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3676#block853-3676
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<div> 機械製造・鉄骨加工の東光鉄工(大館市、菅原訪順社長)は、産業機械事業部の組立工場を大館市粕田から釈迦内の本社敷地内に移転する。空調設備と防じん設備を設けたことで、高精度の機械組み立てが可能になり、自動化省力機器の受注増につなげる。投資は2億5000万円で新規雇用は5人の予定。市工場等設置促進条例に基づく指定工場となる見込み。新工場は来月完成、10月の稼働を予定している。<br />
本社敷地内の従業員駐車場跡地に建設。鉄骨平屋建て(一部2階建て)で延べ床面積は810平方㍍。天井クレーンは4・8㌧を1基増設して2基、2・8㌧2基のほか、空調機器、高速シートシャッター、コンプレッサーなどを配備した。隣接する場所には、部品の一時保管庫として145平方㍍の倉庫(TOKOドーム)も設けた。<br />
タイヤ試験機や食品、医療関係の包装設備などの設計・製作を手掛ける同事業部。既存の工場は空調設備がなかったが、新工場は温度管理ができるため、高精度の機械組み立てを要する、自動化省力機器の受注増につなげることができる。また、本社敷地内の機械工場から離れた工場に輸送するコストも削減でき、3~4年の間に売り上げ、生産能力ともに2倍増を目指す。<br />
同社は東光商会から分社化し、1973年に設立。産業機械事業部は、87年に機械事業部から分離しメンテナンス事業部として発足。鉱山関連の設備、部品の補修などを主な業務とし、その後改称した。現在は自動搬送装置、パッケージ製品搬送、専用試験装置など、生産工程における省力化、自動化装置の設計、製作に取り組んでいる。<br />
同事業部の佐藤拓也事業部長は「プラント機械から自動化省力機器の生産に方向を切り替えている。空調、防じん設備を設けたことで、受注に結び付ける環境が整った。この流れを加速させていきたい」としている。</div>
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2020-08-30T00:00:00+09:00
サンマ初入荷 大館市の大印 前年に輪をかけ不漁 例年より10日遅く 店頭にもお目見え
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3675#block853-3675
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<div> 大館市青果魚類卸売(屋号・大印、土舘守社長)で29日、今季のサンマの入荷が始まった。この日は、北海道根室港などで水揚げされた約40㌔が初入荷。卸値は1㌔当たり2200~3200円で、1匹400円前後。前年に輪を掛けて不漁の年となり、例年よりも高値が付けられている。担当者は「今年は小ぶりで値段は前年並み。残暑を乗り越えたあたりから安定供給できれば」としている。<br />
同社によると、例年より10日ほど遅く、前年と同時期の初入荷。2㌔13匹入りが20ケース入荷し、市内の飲食店やスーパーなどの店舗にもお目見えした。一部スーパーでは1匹300円ほどで販売されるなど、価格は前年並みだ。<br />
温かい海水を嫌うというサンマは、地球温暖化により海水温度が上昇すると、陸から遠い場所に群れが分布。鮮度維持の関係で漁場が限られることから水揚げ量が減り、年々小ぶりになっているという。<br />
水産庁によると、漁期全体のサンマの来遊量は前年を下回ると予測。1歳魚の平均体重は昨年を下回って小ぶり。漁場は8月下旬の大型船出漁直後は沖合に広く分散し、択捉島以北の海域に分散して形成される。北海道東方沖の公海も漁場となる可能性があるという。全国有数の水揚げ量を誇る三陸海域への漁場形成は例年より遅く、10月下旬と見ている。なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、今季は調査海域・地点を縮小したことから情報量が少なく、予報の不確実性が高いという。<br />
大印の土舘一弘専務は「前年より漁獲量は明らかに低下しているが、値段は前年並みで年々身が細くなっている」とし、「温暖化の影響で、南の魚が北で取れるなど魚の流れが変化し、秋の味覚が(他の魚に)変わってしまわないか危惧している」と話していた。</div>
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2020-08-30T00:00:00+09:00
五輪選手が講師「強くなれ」 北秋田市 合宿中の渋井さんら指導 三井住友海上陸上部
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3674#block853-3674
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<div> 名門実業団チーム「三井住友海上女子陸上競技部」による陸上教室が29日、北秋田市鷹巣陸上競技場で開かれた。講師は元五輪選手の渋井陽子さん=同部コーチ=や、土佐礼子さん=同部アドバイザー=という豪華な顔ぶれ。地元の小中高生約60人が、憧れの指導陣と交流しながら基本を教わった。<br>
渋井コーチは2008年北京五輪1万㍍の日本代表。土佐アドバイザーは04年アテネ五輪、北京五輪の2大会でマラソンの日本代表。二人が指導者として所属する三井住友海上は、ゼネラルマネジャーの高堰崇さんが同市阿仁出身という縁で、25日から合宿を市内で実施。国内トップクラスの女子選手10人が強化を図っている。<br>
教室は市教委が昨年夏に続いて開催し、2度目。参加者同士が一定の距離を保つなど、新型コロナウイルスの感染防止策を講じた。開始の午前10時時点で鷹巣地区の気温は30・5度(秋田地方気象台調べ)と猛烈な暑さ。トラックでの実技予定を一部変更し、主にストレッチ運動や遊びを交えたダッシュ練習などを紹介した。実業団選手が実際に体を動かして見せた。<br>
渋井コーチが高校生選手に話し掛け、夏場の練習量など具体的な質問に答える場面も。陽気な口調で周囲を笑顔にし、「これだけの練習環境があれば強くなるしかないよね」と高校生選手に発奮を促していた。<br>
土佐アドバイザーは主にストレッチ運動などを指導した。1500㍍を専門とする秋田北鷹高の村上なぎささん(2年)は「股関節の動きなど自分に足りない部分を教わることができた」と話した。</div>
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2020-08-29T00:00:00+09:00
アフターコロナへ結束 新たな観光トレンドを 康楽館会場に北東北DMO連携会議
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3673#block853-3673
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<div> 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人(DMO)・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は28日、小坂町の明治の芝居小屋・康楽館で「第4回北東北DMO連携会議」を開いた。新型コロナウイルスの影響で観光業が打撃を受ける中、「アフターコロナ」に向けた取り組みについて意見を交換。情報発信やコンテンツの発掘など、新たなトレンドの見極めについて理解を深め、観光業の再興へ結束を深めた。<br />
県内での開催は昨年5月の第1回以来。メンバーの9DMOのほか、行政関係者など60人余りが参加。感染予防で「3密」を避けるため、同施設を利用した。中田会長は「今は大変な状況ではあるが、将来を見据え、皆さんと意見交換しながら新たなヒントを探していきたい」などとあいさつした。<br />
会議では、日本政府観光局(JNTO)、国交省東北運輸局、東北観光推進機構、秋田財務事務所がプレゼンテーションを行ったほか、各DMOが今後の方針などを発表。<br />
このうち、JNTOの渡辺厚地域連携部長はコロナ収束後のプロモーションについて提言。「将来の訪日」につながる発信として、オウンド(自社)メディア、会員制交流サイト(SNS)、旅行会社向けWEBセミナーを使った疑似訪日体験、一般消費者参加型企画などが必要になるとした。留意点として「発信の継続」、「(感染状況など)現地の人々の心情に配慮した発信」、「社会的距離が保たれていない写真等の使用を控える」などの具体例を挙げた。<br />
また、新たな旅行トレンドについて、渡辺部長は「日本の観光の魅力は色あせることはない。旅行に行きたいという欲求もなくならない」と強調。万全の感染対策、強い動機付け、オンライン化の進展の変化に対応しながら「都市型から自然型へ」、「健康をテーマとした旅行」、「団体から個人への変化」などに注視すべきとした。<br />
会議は近隣のDMOが有機的に連携し、単独では難しい広域の観光促進や目的地としての価値を高め、「日本のDMOの先進地」となる土壌を醸成することが狙い。現在は秋田犬ツーリズムのほか、あきた白神ツーリズム、男鹿市観光協会DMO推進室、かづの観光物産公社、十和田奥入瀬観光機構、ClanPEONY津軽、VISITはちのへ、八幡平DMO、世界遺産平泉・一関DMOが参加している。</div>
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2020-08-29T00:00:00+09:00
大館市の最高気温 体温以上⁉37度に 28日の北鹿地方 4地点で今年最高
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3672#block853-3672
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<div> 高気圧に覆われた影響で北鹿地方は28日、猛烈な暑さに見舞われた。秋田地方気象台(午後4時現在)によると、最高気温は大館市で37・0度(午後2時22分)を記録し、観測史上4番目の高さとなった。県内で最も高く、3日連続の猛暑日。北鹿管内では熱中症とみられる症状で3人が救急搬送されたほか、陸上競技の大会も延期となるなど影響が広がった。<br />
気象台は県内に4日連続で高温注意情報を発表。最高気温は北秋田市鷹巣で・4度(午後1時19分)、鹿角市で33・8度(同1時53分)など。観測7地点で30度を超え、4地点で今年最高を更新した。平年より6~10度高かった。<br />
大館市釈迦内の国道7号脇にある電光掲示板では、気温「37度」を示す時間帯もあり、うだるような暑さとなった。したたり落ちる汗をぬぐったり、日陰を探して歩く人の姿などが見られた。<br />
北鹿3消防本部によると、午後5時までに熱中症の疑いのある救急搬送が3件あった。北秋田市では屋外で農作業中の60歳代男性がけいれんを起こして搬送されたが、軽症の見込み。鹿角市ではいずれも自宅にいた60歳代男性、80歳代女性の2人がめまいを起こして運ばれた。命に別条はないという。<br />
29日の県内は前線や湿った空気の影響で曇り時々晴れの予報。雨の降る所もあるとしている。引き続き、北秋田市鷹巣では最高気温が30度を超える予想。熱中症への注意を呼び掛けている。</div>
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2020-08-29T00:00:00+09:00
新型コロナ 国内投資促進事業 採択企業が概要説明 大館市のエヌピーエスも
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3671#block853-3671
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<div> 新型コロナウイルス感染防止対策に必要な製品の国内生産拠点整備を目的にした経済産業省の「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業補助金」に採択された本県関係企業の合同会見が28日、県庁で開かれた。PCR検査試薬などの製造施設を拡張する大館市のエヌピーエス(池田秀雄社長)など各社の代表者が事業概要や製品供給の見通しなどについて説明した。<br />
新型コロナ感染拡大に伴い発生した医療や衛生関係の製品不足により、国内の脆弱(ぜいじゃく)性が明らかになった製品の原材料調達から製造、物流、販売までの流れ(サプライチェーン)を強化することを狙いにした事業。<br />
生産拠点の集中度が高い製品や、国民が健康な生活を営むために重要な製品・部資材の生産拠点を国内に整備し円滑な供給を確保するため、工場の新設や設備の導入などに対して補助する。<br />
6月受付の先行審査で本県関係の5件を含めた57件が採択。北鹿関係では、エヌピーエスのPCR検査試薬などを増産するための設備投資、北秋田市に秋田工場がある川瀬製作所の「医療用フェイスシールド」が採択された。合同会見には4社が参加した。<br />
エヌピーエスは、全自動PCR検査システムを主に海外に供給。新型コロナ対策として国内でも導入が急ピッチで進められている。補助金を活用して新たな生産設備を整備する計画となっている。<br />
池田社長はウエブ会議システムを利用してオンラインで参加。PCR検査システムの概要などを説明し「8月から国内販売がスタート。供給能力をさらに向上させるため設備投資を進め、PCR検査の普及に貢献したい」などと述べた。<br />
川瀬製作所は北秋田市綴子の秋田工場で医療用フェイスシールドの製造を行う。月6000個、24時間操業で最大2万6000個の製造体制を整備する計画となっている。</div>
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2020-08-28T00:00:00+09:00
「朝採れ枝豆」シンガポール輸出へ 秋田犬ツーリズム 9月の取引開始目指す
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3670#block853-3670
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<div> 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は、エリア内で生産されたエダマメをシンガポールへテスト輸出している。加工品を除き、同法人が生のエダマメを海外へ輸出するのは初めて。なるべく鮮度を落とさずに現地で消費できるよう、適した品種などを確認しており、9月中の取引開始を目指している。<br />
同法人では、各地のブランドエダマメに対抗するため、朝に収穫したエダマメをその日のうちに加工する「朝採れ枝豆」の市場評価や付加価値の向上を目指しており、ペーストやスナック菓子といった加工品販売のほか、首都圏に収穫した日の夕方に届ける空輸の取り組みなどを実施し、さらなる消費拡大と地域の知名度アップを図っている。<br />
昨年、シンガポールの商談会で日本食レストランがエダマメに興味を示し、沖縄の商社と輸出に向けて準備を進めてきた。同法人によると、東南アジアではエダマメを食べる習慣はあるが、冷凍品が多く、生のエダマメはほとんど流通していないという。<br />
テスト輸出している枝豆は、エリア内で収穫された朝採れ枝豆で、6㌔を1ロットとして輸送している。鮮度を保持する特殊な袋に入れ、空輸時以外は冷蔵で配送する。17日には「味風香」、22日には「湯あがり娘」をそれぞれ送った。<br />
新型コロナウイルスの影響によって航空機が減便となっており、大館から一度沖縄に陸路で送り、東京を経由してシンガポールに届ける最長6日間のルート。その代わりほかの食品と一緒に積める「混載」ができるため、小ロットでの輸出を可能にしている。<br />
エダマメは収穫してからの積算温度が300度を超えれば鮮度が落ち始める。6日掛かった場合は400度以上となり、30%程度、糖度などの食味が落ちるという。現地に到着したときにどの程度鮮度が保たれているかが鍵となる。<br />
今後は計3、4回のテスト輸出を行い、9月中の本輸出を視野に入れる。同法人は「エリア内の商品をこのルートに載せることが最終目的。エダマメが成功すれば、果物や野菜なども輸出できるようになり、地域ブランドの確立につなげていきたい」としている。</div>
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2020-08-28T00:00:00+09:00
鷹巣で36・6度 27日の北鹿地方 大館も連日の猛暑日
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3669#block853-3669
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<div> 27日の北鹿地方は高気圧に覆われた影響で広く晴れ、観測6地点で今年一番の暑さとなった。秋田地方気象台(午後4時現在)によると、最高気温は北秋田市鷹巣で36・6度(午後2時33分)を記録するなど、2地点で2日連続の猛暑日となった。県内には3日連続で高温注意情報が出された。今後も高温が続くことから、引き続き熱中症に注意するよう呼び掛けている。<br />
気象台によると、最高気温は大館市で35・8度(午後2時39分)、鹿角市で33・9度(同2時31分)。平年より5~9度高くなった。<br />
大館市内の道路は強い日差しを受けて路面温度が上がり、夏の風物詩の一つ「逃げ水」が現れた。蜃気楼(しんきろう)の一種で、通行人や車が揺らいで見えた。<br />
北鹿3消防本部によると、午後5時までに熱中症の疑いのある救急搬送が2件あった。どちらも軽症の見込みで、命に別条はない。<br />
県内は28日も高気圧に覆われて晴れ、気圧の谷の影響で夕方から曇りとなる見込み。最高気温は北秋田市鷹巣で35度と予想している。気温の高い状態が続くため、熱中症対策など健康管理に注意を呼び掛けている。</div>
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2020-08-28T00:00:00+09:00
鹿角市教委 市有形文化財「花輪通絵図」 所有者に指定書交付
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3668#block853-3668
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<div> 鹿角市教育委員会は27日、市有形文化財(歴史資料)に指定した「花輪通絵図」を所有する八幡平石鳥谷の前嶋和歌子さん(69)に指定書を交付した。<br />
花輪通絵図は江戸時代に作製された。「通制」は盛岡藩独自の行政組織で、代官統治地区を「通(とおり)」と称した。絵図には花輪館を中心に、田山を含む八幡平から土深井付近までが描かれている。墨書きで大きさは縦2・86㍍、横3・18㍍。藩境の警備に使われたとみられる。<br />
石鳥谷の渡部家で代々保存され、今年2月21日付で文化財指定を受けた。鉱山や川、山林資源を豊かに描いていることから、警備だけでなく、山林など全体の管理にも使用されたと推測されている。<br />
交付式は石鳥谷の私設博物館「渡部家史料館」で行われ、畠山義孝教育長が前嶋さんに指定書を手渡した。<br />
前嶋さんの夫・万人さん(78)は「この絵図の中には、いろいろな歴史が含まれている。指定を機に多くの鹿角の人に知っていただきたい」、畠山教育長は「今回は絵図が市の文化財になったが、渡部家の建物自体が国登録有形文化財。今後もこの素晴らしい財産を後世に残すべく取り組んでいきたい」と語った。<br />
同館は例年5~10月まで開館しているが、現在は新型コロナウイルスの影響で閉館中。</div>
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2020-08-27T00:00:00+09:00
新型コロナ 休業協力金9千万円 大館市の支援状況 「食タクシー」利用千件超 241事業者に応援金
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3667#block853-3667
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<div> 大館市は、新型コロナウイルスの影響を受けた市民や事業者の支援状況をまとめた。県の休業協力金に上乗せする事業には465施設分の申請があり、9300万円を交付。コメや比内地鶏製品などを贈る「学生応援ふるさと便」の申し込みは812件、飲食店の料理をタクシーで届ける「食タクシー」の利用は1000件超と利用者から好評を得た。</div>
<div> 特別措置法に基づく知事の休業・時短営業要請に応じることで、県から感染症拡大防止協力金(30万円)を受給した事業者に対し、市独自に20万円を上乗せした事業は7月10日まで受け付け、427事業者が申請。施設別では、特に感染症の影響が大きいとされる飲食業や宿泊業が全体の6割を占めた。<br>
協力金や国の持続化給付金に該当せず、売上高の減少幅が20~50%未満の事業者に一律20万円を支給する「事業継続応援金」は241事業者から申請を受け、今月20日までに4820万円を交付した。感染症が全国で拡大傾向にあることから、さらなる影響を想定し、6月以降の減収分も支援する方針。<br>
公共交通の車両維持は貸し切り・高速バス1台あたり20万円、タクシー・運転代行車両などは1台あたり5万円を支給することにし、12事業者から117台分(1200万円)の交付申請を受け付けた。<br>
食タクシーは配達料金の一部を補助するもので6月に418件、7月に696件の利用があった。件数は着実に伸びており、感染防止と経済活動の活性化につながる取り組みとして事業者や利用者から好評を得ているという。<br>
学生応援ふるさと便は、帰省を自粛している市出身学生に7月11日から25日にかけて発送。市内の学生分については同22、23日に大館商工会議所で提供した。利用者からは「ふるさとと家族に感謝」などとメッセージが多数寄せられた。<br>
児童手当の対象1人あたり1万円を給付する子育て世帯臨時特別給付金は、3958世帯に6429万円を給付した。予定額の89・6%。公務員の申請は10月31日まで。<br>
ひとり親世帯臨時特別給付金は1世帯あたり5万円、第2子以降1人につき3万円加算、さらに収入減の場合は5万円を追加するもので、これまで577世帯に3716万円を給付。来年2月28日まで申請を受け付ける。<br>
国民1人あたり10万円を配る「特別定額給付金」は3万1550件、7万887人分の申請があり、総額70億8870万円を今月24日までに給付した。<br>
福原淳嗣市長は25日の9月定例議会行政報告で「感染症対策の徹底を図り、さまざまな工夫を凝らすことで、暮らしを守るために不可欠な社会経済活動の継続は十分可能」との見方を示した。</div>
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2020-08-27T00:00:00+09:00
鷹ノ巣駅前の商店街 秋に2店舗がオープン 若手事業者が活性化の力に
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3666#block853-3666
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<div> 北秋田市のJR鷹ノ巣駅前の商店街に今秋、空き店舗を改修した2店舗が新たにオープンする。木製家具の製作を手掛ける布田信哉さん(38)の「HOLTO(ホルト) cafe」が旧店舗近くのビルにカフェと工房を移転してリニューアルオープンするほか、同市の写真家・コンドウダイスケさん(37)が経営する撮影会社「アキテッジ」のスタジオ兼事務所をホルトの旧店舗に開設予定。駅前を拠点とした地域活性化を目指し、若手事業者が開店準備を進めている。</div>
<div> HOLTOは2016年に布田さんが設立。「地域の入り口となる駅前が活性化すると街もにぎわうのでは」との思いから、17年に同市松葉町の駅前商店街へカフェ兼ギャラリーをオープンした。<br>
これまでは同市七日市の工房で家具製作をしていたが、カフェに訪れた人が気軽に木工を楽しめる場を作ろうと、より広いスペースを確保するため移転を決めた。旧店舗と道路を挟んだ斜め向かい側にある、同市材木町の布田さん所有のビルに移転。1階にカフェスペースがあり、カフェ奥の扉を開けると木材や仕事道具がずらりと並ぶ工房が現れる。<br>
オニグルミの木材を生かした内装のカフェではパンケーキなどを提供するほか、作製した家具を利用客に試してもらいながら販売していく予定。今後は家具製作の過程でできた端材を活用したコースター作りなどができるよう整備する。オープンは9月5日。<br>
アキテッジは、15年から写真業「Photo Office―K」として県内を中心に商品や観光などの商業用撮影に携わるコンドウさんが業務の幅を広げようと、今年7月に法人化。コンドウさんは布田さんや市内の若手事業者と共にまちづくりを目的とした活動にも取り組んでいたため、ホルトの移転に伴い布田さんがコンドウさんに声をかけ、同市松葉町へスタジオ兼事務所を開設することにした。<br>
内装は木の温かさあふれる以前のカフェをもとに、照明や壁などを改修。木床はオイルを塗ることで落ち着いた雰囲気をつくり上げた。スタジオでは商業用写真の撮影のほか、完全予約制で家族写真などの依頼を受け付ける。<br>
コンドウさんは「地元企業のビジュアルイメージを強化するほか、今後はお客さんのこだわりに沿った撮影をしていきたい」と意気込む。事務所を駅前に開設し、「同じ地域の人と駅前で活動することで面白い化学変化が起き、新しい市のイメージが生まれたら」と話していた。9月3日に事務所を移し、本格的なスタジオのオープンは10月初旬となる予定。<br>
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2020-08-27T00:00:00+09:00
鹿角市啓発セミナー テレワークの働き方 IT活用の事例学ぶ
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3665#block853-3665
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<div> 鹿角市の女性若者活躍促進事業「テレワーク啓発セミナー」が26日、同市花輪のコモッセで開かれた。コロナ禍で働き方が大きく変化する中、テレワークなど情報通信技術を活用した働き方を学んだ。</div>
<div> 市は2016年から、セミナーを開くなどして女性や若者が「通い型」以外の働き方のできる環境整備を進めている。新型コロナの影響で働き方が大きく変化している中、情報通信技術を活用した仕事をしている人から事例を学び、環境に影響されない働き方を考えるのがセミナーの目的。18人が参加した。<br>
9月からは、「自宅でもできるお仕事講座」や「ホームページ構築講座」などをテーマに、計6回のセミナー開催を予定している。<br>
トークセッションは、IT関連会社コー・ワークス(仙台市)の五十嵐淳さんが司会を務め、ファストコムニッポン手仕事図鑑編集長の大牧圭吾さん、ミライ鹿角WEB活ラボ代表でウェブクリエーターの渋谷加好さんが仕事の現状を報告した。<br>
五十嵐さんは2年前から、青森県三戸町に移住、会社のテレワーク制度を活用し、同町で暮らしながら仕事をしている。渋谷さんは同市十和田大湯の出身で、自宅でウェブデザインやホームページ構築、紙媒体デザインの個人事業を行っている。仲間3人でミライ鹿角WEB活ラボを始め、ウェブストアを展開している。「好きな仕事で報酬を得ることができ、楽しい。やりたいことなので、楽しくやっている」と話した。<br>
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2020-08-26T00:00:00+09:00
扇田病院着服事件訴訟 和解へ一部権利放棄 元従業員への請求は継続 大館市9月議会開会
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3664#block853-3664
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<div> 大館市の9月定例議会が25日開会し、会期を9月28日まで35日間と決めた後、福原淳嗣市長の行政報告と議案上程を行い散会した。市立扇田病院外来診療費着服事件の損害賠償請求に伴う権利放棄関連の議案について、市長は「相手方の受託事業者と元従業員のうち、事業者の東北ビル管財と和解するに当たり、遅延損害金の一部と訴訟費用の請求権利を放棄するもの」と理由を述べた。元従業員に対する請求は継続している。<br />
市が両者に約1億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟は、東北ビル管財(同市)が元会計窓口担当従業員の着服全額にあたる1億516万円と、遅延損害金・訴訟費用のうち1546万円を市に支払う内容で和解する方針。請求権の放棄は同社が支払いに応じた分を差し引いた額としている。<br />
元従業員は業務上横領罪で懲役3年6月の実刑判決が確定しており、和解協議には参加していない。<br />
行政報告では新型コロナウイルス対策の支援状況が示され、福原市長は2~5月の売り上げ減少率が前年同期比20%以上50%未満の企業に一律20万円を支給した「事業継続応援金」に触れながら、「全国的に感染症が拡大傾向にあることから、さらなる影響を想定しており、6月以降の減収分も支援したい」との考えを示した。<br />
感染症拡大期に備えた県の病床確保計画で、重点医療機関として大館市立総合病院を含む県内6医療機関が指定されたことを受け、市長は「重症患者にも対応できるよう診療と検査のための機器整備を計画している」と述べた。総合病院では重症患者用2病床を含む13床を確保した。<br />
提出したのは専決処分の報告と承認各1件、条例案2件、単行案5件、補正予算案8件の計17件。一般会計は10億1107万円の追加で、補正後の総額は483億9925万円。除雪費や修学旅行キャンセル料補助金などを計上した。</div>
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2020-08-26T00:00:00+09:00
比内地鶏のカレー「おいしい」 北秋田市 県事業で給食メニューに 合川中は生産者と一緒に
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3663#block853-3663
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<div> 新型コロナウイルスの感染拡大により販売が落ち込む比内地鶏の利用促進を図ろうと、北秋田市内の給食センターが小中学校の給食に比内地鶏を使用した献立を提供する取り組みを実施している。25日は市内14校で約2000食が提供され、合川中学校(嘉藤貴子校長)では生徒が生産者や栄養士らと給食を食べて比内地鶏への理解を深めた。<br />
市内の鷹巣北部、南部、もりよし学校給食センターが、比内地鶏の消費拡大を図ることを目的とする県の「比内地鶏学校給食等利用促進事業」を活用して実施。鷹巣北部学校給食センターによると、市内では小中学校の給食用に年間約260㌔の比内地鶏を使用しており、本年度は県の補助を受けて倍近い量の比内地鶏の使用を目指している。<br />
この日は各センターが味噌けんちん汁やきのこ汁などを献立に提供。合川中にはもりよしセンターが調理した「比内地鶏入り北秋田市まるごとカレー」が届き、来校した比内地鶏の生産者や栄養士、JA秋田たかのす職員とともに、生徒全員がランチルームで味わった。<br />
カレーには地元産の比内地鶏のほか、市内の農家が育てたニンジンやナス、大豆、カボチャなどをふんだんに使用。生徒たちは「いただきます」とあいさつすると、早速カレーを一口。「肉がやわらかくておいしい」などと笑顔を見せていた。<br />
食後はもりよしセンター栄養士が鶏肉の栄養などについて説明したほか、比内地鶏振興部会の佐藤一成青年部長(44)が比内地鶏の特徴や飼育の大変さなどを紹介。佐藤部長は「農家は皆さんが食べている時の顔を見る機会が少ないのでうれしい。今後は農家が大事に育てていることを思い出しながら比内地鶏を食べてほしい」と話していた。</div>
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2020-08-26T00:00:00+09:00
小坂ワインどうブランド化 町振興計画審議会 検証の3事業「有効」
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3662#block853-3662
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<div> 小坂町振興計画審議会(安保明会長)が25日、役場で開かれた。「小坂ワイン」のブランド化によるグリーンツーリズムの推進など三つの事業について検証、評価を行い、3事業とも「有効」と評価した。<br />
検証したのは、▽地域連携DMO秋田犬ツーリズムによる観光振興▽地域産品磨き上げ▽地域資源との連携による「グリーンツーリズム推進プロジェクト」―の3事業で、地方創生推進交付金の対象となっている。<br />
地域資源との連携によるグリーンツーリズム推進プロジェクトは、山ブドウ交配種の特徴を生かした「小坂ワイン」のブランド化を図ることによって、ツーリズムの受け入れ態勢構築につなげるのが目的で、2017~19年度の3カ年で取り組んだ。19年度は、加工施設整備、製品製造に精通した外部専門家の招聘(しょうへい)、ワイナリーの知名度向上対策、商品通信販売ウェブサイト運営などに取り組んだ。<br />
19年度末の実績は、ワイン・ジュース出荷本数が目標2万本に対し2万2300本、小坂のブドウを生かした商品開発は目標8件に対し16件などとなっている。<br />
庁内の創生本部では▽小坂町産ワインの知名度アップ・販売量増加を図る宣伝、販売が必要▽原材料となるブドウ栽培農家の確保が喫緊の課題―との指摘があり、「ワインと地元食材とがコラボレーションしたメニューの販売を期待する」との意見が出た。<br />
審議会では「小坂町産ワインが賞を受けるとか、強いインパクトがほしい。小坂のワインをPRしていかないと、淘汰(とうた)されてしまう」という意見があった。<br />
三つの事業とも観光に関連したもので、委員からは「新型コロナへの対応を早急に打ち出すべきだ」など、コロナ禍での観光の在り方に早急な対応を求める要望があった。<br />
3事業とも「有効」と評価し、細越満町長に答申することを申し合わせた。</div>
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2020-08-25T00:00:00+09:00
「比内地鶏のまち大館」 関係者が協議会設立 過剰在庫解消へ 販促強化、伊徳が協力
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3661#block853-3661
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<div> 新型コロナウイルス感染拡大の影響で過剰在庫を抱えている比内地鶏の販売促進に向け、大館市の生産者団体、販売・加工業者、商工団体が連絡協議会を立ち上げ、「比内地鶏のまち大館食べて応援キャンペーン」を展開する。24日に始動し、いとく大館ショッピングセンターで「食卓需要を喚起しよう」とPRした。スーパーを展開する伊徳(本社・同市)では、親子丼などの弁当や精肉を割安で販売する。<br />
市農政課によると、比内地鶏の主な販売先は首都圏の飲食店で、新型コロナの影響で需要が減少。市内の4社は通常在庫とは別に、7月末時点で計49・5㌧の過剰在庫を抱える。JAあきた北比内地鶏生産部会は本年度の出荷計画を4割減の9万羽に下方修正した。<br />
大館商工会議所が事務局となり、同JA、本家比内地鶏、秋田比内や、秋田三鶏実業、あきた六次会の6者で比内地鶏のまち大館連絡協を組織。キャンペーンでは、のぼり旗やシールの作製、カタログやインターネットによる販売促進、業者の販路開拓を支援していく。<br />
伊徳では独自の取り組みで「おうちで楽しむ比内地鶏」を掲げ、比内地鶏の販売を強化する。25日から切り込み肉を通常の約半額の100㌘当たり198円で販売するほか、29日からは焼き鳥用や唐揚げ用セットの精肉、親子丼、地鶏入りマイタケご飯弁当を県内全22店舗に並べる。実施期間は10月末までを予定し、同社では精肉で5㌧の消費を目指すという。<br />
キャンペーンには、連絡協の会員団体や、福原淳嗣市長、伊徳の塚本徹社長らが参加。商品を試食し、福原市長は「関係者の気持ちを一つにすれば、コロナパニックを乗り越えられる。積極的に食べてほしい」と呼び掛けた。<br />
市も過剰在庫解消に向けた2事業を計画している。物産フェアへの出店など販売促進の活動費を補助。また、業者が在庫を小売店に安く販売した際、差額の一部を補助する。事業費は市の9月定例議会に追加提案する方針で、農政課は「10月から4割減産分の出荷が始まり、生産者に影響が及ぶ。在庫があると、通常の生産量に戻すことができないため早急に解消したい」としている。</div>
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2020-08-25T00:00:00+09:00
クマ被害が大幅増 鹿角市議会 産業建設委 電気柵補助申請は17件
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3660#block853-3660
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<div> 鹿角市議会は24日、3常任委員会を開き、このうち産業建設委員会(栗山尚記委員長)ではクマの出没状況、主要作物の作況などについて報告を受けた。子牛が食い殺されるなどクマによる被害は今月16日現在で57件あり、出没が少なかった前年同期に比べ25件(78・1%)の大幅な増加。クマ対策として、補助金を交付している電気柵設置の申請は17件となっている。<br />
目撃・被害通報は130件(前年同期84件)、このうち被害は57件(同32件)。前年に比べると大幅な増加となっているが、一昨年同期は通報が188件、うち被害が60件。被害は一昨年とほぼ同じ状況。<br />
クマ対策として、市は電気柵の設置に対し、費用の3分の1を補助している。本年度は17件の申請があり、前年度1年間の7件を上回っている。委員からは、「電気柵設置の環境を整えるため、補助率3分の1を引き上げることはできないか」との要望があった。花輪中の周辺に設置したクマが嫌がる忌避剤について、農林課は「今のところ効果が出ている」と報告した。<br />
通学路の安全対策について、委員から「クマが出没すれば、保護者にメールが送信されるが、その後、捕獲情報など安全面についての連絡がなく、保護者の不安は解消されない」と対応を求める意見があった。<br />
「かづの北限の桃」とリンゴの作況について、当局は「生育は平年より若干早く、結実も多く糖度も良好。病害虫の発生は少ない」と説明。平年以上の出荷量を見込んでいる。全国的には低温、長雨、日照不足の影響により、収量が低いため、市場価格は高いという。</div>
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2020-08-25T00:00:00+09:00
統合校名 「清鷹小」正式に決定 北秋田市臨時議会 感染対策など補正予算可決
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3659#block853-3659
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<div> 北秋田市の臨時議会は24日開会し、鷹巣中央と鷹巣南両小学校の統合校名を「清鷹小」とする条例改正案など議案3件を原案通り可決、閉会した。統合校名を巡っては市当局が当初3月に提案予定だったが、見送る事態が続き、来年4月の開校まであと約7カ月に迫る中、正式に決まった。<br />
議案は市立小中学校条例の一部改正案、一般会計補正予算案、財産取得案の3件。<br />
学校条例の一部改正案は、来年3月末で両校を統合し4月1日から「清鷹小」を設置するため、校名や所在地を条例に定めた。校舎は旧鷹巣南中(脇神字塚ノ岱)を改修して活用する予定。<br />
統合校名を巡っては、昨年11月に統合準備委が実施した投票(1世帯1票)で最多の「おさるべ」がいったん選ばれたが、今年1月に保護者らが再考を求める署名を市教委に提出。「猿」を連想させる名称に両校児童の大半も反対したため、6月に再投票(学区の住民1人1票)を実施した。最多得票の「清鷹」が選ばれた。この間、市は3月と6月の定例議会に提案するのを見送ってきた。<br />
臨時議会の質疑で山田博康議員は「決定に至る混乱は反省してもらわなければならない」と指摘。福岡由巳議員は今後も学校統合が計画される中で「再考したことが前例にならないか」と市教委の見解をただした。<br />
佐藤昭洋教育長は「(提案の)日程を遅らせたことについては深くおわびしたい」と陳謝した。「今後、校名変更があれば今回のことを踏まえ、しっかり対応したい」「前例になるとは考えていない」などと答えた。<br />
一般会計補正予算案は歳入歳出に1億5582万3000円を追加し、総額は280億8300万9000円となった。主な歳出は新型コロナウイルス感染防止策の一環で、市内の宿泊施設に体温測定カメラを導入する補助金や、市内小学校に猛暑対策のエアコンを整備する工事請負費など。<br />
財産取得案は市内の小中学生に貸与する「学習者用コンピューター」1428台を購入する内容。契約相手は東光コンピュータ・サービス北秋田営業所。契約額は7194万2640円(税込み)。</div>
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2020-08-24T00:00:00+09:00
新たに風穴2カ所 大館市田代 冷気の吹き出し確認 文献になく「観測継続」
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3658#block853-3658
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<div> 大館市田代地区の五色湖周辺で文献に記録のない「風穴」とみられる場所が新たに2カ所発見された。全国風穴ネットワーク幹事の鳥潟幸男さん(47)=大館市=らが調査を行い、石の隙間から冷気が吹き出しているのを確認した。鳥潟さんは「定期的に温度計測し、風穴の特徴を明らかにしていきたい」と話している。<br />
新しく発見した風穴は内町沢と四階の滝付近の2カ所。1カ所は五色湖から林道を北東に進んだ先にある。もう1カ所は五色湖から林道を北に進み、糸滝の手前にある四階の滝付近にある。<br />
鳥潟さんは田代地区の風穴を調査しており、今春、植生がまばらでガレ場になっている場所を見つけた。夏にかけて3回ほど温度を測定したところ、外気温と比較して明確に温度が低い状態だった。<br />
鳥潟さんは今月10日、田代岳案内人の会(吉田光伸会長)の会員6人に風穴を案内した。斜面に点在する穴から冷風が吹き出しているか確認。<br />
会員らは生い茂った葉を寄せながら石の隙間を調べ、蚊取り線香を穴の入り口に近づけて風の向きを調べ、温度計を置いた。煙が外側に押し出されており、内町沢で外気温が23・7度に対して冷気が10・1度、四階の滝で外気温が23・6度に対して冷気が7・9度であることが判明した。<br />
田代地区にはこのほか、茂屋方山、田ノ沢、萱刈山などにあり、過去の文献で紹介されている。現在は場所が分からなくなったものも含めて多数の風穴が集中している。案内人の会の渡部道雄事務局長は「今後も調査を続けてガイドに役立てていきたい」と語った。<br />
鳥潟さんは今後、田代地区と鳳凰山などで存在が確認されている風穴を定期的に温度計測する予定。「観測を継続して通年のデータを見た上で風穴なのかどうかの判断し、風穴だとすればその特徴はどんなものかを考察したい」と語った。</div>
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2020-08-24T00:00:00+09:00
「古代のハス」初開花 北秋田市 休耕田に6月移植 「新たな見どころに」
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3657#block853-3657
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<div> 北秋田市脇神のガイダンス施設・伊勢堂岱縄文館そばの休耕田に「古代のハス」が23日、今季初めて開花した。昨年8月、彫刻家の松田芳雄さん(大館市越山出身)から贈られた株を移植したもので、推定2000年前の古い品種。歴史を感じさせる大輪が新たな話題となりそうだ。<br>
松田さんは国内最大の総合美術展・日展で彫刻の審査員を務めた経歴を持つ。現在はアトリエのある長野県と本県を拠点に活動している。元教員で越山小学校長だった中嶋俊彦・縄文館長と交流があり、昨年夏に縄文館を訪問していた。<br>
中嶋館長によると、松田さんは世界遺産登録を目指す縄文時代の伊勢堂岱遺跡に関心を持ち「遺跡に付加価値を」と提案。後日、長野県内のハス栽培家から譲り受けた株五つを縄文館に送ってきた。「大賀ハス」と呼ばれ、推定2000年前の古い品種とされる。<br>
株を受け取った中嶋館長は遺跡敷地内で水利の良い移植先を探した。適地が見つからなかったため株を大事に保管して越冬。自ら所有する休耕田を浅く掘り、きれいな水を引いて4㍍四方の水場を2カ所並べて作った。そこへ6月上旬、小ケ田自治会有志と一緒に移植した。今春、ハスの種約1500粒も松田さんから届き、合わせてまいた。<br>
前日までつぼみだったというハスは23日早朝、2輪開花した。一輪の直径は約20㌢と大ぶり。淡いピンク色の花びらが風に揺れ、稲穂が育つ周囲の水田に映えていた。つぼみは十数個あり、2週間近くにわたって順次開花するとみられる。至近距離で観賞できるのも特徴的。<br>
中嶋館長は「根付くまで心配だったが無事に咲いてひと安心。将来的に遺跡のもう一つの見どころとして大切に育てたい」と話した。<br>
休耕田は縄文館から歩いて約5分。小ケ田生活改善センターの裏手に位置する。見学希望は縄文館(電話0186・84・8710)。</div>
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2020-08-24T00:00:00+09:00
「デカ盛り」をかき込む 大館の花善 鶏めしの大食い大会
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3656#block853-3656
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<div> 大館市の花善(八木橋秀一社長)は23日、御成町の同社駐車場で「第1回大食い大会」を開いた。看板商品「鶏めし」約8人前を詰め込んだ「デカ盛り鶏めし」を制限時間30分で完食できるかを競うイベントで、参加者は老舗の味を堪能しながら、胃袋の限界に挑戦した。<br />
新型コロナウイルスの影響で外出を自粛するムードの中、家族で鶏めしを楽しんでもらおうと、6月にデカ盛り鶏めしを発売。好評を記念し、大食い大会を企画した。<br />
デカ盛り鶏めしは味付けご飯1・6㌔、鶏肉甘辛煮280㌘、そぼろ卵、栗甘露煮など120㌘が入る。約8人前で総重量約2㌔となっている。30分以内で食べきれば料金が無料になるほか、オリジナルTシャツをプレゼント。失敗すれば4400円を支払う。<br />
午前、午後の2回行い、計15人が参加。水のおかわり自由、1回だけお茶漬け用のだしを利用できるルールで、開始とともに勢いよく鶏めしをかき込んだ。<br />
はじめは全員がスムーズに食べ進めていたが、10分を過ぎると箸が止まる姿がちらほら。「パパ頑張れ」と家族の声援を受けながら、苦しい表情を浮かべながらもラストスパートを掛ける参加者もいた。<br />
午前の部に参加し、あと茶わん1杯分とわずかに完食を逃した斎藤憲二さん(43)=大館市=は「とてもおいしいけれど飲み込みづらく、最後は味にも飽きてしまった。あと5分あれば完食できたので悔しい」と話していた。午前の部は完食者ゼロ、午後は7人中4人(女性1人)が完食した。<br />
さまざまなイベントが中止となる中、感染対策を採った上で開催した大食い大会は、地域住民の応援などで盛り上がりを見せ、久々に駅前が活気付いた。</div>
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2020-08-23T00:00:00+09:00
避難所運営マニュアル コロナ対策盛り込み改訂 大館市 避難者スペース2倍に
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3655#block853-3655
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<div> 大館市は、避難所開設・運営マニュアルを新型コロナウイルス対策を盛り込んで改訂した。避難所で避難者に確保するスペースをこれまでの「1人当たり3平方㍍」から、2倍の「6平方㍍」に変更。一般の避難者と感染が懸念される人との収容スペースを区分けし、30分に1回換気をするなど運営の手順を示した。市は「避難所内で密を避け、クラスター発生要因を極力解消し、安全な避難環境を構築したい」としている。<br />
市のマニュアルは東日本大震災を教訓に、2011年度に策定。災害時に避難所を開設・運営する際の職員の対応などをまとめたもので、新型コロナの感染防止対策を踏まえ、7月末に改訂した。<br />
改訂のポイントは、避難所における1人当たりのスペースをこれまでの3平方㍍から、6平方㍍に広げたこと。市危機管理課は「通常1人畳1畳分とされるが、市はこれまでも3平方㍍と広めに設定してきた。さらに2倍のスペースを確保し、密を防ぎたい」と話す。<br />
市の避難所は、公民館などの1次避難所12、学校などの2次避難所106、福祉避難所の計134。1人当たり3平方㍍のスペースを配置して、134カ所の収容人員は最大3万9915人。1人当たり6平方㍍をとっても、半数の1万9958人を収容できると見込む。県の地震被害想定調査では、市で震度6弱の地震が発生した場合の避難者は5340人と想定しており、危機管理課は「2次避難所を有効に活用することで、現在指定している避難所で十分に受け入れ対応ができる」と説明する。<br />
開設の流れは、玄関前などに総合受付を設置。発熱やせきなどの症状がある避難者を収容する専用スペース(教室など)と、一般の避難者のスペースを区分けする。一般の避難者と動線を分けるために、廊下に色テープで線を引くなど境界設定を行う。<br />
対応する職員は総合受付で検温を行い、18項目からなる「健康状態チェックリスト」を避難者に記入してもらう。「普段より熱っぽく感じる」「呼吸の息苦しさ、胸の痛みがある」など身体症状の項目で一つでも当てはまれば、専用の収容スペースに誘導する。避難中は人との距離を2㍍以上保つことなどを指示し、30分に1回、数分間窓を全開にして換気を行う。<br />
今後間仕切りや仮設トイレ、消毒液など避難所の感染対策用品や備品を整備する。改訂したマニュアルは公民館に配布し、危機管理課は「職員向けの研修会を開き、気をつけるポイントなどを説明しながら周知徹底したい」と話した。</div>
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2020-08-23T00:00:00+09:00
キャベツなど野菜高値 北鹿地方 豪雨や日照不足が影響
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3652#block853-3652
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<div> 九州や中部地方などで発生した「令和2年7月豪雨」の影響や日照不足による生育不良で、全国的にキャベツやレタスなど野菜の一部が高値で取引、販売されている。北鹿地方のスーパーでは、2~3割ほど高く販売されている品も。高値は今月いっぱいで落ち着く見通しだが、卸売業者や小売り担当者は今後の動向を気にしている。<br />
大館市青果魚類卸売(釈迦内)によると、7月中旬ごろから、豪雨被害を受けた長野県などの産地から出荷量が減り、高値が続いている。被害を受けていない産地でも時期をずらして出荷する〝リレー出荷〟がずれ込むなどの影響も見られる。21日時点の卸価格は、キャベツ(10㌔)が1000円~1500円で、例年より500円前後高い。<br />
スーパーなどでの販売価格も高値となっている。いとく大館ショッピングセンター(御成町)では、岩手県産のキャベツやレタスを、例年より2割ほど値上げし販売している。同店によると、大きな被害を受けていない産地でも出荷先が全国へ分散したり例年より長雨に見舞われた影響で、入荷量はやや少ないという。小売価格は、キャベツ(1玉)が200円、レタス(同)が200円ほどで例年より約50円高値。このほか、同様の理由で北海道産のじゃがいもが130円(1個)と通常の2倍となっている。<br />
畠山勝食品店店長は、「よく購入される野菜のため、上げ幅を抑えて販売している。今後は、需要の高い時期に野菜の高騰が当たらないか懸念が残る。需要と供給のバランスが難しい」と語る。8月いっぱいで高値はいったん落ち着くというが、「野菜、果物の価格は天候次第で変わりやすい」と気に掛けていた。</div>
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2020-08-23T00:00:00+09:00
ホップの収穫盛ん 大館市比内 爽やかな香り周囲に
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3649#block853-3649
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<div> ビールの原料となるホップの収穫が、大館市内で行われている。22日は時折青空がのぞく中で作業。作業員が高さ約5・5㍍のワイヤにはわせたホップのつるを鎌で切り落とすと、辺りに特有の爽やかな香りが漂った。<br />
ホップはビールの苦みや香りを生み出す。比内町東館地区の東部ホップ生産組合では、生産者3人が約3haで栽培。収穫は例年並みの20日に始まり、作業員がリフトに乗ってホップのつるを切り落とし、収穫センターに運んで摘花や乾燥作業を行っている。<br />
30人体制で作業にあたり、今年は20代の2人が加わった。吉原正組合長は「今年は雨が多かったが、ホップは水分を必要とする作物で生育は良い。作業員が年々高齢化する中、若手の力で作業が進んでいる」と話した。収穫作業は29日までの予定。<br />
同市では50年以上前からホップが栽培されてきたが、生産者が激減し、現在は比内町東館地区の3人と十二所沢尻の1人となっている。キリンビールに出荷される。</div>
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2020-08-22T00:00:00+09:00
緊密連携で対策推進 新型コロナ 県と市町村長会議 知事「秋冬に向け神経使う状況」
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3648#block853-3648
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<div> 全国的に感染が再拡大している新型コロナウイルス対策について県と市町村長が協議する会議が21日、県正庁で開かれた。国内の感染状況は春先を大きく上回り、専門家から「第2波」と指摘される規模となり、県内でも8月に入ってからクラスター(感染者集団)が発生するなど拡大傾向にある。佐竹敬久知事は今後の対策などを示し、「秋冬に向かって神経を使う状況が続く。緊密な連携で対策を講じていく」とした。<br />
25市町村の首長らが参加。感染の発生状況と医療提供体制、県民に向けた防止対策、地方創生臨時交付金を活用した対策などについて県の説明を踏まえて協議した。<br />
県内の感染状況は、3月上旬から4月下旬にかけて断続的に確認されたが、7月下旬まで3カ月近くは感染者ゼロの状態が続いた。今月になってJR東日本秋田支社バスケットボール部でクラスターが発生して感染者数の累計が急増。感染経路を特定できない事例も見られるようになった。<br />
県が設定した新型コロナ警戒レベルでは、今月に入ってからの感染拡大の状況は、都道府県をまたぐ不要不急の移動自粛や、地域や曜日など限定して不要不急の外出自粛を協力要請する「レベル3」に該当するが、県は病床の利用状況などから総合的に判断して「レベル2」としている。<br />
地方創生臨時交付金を活用した対策については、感染防止対策と経済の回復を2本柱として進める考え。感染拡大に伴うリモートワークの普及を踏まえた移住定住の推進や人材誘致などに取り組むとした。市町村長からは、感染者情報の開示の在り方や、感染拡大に伴う医療機関の減収対策などに関する意見が出された。<br />
佐竹知事は「秋から冬に向けて感染防止対策に神経を使う状況が続く。現場の声をいかに国に伝えていくかが重要。感染が長引くと経済への影響がより深刻化する。市町村との連携を密にして対策を講じていく」と述べ、引き続き対策の拡充を図る考えを示した。</div>
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2020-08-22T00:00:00+09:00
大館市と東北ビル管財 被害額など支払い和解へ 扇田病院着服事件訴訟 9月議会に関連議案
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3647#block853-3647
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<div> 2017年8月に発覚した大館市立扇田病院の外来診療費着服事件で、大館市が医事業務の委託業者・東北ビル管財(本社・大館市)と元会計窓口担当従業員に対し、連帯して1億516万円の損害賠償などを支払うよう求めた訴訟は、大館市と東北ビル管財との間で和解する方針であることが21日、関係者への取材で分かった。同社が市に、1億516万円に遅延損害金の一部を加えて解決金として支払う内容で、大筋がまとまった。市は9月定例議会初日に関連議案を上程する。<br />
訴状などによると、元従業員は東北ビル管財に所属して同病院の収納業務を担当していた10年7月から17年4月までの間、外来診療費の一部1億516万233円を着服したとしている。市側は同社に使用者責任が発生すると主張し、同社側は市に注意義務違反があったと反論してきた。<br />
訴訟は6月の第2回口頭弁論で結審した。地裁大館支部から和解の提案があり、両者が和解協議を進めることに応じた。これまでに計3回の協議を経て、同支部から和解案が示された。<br />
関係者によると、和解案は、同社が市に対し、被害額元金全額と遅延損害金の一部を解決金名目で支払う内容。9月定例議会に提出する関連議案が可決されれば、10月1日に同支部で予定されている協議での和解成立を目指す方針。<br />
市は「現時点で和解案の詳細についてお答えすることはできない」としている。<br />
一方、元従業員は業務上横領罪で懲役3年6月の実刑判決が確定している。和解協議には参加していない。</div>
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2020-08-22T00:00:00+09:00
「マタギもほほえむ」豪華御膳 内陸線のこぐま亭 地域の看板メニューに 毎週金曜日に提供
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3646#block853-3646
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<div> 秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市)が直営する「里山レストラン&カフェこぐま亭」で21日、新メニュー「秋田の里山 マタギの笑EMI(えみ)御膳」(税込み2800円)の提供が始まった。内陸の山間部を走る同鉄道の特色を生かし、山菜など旬の食材がふんだんに使われている。同社は「地域を代表する新たな看板メニューになってほしい」と期待している。<br />
7月にメニューを一新し、「里山」という店舗のコンセプトに合う看板メニューを創作していた。阿仁地区などで狩猟をなりわいとするマタギが食べたとされる地域の食材を活用し「マタギもほほえむ御膳」という意味で名付けた。<br />
メニュー構成は先付け、前菜、酢の物、揚げ物、煮物、ご飯、吸い物、デザートの和風8品にクロモジ茶。8月は「アユの天ぷら」や「紫米ナスのピリ辛田楽」など。山菜や野菜、キノコもふんだんに使われている。<br />
作ったのは嘱託社員の山田正彦料理長(61)=仙北市。神奈川県内のホテルなどで修行を積み、30歳代で帰郷し角館で飲食店を開業した経験も持つ。今回のメニューは、旬の食材と山の幸を掛け合わせた点が特徴という。<br />
同店ではこれまで1200円の定食が最も高いメニューで、2800円の御膳は同店になかった〝高価格帯〟の目玉商品にもなる。毎週金曜日の午後1時30分以降に5食限定で提供し、「時間に余裕のある人たちに楽しんでほしい」と同社。シニア女性層を意識して一品の量は少なく、品数は豊富にした。<br />
提供開始を記念し、この日は試食会が同店で開かれた。招かれた津谷永光市長は「味は最高。おいしい」と絶賛した。特に甘めに味付けされた「アミタケとミズのこぶ黄身おろし」が印象的だった様子。普段食べるキノコや山菜の料理は塩辛い味付けが多いため、今回の料理には工夫を感じたという。<br />
吉田裕幸社長は「おもてなしの幅が広がる。『御膳を食べに行きたい』と思ってもらえるメニューになれば」と話した。<br />
御膳は500円分の割引券がもらえるキャンペーンの対象メニュー。予約は観光案内窓口(電話0186・82・3666)。</div>
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2020-08-21T00:00:00+09:00
コロナ禍の地域を盛り上げたい 大館桂桜家庭クラブ 9月5日、12日 「桂桜カフェ」
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3645#block853-3645
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<div> 新型コロナウイルスの感染拡大が全国に広がり、地域経済にも影響が及ぶ中、地域の活性化、地産地消に一役買おうと大館桂桜高校(片岡俊仁校長)生活科学科・家庭クラブの生徒9人が、比内地鶏や県産の野菜を使用したメニューを考案した。地元特産品の魅力や新しい楽しみ方を発信するため、メニューを提供する「桂桜カフェ」を9月5、12日の両日、大館市大町のハチ公小径に期間限定でオープンする。</div>
<div> 地域における奉仕、ボランティアを通して社会貢献活動を行っている同校。本年度は生徒が足踏み式除菌スプレーやマスクを製作し、各施設に寄付するなど、生徒主体で多彩な活動を実践している。 <br />
カフェは、新型コロナの影響でイベントの中止やさまざまな活動が制限される状況が続く中、地域を盛り上げたいと同クラブの生徒たちが企画。同市の大町商店街振興組合(山城久和理事長)の協力を得ながらカフェを開き、多くの市民に来場してもらうことで、商店街の活性化につなげる狙いだ。<br />
メニューは比内地鶏をメインに、エダマメやキュウリなど地元産の食材を使用。5日は比内地鶏ランチプレート(中華おこわ、ゆず胡椒春巻き、卵入りポテトサラダ、鶏団子入りスープ)、12日は比内地鶏世界旅行プレート(トルティーヤ、夏野菜ガーリック炒め、台湾風卵焼き、鶏団子入りスープ)の日替わりメニュー(いずれも税込み600円)を提供する。<br />
生徒たちはメニューを考案した後、昨月下旬からオープンに向けて準備を開始した。日は店内の壁紙を張り替え、自ら製作した絞り染めののれんを飾った。店外に設置する看板は土木建築科の生徒が作るなど、学校全体で地域を盛り上げるために取り組んでいる。同クラブの因幡茜さん(2年)は「地元産の野菜と、比内地鶏を卵から肉までふんだんに使ったメニュー。桂桜生が工夫して考えた料理を地域の方々に振る舞い、喜んでもらえる機会にしたい」と意気込みを語った。<br />
開店は両日とも午前11時から。感染防止のため時間指定の予約制とし、来店人数を制限して開く。<br />
予約は同校で受け付ける。時間指定付き前売り券は前日までの受け取りが必要。申し込み、問い合わせは、同校の今川浩子教諭か木村朋子教諭(☎0186・59・6299、平日午前8時30分~午後4時50分)。<br />
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2020-08-21T00:00:00+09:00
大館市で今年最高の33・2度 厳しい暑さでプール盛況 20日の北鹿地方
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3644#block853-3644
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<div> 高気圧に覆われた影響で北鹿地方は20日、各地で今年一番の暑さとなった。秋田地方気象台によると、最高気温は大館市で33・2度(午後1時22分)を記録。各小学校では、暑さをしのごうとプールで水遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られた。</div>
<div> 気象台は同日、県内に高温注意情報を発表。▽水分のこまめな補給▽多量に汗をかいた場合の塩分補給▽冷房の適切利用と室温への留意―など熱中症対策を呼び掛けた。<br />
最高気温は北秋田市阿仁合で32・2度(午後1時)、鹿角市湯瀬で31・3度(同0時29分)など。各地で平年より1~5度ほど高く、3地点で今年の最高を更新した。<br />
大館市の各小学校は夏休み期間中とあって、開放しているプールには、午前中から児童たちが次々と訪れた。桂城小学校(根本光泰校長)では午前に69人、午後に27人が利用。水泳の練習をしたり、追いかけっこをしたりして、水しぶきを上げながら歓声を響かせていた。<br />
気象台によると、21日の県内は曇り時々晴れの予報。今後も晴れの日が多く、気温も高くなる見込みのため、引き続き熱中症に注意を呼び掛けている。<br />
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2020-08-21T00:00:00+09:00
幸稲荷神社祭典 ご神体が御旅所から還座 コロナ禍 一部変更も滞りなく終了
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3643#block853-3643
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<div> 鹿角市花輪の総鎮守、幸(さきわい)稲荷神社(奈良修自宮司)の祭典は20日、ご神体が谷地田町の里宮「御旅所(おたびしょ)」から東山の神社本殿に還座し、新型コロナウイルスの影響で一部内容の変更はあったものの滞りなく終了した。</div>
<div> 例年、5日間にわたる祭典は無病息災、悪疫退散、家内安全などを願って実施。16日にみこしの行列が市街地を練り歩く「御輿渡御(みこしとぎょ)」で始まり、後半の19、20日の2日間は祭礼ばやしを奉納する伝統行事「花輪ばやし」が行われる。<br />
しかし、今年はコロナ禍で花輪ばやしが取りやめに。御輿渡御も中止となり、16日は本殿を出発したご神体が、御輿ではなく自動車で御旅所まで移動した。<br />
19日は宵宮祭で花輪ばやしの奉納行事を実施。20日は神職や氏子総代ら十数人が参加し、還幸祭を執り行った。<br />
神事の後、ご神体を軽トラックに乗せ、本殿に向けて出発。例年は20日の「朝詰め行事」に合わせて御輿を奉安している新田町の「枡形(ますがた)」で折り返し、赤鳥居を経て本殿に入御、鎮座した。<br />
氏子総代会の大里恭司会長は「幸稲荷神社は地域の鎮守で、住民のよりどころにもなっている。コロナ禍の中にあっても神社祭典が実施できてよかった。来年は通常通りできると思う」と期待を込めた。<br />
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2020-08-20T00:00:00+09:00
内陸線 4年ぶり新人運転士 大館市の佐藤さん免許取得
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3642#block853-3642
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<div>昨年5月に秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市)へ入社した大館市池内の佐藤憲一さん(40)が7月、列車の運転免許を取得した。同社の新人運転士の誕生は4年ぶり。運転士として新たな道へと〝出発〟し、「乗客を安全に目的地へ送り届けたい」と意気込んでいる。</div>
<div> 佐藤さんは旧大館工業高校電気科を卒業し、地元の自動車学校で指導員などを勤めた。転職先を探している際に同鉄道の求人を見つけ、子どもの頃にひそかに憧れていたという列車の運転士の仕事に、「自分の好きなことができる」と思い応募した。</div>
<div> 入社後は車掌見習いとして仕事を覚えながら、鉄道の運転免許試験にあたる「動力車操縦者試験」を受験するため、勉強に励んだ。仕事と両立して鉄道に関する法令や運転理論、車両の構造などを学んでいった。</div>
<div> 今年3月の筆記試験と適性検査を通過し、6月の技能試験も合格。国土交通省東北運輸局によると、試験は年2回実施しており、佐藤さんと同じ日程の試験で東北の鉄道5社に新人運転士計7人が誕生した。</div>
<div> 試験への合格を知り、喜ぶ気持ちとともに「大勢の乗客を安全に目的地まで届ける仕事への責任感を抱いた」。合格後は先輩運転士の指導を受けながら習熟運転を繰り返し、先月下旬から1人で運転業務にあたっている。</div>
<div> 運転は天候や車両編成、乗客数によってブレーキのかけ方も変わってくるといい、「先輩たちはひょうひょうと運転をこなしていたが、実際にやってみると難しく奥が深い」と実感した。今後は「先輩たちにもきちんと認めてもらえるような運転士になりたい。経験を積み、会社や地域に貢献していきたい」と話していた。</div>
<div> 同社の齊藤伸一運輸部長は「お客さまの信頼を得られる運転士を目標に頑張ってほしい」と期待を寄せた。</div>
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2020-08-20T00:00:00+09:00
大館商工会議所 「0円」で店舗を改装 客目線で選びやすく
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3641#block853-3641
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<p> 大館商工会議所は、お金をかけずに店内のレイアウトを変更し、集客や売り上げ増につなげる「チャレンジ店舗改装」を始めた。19日はモデルケースとして、大館市大町の山城運動具店(山城久和代表)の店内を改装。改装前よりも通路を広くして動線を見直すなど、客目線を優先。山城代表は「今までは考えつかないレイアウト。購入のきっかけづくりにつながる」と手応えを感じている。</p>
<div> 改装に協力したのは、県よろず支援拠点のチーフコーディネーター、加藤剛さん(59)。加藤さんは2014年から鹿児島県のよろず支援拠点で販売促進事業などの成果を上げ、改装に関わった奄美市の名瀬町商店街は中小企業庁2019商店街30選に選ばれた。昨年6月に本県のチーフコーディネーターに就任し、県内の店舗改善に取り組んでいる。北鹿では鹿角市で4店舗に関わり、大館市では初めて。</div>
<div> 改装前の店内は、スペースをほぼいっぱいに使って商品を陳列していたが、南側に幅1・8㍍の通路を設けたほか、ハンガーに掛けていた商品を机に並べて立体感を出したり、レジ周辺を広くして客とのコミュニケーションを取れるスペースを確保するなど、客目線で商品を選びやすい環境を整えた。</div>
<div> また、売り上げの中心となる野球、ラケットスポーツ、水泳などの商品は壁面を使って見やすく展示。需要が増えている自宅でのトレーニング用品は1カ所にまとめ、関連性も持たせた。</div>
<div> 作業は従業員や同会議所の職員らで行い、5時間ほどでおおまかな形を仕上げた。山城代表は「動線がはっきりしたことで目的のものだけではなく、通りすがりの商品も見ることができ、購入のきっかけにつながる。配置を変えただけでこんなに印象が変わるのかと、びっくりしている。ぜひ、ほかの店舗も挑戦してほしい」と話していた。</div>
<div> 同会議所では改装を希望する事業所の相談を受け付けている。この日は見学に訪れる会員の姿も見られた。加藤さんは「お客さんはいろいろなものを見て感度が高くなっている。昔からの店が若い人の感覚に付いていけないのも商店街衰退の理由の一つ。これはあくまでスタートラインで、新しいステージからどんどんステップアップしてほしい」と期待していた。</div>
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2020-08-20T00:00:00+09:00
5000円の宿泊券 大反響、応募1万人超 小坂町 受け付け終了
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3640#block853-3640
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<p> 小坂町が募集した5000円分を助成する宿泊券は、秋田、岩手、青森3県から1万1085人の応募があった。「反響は予想以上に大きかった」と町は話している。募集枠に達し、受け付けを終了した。</p>
<div> 新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んでいる宿泊業の支援策で、十和田湖畔を中心とした町内宿泊施設の利用を促進するのが大きな目的。7月16日の町議会臨時議会で予算化し、同20日から募集を始めた。</div>
<div> 対象は北東北3県の在住者で、5000円分の宿泊助成券を発行する。1人2枚まで可能。秋田、青森、岩手3県で発行されている新聞に広告を掲載するとともに、町のホームページなどでPRした。</div>
<div> 申し込みのはがきは役場に続々と届き、7月末で第1次申し込みを締め切った。この時点の応募は9775人で1万人に迫る勢い。抽選の結果、2993人の当選者を決め、引き続き第2次募集を行った。8月15日で締め切り、申し込んだのは1310人。合わせて1万1085人の応募となった。第1次抽選で落選した人を含めて第2次抽選を行い、511人の当選が決まった。</div>
<div> 応募者の県別は、秋田7515人、岩手2304人、青森1266人。本県が7割弱を占めた。申し込み状況について、町観光産業課は「反響は予想以上に大きかった。十和田湖は北東北の真ん中に位置しており、3県を対象に募集したのが大きな要因ではないか」と分析している。当選者だけではなく、落選者に対しても、20日以降、順次通知する。</div>
<div> 宿泊券の有効期間は11月30日まで。同課は「抽選で外れた人も、どうか十和田湖に足を運んでほしい」と話している。</div>
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2020-08-19T00:00:00+09:00
校舎ににぎやかな声 鹿角市 小中学校で2学期始まる
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3637#block853-3637
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<p> 鹿角市の小中学校11校で18日、2学期がスタートした。臨時休校に伴う授業日数の確保で休みが1週間短縮されたり、外出を控えたりと例年とは違う夏となったが、校舎には児童生徒のにぎやかな声が再び響いた。<br />
このうち八幡平小学校(村方聖紀校長、児童160人)で行われた始業式では代表児童3人が夏休みの思い出と新学期の目標を発表。「海に行って水中眼鏡を付けて潜ったらキラキラした魚がいてきれいだった」「元気でよく走り回る猫を飼った。猫と遊ぶ時間が楽しい」などと思い出を語った。一方で、コロナ禍で少なくなった行事に触れる児童も。阿部圭晃(よしあき)さん(5年)は「今年は行事が少ないが、マラソン大会、学習発表会など積極的に取り組み、2学期を楽しみたい」と抱負を述べた。<br />
村方校長は「皆さんが元気に登校し、2学期をスタートさせることができうれしい。引き続きコロナに気を付けた生活で、いつもとやり方が違うかもしれないが、それぞれ目標を決めて頑張る姿を見せてほしい」と呼び掛けた。<br />
外出を控えたためか、こんがりと日焼けした児童は少なめ。式後児童は宿題を提出し、工作を紹介し合った。<br />
小坂小中学校は20日再開する。</p>
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2020-08-19T00:00:00+09:00
友好関係の深化確認 常陸大宮市長 大館市長を表敬訪問 高校生交流も提案
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3639#block853-3639
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<p> 大館市と友好都市協定を結ぶ茨城県常陸大宮市の鈴木定幸市長が18日、大館市役所に福原淳嗣市長を表敬訪問した。協定締結5年目を迎え、友好関係を深化させていくことを確認するとともに、高校生同士の複数年にわたる交流など新たなプロジェクトへの取り組みを申し合わせた。<br />
常陸大宮市は、江戸時代に大館城主となった小場氏(佐竹一族)の出身地。両市は2014年7月に災害時の相互応援協定、15年10月に友好都市協定を締結した。<br />
4月の選挙で初当選した鈴木市長が大館入りするのは初めてで、河西徹産業観光部長ら職員4人も同行。大館側は福原市長や名村伸一副市長、小畑淳議長らが応対した。<br />
鈴木市長は工業団地や秋田杉、米代川に関心を示した上で「空港や高速道路などインフラ(社会基盤)に恵まれている」と語り、新型コロナウイルスの対応や医療体制についても意見を交わした。<br />
常陸大宮高校と大館国際情報学院高校の交流を図り、地域資源を活用した商品を共同開発して協定10周年に発売することが提案され、福原市長は「面白い」と応じた。本年度はコロナ禍のためリモート(遠隔)形式で情報交換し、2年目以降に両市の地域イベントに相互出展するなどして商品化を目指す。<br />
この後、一行はニプロハチ公ドームパークセンター内の観光交流スポーツ部や大館商工会議所、国重要文化財・大館八幡神社を視察。19日は観光交流施設・秋田犬の里を訪れ、帰県する予定。</p>
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2020-08-19T00:00:00+09:00
御嶽山(長野)に防災シェルター 東光鉄工(大館市) 国手引き対応は全国初 王滝登山道が解禁
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<p> 機械製造・鉄工加工の東光鉄工(大館市、菅原訪順社長)が開発した鋼製の噴石避難用シェルター「TOKO防災シェルター」が、長野県の御嶽山王滝頂上山荘敷地内に設置された。2014年の噴火を受けて開発した製品で、国の手引きに対応した鋼製シェルターの設置は全国初。これにより、約6年ぶりに王滝山頂への登山が可能となった。<br />
防災シェルターは幅2・5㍍、全長5・2㍍、高さ2・1㍍で収容人数は30人程度。重さは2・5㌧。屋根材は凹凸状に成形した鋼板(デッキプレート)を同社独自の技術でアーチ状に曲げ、山間部の傾斜に設置できる形状、収容人数に合わせたサイズ等の自由設計を可能にした。シェルターは組み立て式のため、部材を小型ヘリコプターで輸送できる。設計価格は参考で685万円。<br />
14年9月の御嶽山噴火で多くの犠牲者が出たことを受け、「登山者の命を守る」ことをコンセプトに開発を進め、翌年に完成。15年度に内閣府が発行した「活火山における退避壕等の充実に向けた手引き」に対応した鋼製シェルターの設置は全国初の事例となる。納入先の王滝村が昨年月に設置した。<br />
10日の山の日に先立ち、1日の御嶽山王滝口登山ルート規制解除に合わせて公開。防災対策を講じたことで噴火以来、約6年ぶりに王滝山頂への登山が解禁された。<br />
ドーム事業部の伊藤康仁事業部長は「国内には活火山がたくさんある。登山者が安心して登れるように設置を進めていけたら。今後は壁付きのシェルターなど、さまざまな要望に対応していきたい」としている。</p>
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2020-08-18T00:00:00+09:00
宿泊施設 お盆の利用客は低調 帰省自粛やイベント中止で 例年に比べ8割減も 大館
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3636#block853-3636
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<p> 新型コロナウイルスの感染拡大や帰省自粛の影響で、大館市内の宿泊施設ではお盆期間の利用状況が低調となった。今年の宿泊客数は「例年の7~8割減」という声もあり、一時は回復傾向が見られたが厳しい状況が続く。政府の観光支援事業「Go To トラベル」については効果を実感する施設がある一方、県プレミアム宿泊券の活用は「(一部地域・施設に)偏りがある」との意見もあり、同市では恩恵が乏しいのが実情のようだ。<br />
大館市中心部のホテルでは、13、14日の利用客数が「例年の約6割減」というほど落ち込んだ。通常であればお盆は帰省客による需要も多いが、各自治体の帰省自粛要請などで「(感染拡大地域からは)帰ってこられないだろうし、今年は予約があまりなかった」とこぼす。緊急事態宣言が解除された5月以降は客室の利用単価を下げ、徐々に客足が戻っていた。「県外からのビジネス客も目立つなど、例年と変わらないくらいまで回復していたが…」と話す。<br />
同市北部の温泉宿では、お盆期間の客数が例年に比べて7~8割も減少。県内外での夏祭りの中止が大きく影響した。「Go To トラベル」で関東、関西から訪れる客もいるが、各日とも数部屋しか埋まらなかったという。担当者は「宴会のキャンセルも続いている。温泉の常連客も来ないなど壊滅的」と嘆く。<br />
大館市旅館組合によると、一部の施設では8月に入ってから、「Go To トラベル」の影響で「ようやく客足が戻りつつある」との傾向も見られる。「どこまで続くか予想が難しいが、このまま良い流れが続いてくれれば」と期待する。<br />
一方、市内で県プレミアム宿泊券を利用する人は少なく、効果には地域差や偏りがあると感じている。「十和田湖、八幡平、田沢湖など観光地周辺の単価の高い施設で利用されることが多いようだ。市内での利用頻度は多くない」とみている。<br />
大館市長倉の大館グリーンホテルは例年、8月初めからお盆にかけて県内外の夏祭りの中継地点として宿泊する人が多いほか、帰省客の利用も目立ち、連日満室の日が続く。しかし、今年の客数は「人の動きがなくなったことが大きく、例年の3割減」という。「Go To トラベル」を活用して予約する人は増えているが、県プレミアム宿泊券の利用客は「これまでに数えられるぐらい。恩恵は大きくない」のが現状だ。感染防止対策に気を配る中で、安冨謙二総支配人は「来てもらわないと困るが、来てもらっても困ってしまう。早く今まで通りの日常が来ればいいが…」と複雑な心境をのぞかせた。</p>
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2020-08-18T00:00:00+09:00
幸稲荷神社 祭典始まる ご神体 御旅所に鎮座 神輿中止で車移動
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<p> 鹿角市花輪の総鎮守、幸(さきわい)稲荷神社(奈良修自宮司)の祭典が16日始まった。今年は新型コロナウイルスの影響でみこしの行列が市街地を練り歩く「御輿渡御(みこしとぎょ)」が中止となったため、本殿を出発したご神体が御輿ではなく車で移動し、谷地田町の里宮「御旅所(おたびしょ)」に鎮座した。<br>
同神社は花輪市街地の東3・5㌔に位置。地元で「産土神さん」と呼ばれ、厚い信仰を受けている。5日間にわたる祭典は、16日の御輿渡御で始まり、後半の19、20日に祭礼ばやしを奉納する伝統行事「花輪ばやし」が行われる。<br>
例年、御輿渡御は、神社への参詣口である組丁「赤鳥居」前で神明社の神輿と合流。神職、氏子らに守られながら、大太鼓の列を従えて練り歩く。住民は供物を手に一行を出迎え、豊作や家内安全、商売繁盛などを願って拝礼する姿が見られる。<br>
しかし、今年は新型コロナ感染防止のため渡御は中止となった。<br>
この日は氏子総代ら約20人が参加し、本殿で例祭、神幸祭の神事を行った。この後、桐(きり)箱に収めたご神体を軽トラックに乗せ、計5台の車列を組みながら御旅所に向けて出発。このうち2台は大太鼓で、新田町と東山の若者が勇壮に打ち鳴らした。赤鳥居付近から氏子総代が降車し、商店街をゆっくりと歩いて進みながら御旅所に到着した。<br>
奈良宮司は「人が密集するので御輿渡御を行うのを諦めた。代わりの方法を考えたが、車を使ったのは初めてだと思う」とし、新型コロナについて「終息を毎日祈願しているが、祭典でも祈りたい」とした。<br>
また、花輪ばやしの中止について「現状だとやむを得ないこと。神事が進められるだけいいと思っている。祭礼ばやしであることを忘れないでいただければ」と話した。<br>
御旅所では19日の宵宮祭で花輪ばやしの奉納行事、20日に還幸祭を行い、ご神体が本殿に還座する。</p>
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2020-08-18T00:00:00+09:00
両手で大物「やった」 北秋田 魚のつかみ取り大会 「史上最大」1500匹放流
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3634#block853-3634
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<p> 「史上最大」と銘打った魚のつかみ取り大会が16日、北秋田市米代川河川公園で開かれた。小中学生ら約120人が参加し、放流されたニジマスやイワナを捕まえていった。<br />
市子ども会育成連合会(湊屋啓二会長)と鷹巣漁業協同組合(同組合長)が主催。河川愛護や自然と共生する心を養うとともに、夏休みの思い出をつくってもらおうと毎年開催している。<br />
魚のつかみ取り大会としては県内最大規模の放流量だといい、今回はニジマスやヤマメなど1500匹を用意。北秋田市を中心に大館市や横手市から訪れた参加者120人が保護者らと共に会場に集まった。<br />
参加者同士の距離を保つため、学年ごとに8回に分けて実施。特設のいけすに大小さまざまの魚が放たれると、参加者は歓声を上げた。合図とともに水しぶきを上げながら魚を追い、素早い動きに苦戦しながらも捕まえると「やった!」と笑顔を見せていた。50㌢近い〝大物〟のニジマスも放流され、参加者は逃げないよう両手で抱えるとビニール袋を手に待つ家族の元へ駆けていった。</p>
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2020-08-16T00:00:00+09:00
ウィズコロナの取り組み後押し 事業継続へ4支援策 大館市 テレワーク、BCP普及へ
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<p> 大館市は、新型コロナウイルスの影響を受ける事業者の事業継続支援として、4事業を創設した。テナント家賃等補助金のほか、事業継続力強化事業としてテレワークなどを推奨する「ICT(情報通信技術)設備導入支援事業」、緊急事態に備えるための「BCP(事業継続計画)策定支援事業」、感染症予防対策の経費を補助する「新しい生活様式に対応した店づくり」の三つを進め、アフターコロナを見据えた取り組みを後押しする。<br />
市の新型コロナ関連の支援策は、これまで拡大防止協力金、事業継続応援金、融資制度の創設など、売り上げが減少した事業者の救済を中心に行ってきたが、商工課によると今回の事業継続力強化事業は売り上げに関わらず、「アフターコロナ」「ウィズコロナ」の時代を生き抜くための設備の導入を支援する。<br />
ICT設備導入支援事業は、テレワーク、非対面型ビジネスを始めるために必要な情報通信設備、テレビ会議システムの導入費、勤務地の改修費などの経費2分の1を補助する。上限は100万円。対象は市内に事業所を有する事業者で、申請期間は来年2月26日まで。キャッシュレス決済、人工知能(AI)店員設置なども設備の対象となる。<br />
BCP等策定支援事業は、対象経費の2分の1、最大50万円を補助。BCPは企業が災害や感染症などの緊急事態に遭遇した場合、被害を最小限にとどめ、事業継続・早期復旧を可能とする事業計画。策定することでスムーズな資材確保、素早い従業員の安否確認、取引先からの信用度アップなどのメリットがある。申請は来年2月26日まで。<br />
新しい生活様式に対応した店づくりは、秋田犬ツーリズムが発行する「感染症対策取り組み事業所ステッカー・ポスター」を受けた事業者が対象。換気改善目的の窓設置費、アクリル板、空気清浄機等の購入費を補助するもので、1店舗につき上限20万円(対象経費から2万円を控除)。4月1日から10月31日までに発注し、来年1月31日までに設置・導入・支払いが完了する経費が対象となる。<br />
テナント家賃等支援事業は、国の家賃支援給付金の対象にならず、2月以降のいずれかの月の売上高が前年同月比20%以上減少している事業者などが対象。1事業者につき3カ月相当分の補助があり、家賃5万円以下は7万5000円、5万1円以上10万円以下は15万円、10万1円以上は21万円。申請は来年2月26日まで。<br />
4事業の問い合わせは商工課(電話0186・43・7071)。</p>
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2020-08-16T00:00:00+09:00
Uターン 今年はラッシュ無し!? 東北道や道の駅 例年の混雑見られず
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<p> お盆をふるさとで過ごした人たちのUターンが15日、本格化した。新型コロナウイルス感染症予防のため首都圏などからの帰省者が減少し、例年の混雑は見られなかった。<br />
県内で渋滞はなく、サービスエリア(SA)の売店なども例年のような混雑は見られなかった。鹿角市の花輪SA(上り)に立ち寄った青森県の50代の男性は「お盆休みは障子の張り替えなどして家で過ごした。ここまでは渋滞もなく順調」と話し、盛岡を目指して出発した。花輪SAの小毛利英敏店長によると、店内は換気など新型コロナウイルス感染症対策をしているが、店内での食事を避ける利用者もいるという。15日昼をUターンのピークと見込んでおり、「利用客は例年の3割くらいで、県外ナンバーも少ない」と語った。<br />
道の駅かづの・あんとらあでは帰省客らが土産を選ぶ姿が見られた。執行役員兼営業部長の清水涼太さんは「団体客がキャンセルでほとんどない状態。利用者は例年と比べて半分ほど」と嘆いた。青森県から鹿角に孫と訪れた60代の女性は「13日に墓参りし、14日から鹿角で宿泊した。道路の混雑などはなかった」と話した。<br />
秋北バス(本社・大館市)によると、この日の東京行きの深夜便は増発なしの2台で運行。16日も2台で運行する予定。全日空によると15日現在、17日までの大館能代空港発羽田行きの午前、午後の各便は残席のある状態。</p>
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2020-08-16T00:00:00+09:00
女性消防士になろう! 大館市消防 PR動画を公開中 「現役」のインタビューも
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<p> 女性消防士の募集に力を入れている大館市消防本部が、受験者増加につなげようと制作したPR動画が完成した。5分42秒で、消防士に憧れた女の子が女性消防士になるというテーマ。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開しており、同本部や市のホームページからも視聴できる。現役職員のインタビューも盛り込み、仕事のやりがいや魅力を伝えている。<br />
同本部は2018年度から、ハード・ソフト両面で女性消防士採用に向けた取り組みを本格化。消防庁舎2階を改修して「女性用仮眠室・更衣室」を整備し、女性向けの体験型就職説明会も始めた。19年度には同市初の女性消防士が1人誕生、20年度もさらに1人が採用された。<br />
21年度は社会人経験者らも含めて、県内外から広く受験者を募ろうと県外での就職説明会を計画していたが、新型コロナウイルスの影響で断念せざるを得なくなった。このため、インターネットを活用したPR方法に切り替え、動画を制作することにした。国のモデル事業の補助金を活用した。<br />
動画は子どもたちが消防署を見学する場面から始まり、救急出動や実際の訓練の様子も映した。現役の女性消防士2人のインタビューも盛り込み、男性の視点から見た女性の強みなども紹介している。畠山一則消防長は「一人一人が消防士として輝き、女性も自信を持って働くことができる職場を目指す。使命感を持った女性消防士を広く求める」と述べている。<br />
3日からユーチューブで公開。県の就活情報サイトからも視聴できるようにする予定。同本部消防総務課は「動画を見てもらい、消防を身近に感じる女性が増え、消防士を目指すきっかけとなることを期待する」としている。<br />
消防士を含む高卒程度の市職員採用試験は、20日まで受験申し込みを受け付けている。受験要項は市役所職員課、同本部で配布している。問い合わせは同本部(電話0186・43・4152)。</p>
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2020-08-15T00:00:00+09:00
「プチプチ」の川上産業 大館市にオフィス新設 一町田さん(大館)自らテレワーク提案
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<p> 緩衝材の「プチプチ」を製造する梱包(こんぽう)資材メーカー、川上産業(本社・東京、安永圭佑社長)が、大館市のサテライトオフィス事業を活用して御成町のわっぱビルヂング内にオフィスを新設した。勤務する一町田玲奈さん(31)=東京都出身=は結婚を機に一度退職し、同市へ移住したが、培ったスキルを無駄にしたくないと、テレワーク勤務を同社に提案。新型コロナウイルス感染拡大の影響などで理解が進み、新設に至った。一町田さんは「同じ境遇の人がいたら、こういう働き方もあると働き掛けたい」としている。<br />
新卒で同社に就職した一町田さんは、2017年に結婚して退職し、夫の義軌さん(32)の実家がある大館市に移住。19年に産休の社員の助っ人として復職し、1年間東京に単身赴任した。移住当初はほかの仕事も経験したが、業務内容が合わず、体調を崩すこともあった。大館に戻ることになって再び選択に迫られた時、「私たちの世代は就職氷河期と言われた時代。本当に苦労して入社し、長く勤めた会社を辞めなければいけないのは、すごく悔しかった」と、退職時の思いが込みあげた。<br />
大館市の移住者からの紹介で、多様な働き方を実践する企業や個人の誘致を支援し、家賃補助などを行うサテライトオフィス事業の存在を知り、同社に企画書を提出した。東京五輪や新型コロナの影響で、在宅勤務、時差出勤など新しい働き方が浸透してきたタイミング。同社の「せっかく育てたのにもったいない」という人材確保の観点などが合致し、提案を受け入れてくれた。<br />
同事業で企業がオフィスを新設したのは5社目。7月30日からMARUWWA(マルーワ)のシェアオフィスで業務に当たっている。担当は本社の営業事務で、本社にかかってきた電話をスマホに転送してもらうなどし、受発注を管理。東京にいる時とほとんど変わらず仕事ができている。営業は在宅勤務に向かない仕事とされるが、一町田さんによると、リモートで感情が伝わりにくいこともあるが、その分、見積もりを出すスピードが速くなるなどのメリットもあるという。<br />
オフィスでできる仕事であれば、業種を問わず地方でもテレワークが可能な時代に入った。一町田さんは「結婚や親の事情で仕事を辞めなければいけない人、自分と同じ境遇の人にこういう働き方もあると、働き掛けていきたい。大館で働けることになった恩返しを含め、協力していきたい」と話している。</p>
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2020-08-15T00:00:00+09:00
北秋田 旧長岐家住宅を一般公開 地域住民持ち寄り 大正、昭和の写真展も
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<p> 北秋田市七日市の県指定有形文化財「旧長岐家住宅」で14日、邸内の一般公開が始まった。地域住民が持ち寄った大正から昭和にかけての写真も展示している。いずれも15日まで。<br />
長岐家は江戸時代初期から旧七日市村の肝いりを務め、村の発展に尽力した。邸宅は小高い築山や庭園に囲まれ、1830年に建築された「本屋」が現存している。<br />
一般公開は、地域活性化を目指して活動に取り組む「おさるべ元気くらぶ」(長岐直介代表)が、例年5月の大型連休中とお盆期間に実施している。今年は新型コロナウイルス感染防止で春は中止したため、今回が本年度初の一般公開となった。<br />
公開初日は午前中から続々と来場者が訪れた。夏休みの自由研究のために訪れた親子が邸内を見学したり、長岐代表から長岐家の歴史を教わったりして地域について学んでいた。<br />
今回は地域住民に協力を呼び掛け、家庭に残る昔懐かしい写真を展示。出征時に家族で撮影した記念写真や、地域のさなぶり運動会、旧七日市小学校前で撮影した写真など計28点が並び、来場者は写真を眺めながら昔に思いをはせていた。<br />
入場無料。時間は午前10時から午後3時まで。</p>
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2020-08-15T00:00:00+09:00
夏彩る黄色いじゅうたん 小坂町 大地地区でヒマワリ満開 守りたい秋田の里地里山50
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<p> 小坂町の大地地区で2haの休耕田に植栽されているヒマワリが、見頃を迎え、一面に黄色の大輪が咲き誇っている。<br />
大地自治会(小舘康弘会長)が2015年から、「地域を元気にしよう」と取り組んでいる。約2haの休耕田を利用し、6月上旬に作付け、住民全員で草取り作業をし協力して育てている。<br />
大地橋を渡って集落に入ってから自治会館周辺までヒマワリが続く。今年は雨の影響で花は小ぶりというが、一面黄色いじゅうたんが広がっている。10月上旬には住民が収穫し、町内の搾油施設でヒマワリ油を作る。<br />
小舘会長は「高齢化が進むと、個人で耕作を続けるのは難しくなる。地域みんなで農地を守る取り組みが重要」と話す。福祉施設の入所者などが見学に訪れるという。<br />
同自治会は地元企業と協定を結び、草刈り作業などを共同で進めているほか、自治会内の除雪を自ら行っている。県の「守りたい秋田の里地里山50」の認定を受けている。</p>
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2020-08-14T00:00:00+09:00
7月の観光文化施設 無料化の効果絶大 北秋田市 前年同期から大幅増 遊覧船は4・6倍に
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<p> 新型コロナウイルスの緊急経済対策として北秋田市が利用料を無料化した市内観光文化施設で、7月の来場客数が前年同期の2~4倍という大幅な伸びを見せている。緊急経済対策室は「無料化で増えると予想していたが、これほど効果が出るとは」と驚いている。<br />
無料化は「北秋田市が誇る観光文化施設無料招待事業」の名称で7月1日から8月末まで、森吉山阿仁スキー場など6施設で実施している。感染拡大に伴う需要減少で収入が落ち込んだ観光事業者の経営安定化などを図る目的で、無料化した利用料分を市が各事業者に補助する。事業費は1586万円。<br />
最大の特徴は来場者は誰でも無料という点。中でも森吉山阿仁スキー場のゴンドラ(大人1人往復1800円)、太平湖の遊覧船(同1500円)は家族連れやグループ客にとって無料化の利点が大きく、市外からも客が詰めかけている。<br />
対策室によると、無料化から1カ月が経過した今月3日時点で森吉山阿仁スキー場は6462人がゴンドラを利用した。前年同期(3219人)に比べ3243人増え、倍増した。伸びがひときわ大きいのは遊覧船。1140人増の1451人が乗った。前年同期の4・6倍だ。<br />
他の4施設も▽大太鼓の館=2317人(1300人増)▽マタギ資料館=589人(323人増)▽くまくま園=4630人(2393人増)▽伝承館・異人館=811人(431人増)と倍増した。<br />
6施設の合計は1万6260人。訪日外国人客(インバウンド)でにぎわった前年同期より8830人増えた。市民があらためて訪れたほか、7月後半の4連休に秋田市などから大勢来場した。<br />
無料化前の4~6月は人出が減少傾向だった。8月は感染再拡大の影響で帰省客が少なく、対策室は「年間を通して来場客数がどう推移するかまだ見通せない」と分析する。無料化による来場がきっかけで各施設の魅力が広く伝わることを期待し「コロナが収束した際、再び足を運んでもらいたい」としている。<br />
ゴンドラは17日から9月末まで平日休みで、運行は土日・祝日限定になる。</p>
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2020-08-14T00:00:00+09:00
墓参り関連は堅調 北鹿の大型店 帰省自粛のお盆商戦 食品の需要に変化
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<p> 新型コロナウイルスの影響で帰省自粛の動きが広がる中、北鹿地方もお盆を迎えた。客足や客単価の減少が予想された大型店では、墓参り関連商品が例年通り順調な売れ行きを見せた。一方で食品は、大人数用から少人数用に需要が移るなど変化が見られる。土産品販売の低迷も見込まれ、各店は新たなニーズを取り込もうと対応を模索している。<br />
大館市大田面のイオンスーパーセンター大館店では当初、帰省客が約6割減少すると見込んでお盆期間の来店客数への影響を懸念していたが、ふたを開ければ客数は「若干の減少」という。藤川慎一郎店長は「首都圏ナンバーの車はほとんど見当たらないが、地元や北東北から変わらずに来店がある」と話す。切り花や供え物の菓子、果物など墓参り関連商品の売れ行きは「例年並みだった。地元客の需要が根強い」としている。<br />
一方で、食品の需要には変化が見られる。例年のお盆はすし、刺し身、総菜、オードブルの4~5人前が売れ筋だが、今年は帰省客減を見込んで用意した1~3人前を中心に売れている状況だ。<br />
コロナ禍で、家庭用の大型プールや自宅で遊べるおもちゃ、バーベキュー用品といった新たなニーズも生まれている。「食品はさまざまな価格帯、質の高い商品を提供したい。旅行ができない状況なので、各地の土産品も用意した。今後も見据えて新たな需要に対応していきたい」と考えている。<br />
大館市御成町のいとく大館ショッピングセンターでも同様に、墓参り関連商品の売れ行きは堅調。畠山勝食品店長は「需要は例年並みだった」と話す。<br />
一方、帰省客減の影響を大きく受けたのが、土産品のほか、例年人気のきりたんぽ関連商品。店頭に並べる量を半減させたが、売れ行きは低調だ。「帰省客がいないと食べるものではなく、需要は少ないようだ」とみている。<br />
例年混雑のピークを迎える12日も、レジ前に行列ができるような光景はなかった。市内に滞在する人数が減ることで「1人当たりの買い物量が減る。自宅で食事をする人が増えているのを実感しており、今年は普段使いの商品により力を入れた」という。「まずは安心して買い物をしてもらえるよう、従業員の健康管理にも十分気を付けて営業していきたい」と話した。</p>
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2020-08-14T00:00:00+09:00
粕田地区 獅子踊り勇壮に舞う 大館市 各地で伝統芸能
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<p> 大館市内各地で代々伝わる郷土芸能・獅子踊りが13日、各地域で披露された。このうち粕田地区では、粕田獅子踊り保存会(山内俊隆会長)の会員7人が集落内の墓地で勇壮な舞を披露し、先祖の霊と住民らを楽しませた。<br />
粕田獅子踊りは1600年代後半から、集落を団結させ、守る意味で踊られるようになったとされる。五穀豊穣(ほうじょう)や村の安泰を願い、先祖の霊を慰める目的で受け継がれてきた。例年、集落内4カ所で舞ってきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で墓地のみとし、子どもたちが参加する「やっこ踊り」を省略するなど時間を短縮した。<br />
午前10時30分の開始に合わせ、勇壮な獅子の姿をひと目見ようと地域住民が続々と訪れた。太鼓や笛の音に合わせて雄獅子2頭、雌獅子1頭が現れると、広大な山河を駆け巡る様を表した「橋がけ」や1頭の雌を激しく奪い合う様子を表現した演目を披露。最後は「花踊り」で地域住民に丁寧に別れを惜しんだ。力強く舞う獅子の姿に大きな拍手が送られた。<br />
雌獅子役を担って3年目という佐藤あゆみさん(37)は、「かわいらしいやっこ踊りが見られないのは残念だが、今年も自分の役目を全うできた。自分の娘の代へ引き継げられるようこれからも続けていきたい」と話した。</p>
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2020-08-13T00:00:00+09:00
今夏の日照不足顕著 北鹿地方 農作物の生育に遅れも 鹿角で7月は平年比66%
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<p> 北鹿地方は7月以降、雨や曇りの日が多く、梅雨明けが発表されずに夏本番を迎えている。日照不足は顕著で、7月の日照時間は平年に比べ、鹿角市で平年の66%、大館市で75%にとどまった。8月に入っても曇り空に覆われた日が多い。農作物にも影響が出ており、収穫期を迎えているエダマメで作業の遅れや、ヤマノイモなど一部の作物で生育の遅れが目立っている。<br />
気象庁のまとめによると、7月の日照時間は大館市が108・6時間(平年144時間)、鹿角市が101・9時間(同154・2時間)、北秋田市鷹巣が120・7時間(同153・1時間)で、いずれも平年を下回った。<br />
7月の降水量は大館市が242㍉(平年215・4㍉)、鹿角市で278・5㍉(同186・8㍉)、鷹巣が198・5㍉(同216・2㍉)。鹿角市は平年と比べ約1・5倍となった。<br />
秋田地方気象台によると、7月は梅雨前線や東からの湿った気流の影響を受けやすく、曇りや雨の日が続き、北東北全体で日照時間が少なかった。同気象台がまとめた8月上旬の気象概況(速報値)でも、気圧の谷や低気圧、前線の影響により曇りや雨の日が多く、鷹巣の旬間日照時間(1~10日)は25・8時間、平年比44%で、「かなり少ない」となった。晴れの日が長続きしない状態を受け、仙台管区気象台は7日、東北北部の梅雨明けを発表しないと判断した。<br />
農作物への影響について県北秋田地域振興局農業振興普及課は、水稲は「日照不足や連続した降雨でいもち病が懸念されたが、管内は目立った発生が確認されていない。県内では出穂が遅れた地域もあるが、管内は例年より1日早かった」と説明する。<br />
一方で、「エダマメはお盆向けの中生種の収穫期を迎えているが、葉色が薄く、さやの肥大が遅れ、作業が1週間ほど遅れている」という。大豆も連続した降雨で中耕(土寄せ)作業に遅れが出てる。担当は「今年目立っているのが、ヤマノイモやトンブリの生育の遅れ。ヤマノイモはこの時期の葉色が緑だが、日照不足で薄黄緑色。今後好天が続いて日照を確保し、生育が回復することを期待している」と話した。<br />
秋田地方気象台によると、8月の東北日本海側の日照時間は平年並みか少ないと予想している。暖かい空気に覆われやすいため、気温は高い見込み。</p>
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2020-08-13T00:00:00+09:00
プレミアム応援券 発行予定の8割販売 北秋田市 経済効果に期待
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<p> 新型コロナウイルスの緊急経済対策として北秋田市が独自に発行した「スーパープレミアム付応援チケット」の販売実績がまとまった。発行予定3万5000セットに対し、79%に当たる2万7743セットを市民が購入。発行総額約4億1600万円分が市内の消費に回ることになる。使用期限は今月末で、緊急経済対策室は「短期間にかなりの経済効果が期待できる」としている。<br />
応援チケットは1セット1万円(1世帯最大5セット)で、市内の大型店や中小小売店で1万5000円分の買い物に利用できる。1セット当たり5000円分がお得になる「プレミアム」は過去最大という。<br />
先月11日に売り出し、今月7日で終了した。対策室によると、事前に4936世帯が1万8003セットの購入を申し込んだ。市が購入希望者を追加で募集したところ、1290世帯が応じ、最終的に計6226世帯が2万7743セットを購入した。発行総額は4億1614万5000円となった。<br />
先月13日から市内444店で幅広く利用されている。使い道として日用品や食品、電化製品の購入が目立つという。自家用車の整備、住宅の塗装・補修といった「普段手が届きにくい部分」に使うケースもあった。<br />
使用済みチケットは各店が市の窓口に持ち込んで順次換金している。7日時点で2億1271万円分が換金済み。少なくとも発行総額のほぼ半分が3週間余りの期間に使われたことになる。残り半分も使用期限までに利用されれば、7週間という短期間に4億円余りが消費に回ることになる。<br />
発行予定数の79%という販売実績について佐藤義隆室長は「過去最大のプレミアムが付き、購入希望者が増えた」と分析。「新型コロナの影響が経営に及んだ事業者の声を聞いても、応援チケットによる経済効果があったと考えている」と話した。</p>
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2020-08-13T00:00:00+09:00
帰省控えで人出まばら 鹿角市花輪の市日 お盆の臨時市
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<p> 鹿角市花輪の市日会場で12日、お盆の臨時市が開かれ、市民らが墓参りで先祖に供える花や菓子などを買い求めた。コロナ禍で帰省を控える出身者が多いためか、人出は例年よりまばら。それでもお盆用品をそろえようと、両手に買い物袋を抱える姿も見られた。<br />
市日は通常「3」「8」の付く日に開催。毎年お盆前日に臨時市を開いている。<br />
この日は早朝から40店が出店した。食品を扱う店にはお盆用の菓子や赤飯、ナスやゴーヤーなどの夏野菜、旬のフルーツがずらり。生花店では仏花用のリンドウ、キキョウ、アスターが並んでいた。出店者は威勢の良い声を上げて客を呼び込み、客は手に取って品定めしていた。市八幡平の60歳代夫婦は「分家のお墓にも供えるため花を8束買った。いつもなら親戚が5人ほど集まるが、今年は息子夫婦が1泊するぐらい。バーベキューをして楽しませたい」と話していた。<br />
市日の管理者によると、例年は家族総出で買い物する人たちや、帰省客で会場が混雑するという。だが、この日来場者の大半は1~2人で足早に買い物を済ませているようだった。毎年出店しているという花き農家の女性(80)=市花輪=は「いつもは午前11時頃には完売するのにまだまだ残っている。売り上げは3分の1にも満たない。明日(13日)の市日に期待したい」と話していた。</p>
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2020-08-12T00:00:00+09:00
改善センターと駅前公民館 解体前に記念イベント 寄せ書きやアルバム 北秋田市
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<p> 北秋田市合川農村環境改善センターと合川駅前公民館の解体が近づく中、同センターで11日、閉館記念イベントが始まった。合川公民館が所有するアルバムを展示して施設の歴史を振り返るほか、住民が施設への感謝を込めたメッセージを書き残している。イベントは31日まで。<br />
同市新田目の駅前公民館は1971年、合川公民館が入居する同市李岱のセンターは82年に開館。いずれの施設も市や旧合川町が主催する行事のほか、地域団体の活動の場やイベント開催時に長年使用されてきた。<br />
センターは8月末の一般利用休止後に解体し、現在地へ新公民館の建て替えが予定されている。老朽化が著しい駅前公民館も同じ日程で解体される。長年にわたり両施設が利用者に親しまれてきたことに感謝を込め、最後の事業として記念イベントを実施した。<br />
センターの出入り口付近には、パネルとアルバムの展示コーナーを設置。センター完成時から約38年間の歴史がまとめられたアルバム約80冊を展示した。中にはまと火の準備作業や成人式、生涯学習講座、婦人会の行事などの写真もあり、地域住民の盛んな活動の様子を知ることができる。スライドショーでアルバム内の写真を紹介するほか、館内に眠っていた合川町時代の年表、結婚式で使ったパネルなども展示している。<br />
パネルには住民から募った公民館にまつわる思い出の寄せ書きを貼り付けている。窓口に記入用紙と募集用の箱を用意して住民に参加を呼び掛けている。公民館の利用者から寄せられた用紙には「さまざまな活動、活躍に出会って刺激を受けられるのは公民館あってのこと。ありがとう」「婦人会活動ではわが家のごとくお世話になりました」などと文章や絵で感謝の気持ちがつづられている。<br />
イベント初日に合わせ、センターで合川公民館短期講座を開催。講師にバルーンパフォーマーの大川龍也さんを招き、寄せ書きを貼るパネルの飾り付けに挑戦した。午後からは小学生ら約10人が参加。風船が割れないよう気をつけながら、まとめて風船をポールに取り付けていき、色鮮やかなバルーンアーチを作っていた。<br />
寄せ書きはイベント期間中随時受け付けている。佐藤隆男館長は「合川地区は地域の中でもいち早く活発な公民館活動に取り組んできた。住民の皆さんの思い出を今後の公民館につなげていきたい」と話している。<br />
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2020-08-12T00:00:00+09:00
夏休み「記憶に残る体験」 セミの幼虫探し羽化観察 大館郷土博物館
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<p> 大館郷土博物館は先月31日夜、大館市花岡町の鳥潟会館庭園で子ども科学教室「わくわくサイエンス」を開いた。「生きものの不思議・セミの羽化」をテーマとし、同市と鹿角市から小学1~4年生7人、保護者8人が参加。幼虫採集、羽化観察を通して生態に理解を深めた。<br />
同教室は子どもの知的探究心を刺激し、科学的思考力を養う機会にしようと毎年開催。セミの羽化観察は「記憶に残るような体験を」と、幼虫が土の中から地上に出てきて成虫となる夏に合わせて年1回企画している。<br />
参加者は、セミが地上に出てきやすい日没後に集合。子どもたちは懐中電灯と虫かごを持ち、庭園を歩いて幼虫を探して回った。木の幹にはアブラゼミが列を作るように止まっており、「こっちにもいた」「たくさんいるよ」「木に止まっているのを初めて見た」などと歓声を上げた。採集後は幼虫の体長や重さを計測し、生態について学習した。<br />
中田和来(わく)さん(有浦小2年)は「幼虫が木にたくさんいて、びっくりした。一番大きいのを選んだので、家で脱皮を見てみたい」と目を輝かせていた。<br />
その後、採集した中から1匹を自宅に持ち帰ってそれぞれ羽化を観察した。<br />
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2020-08-12T00:00:00+09:00
「かづのに泊まって」 キャンペーン第2弾 20日発売
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<p> 鹿角市は、東北6県在住の先着4万人を対象に、1人当たり3000円の宿泊助成を行うキャンペーンを実施する。市内20の宿泊施設が参加し、期間は9月1日から来年1月31日まで。この宿泊プラン「鹿角ゴールドプラン」は全5種類あり、今月20日に販売を開始する。<br />
新型コロナウイルスの影響を受けている市内宿泊施設を支援する「かづのに泊まってエール」キャンペーンの第2弾。かづの観光物産公社に業務を委託している。<br />
当初は全国の先着4万人を対象に8月1日から実施する予定だった。しかし、新型コロナの感染状況を踏まえて見直しを図り、開始を1カ月先送りしたほか、対象範囲を絞り込んだ。<br />
提供する宿泊プラン(1泊2食付)は料金や内容が異なるa~eの5種類があり、1人当たり一律3000円が値引きとなる。例えば、プランaは1万8000円のところ1万5000円に、プランeは7000円のところ4000円になる。宿により紅葉シーズン、年末年始など特定日・休前日の価格変動が発生する場合がある。宿泊料金は消費税込みで、宿によっては別途入湯税(1人150円)がかかる。GoToトラベルの併用も可。<br />
期間中は地元食材を使った料理や、おもてなしのお菓子がグレードアップするなどのサービスを用意する。<br />
各施設に直接、電話またはホームページから予約する。<br />
「かづのに泊まってエール」キャンペーンの第1弾「鹿角プラチナプラン」(7月1日~8月31日)は、宿泊料金を最大1万円値引きする内容。北東北3県の先着1万人を対象として6月29日に予約を開始し、5日間で予定数に達した。<br />
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2020-08-11T00:00:00+09:00
墓参にもコロナの波 お盆控え北鹿地方 寺にも「新しい生活様式」 墓前の読経など中止
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<p> 新型コロナウイルスの影響が、お盆の墓参りにも及んでいる。北鹿地方の一部の寺院では、今年に限って墓前での僧侶の読経を取りやめるほか、合同法要などでは感染防止対策を徹底する。マスクや消毒液を置く所もあり、先祖の供養にも「新しい生活様式」を踏まえた対応が広がっている。<br />
大館市の寺院では、参拝者で混雑するお盆の対応について気をもんでいる。それぞれ独自に感染防止対策を決め、檀家(だんか)に文書を配るなどして周知している。<br />
大館市字大館の曹洞(そうとう)宗・玉林寺(桑名秀明住職)では、13日を中心に墓前での読経を原則取りやめる。僧侶が檀家の墓を回るのが毎年の恒例だが、桑名住職は「例年混み合うし、首都圏からの帰省客が訪れるかもしれない。感染者が出れば世間にも申し訳ない」と考え、判断した。<br />
14、15日に本堂で予定している合同法要「施食会(せじきえ)」は檀家に参加を自粛してもらい、僧侶のみで行う。例年であれば100~200人が集まり密集するほか、焼香の際には多数の人が抹香に触れるため、「さまざまなリスクを考慮して決めた」という。コロナ禍では僧侶も葬儀後の会食に出席しないようにしたり、マスク着用を徹底したりして慎重な対応をしてきた。「今年は何とか理解してほしい」と呼びかける。<br />
大館市比内町扇田の浄土宗・正覚寺(小林匡俊住職)でも、同様に墓前での読経を取りやめる。小林住職は「例年、墓参りの時間帯が集中するので待ち時間が出る。待つ人が増えると密接・密集につながるのでリスクがある」とする。<br />
16日の合同法要「施餓鬼会(せがきえ)」は檀家も含めて通常通り行うが、椅子の間隔を空け、マスク着用、法要前後の手指消毒を求める。「寺の者、檀家、参拝客の健康を守る責任がある。万全の危機管理をしたい」と考える。<br />
大館市字大館の浄土真宗・浄応寺(誉田正司住職)では10日、お盆に向けた準備を進める光景があった。13日の合同法要は本堂にマスク、消毒液を置き、椅子の間隔を空けて対策に努めるという。<br />
一方で僧侶が檀家の家を回る「棚経(たなぎょう)」を、新盆の家を除いて原則中止とすることにした。僧侶が3日間にわたって1日40軒以上を回るため、感染拡大への懸念から、誉田住職は「リスクを考慮して、中止が最善策だと判断した」と語る。<br />
「棚経」は例年150~170軒から希望があるが、今年は100軒ほどにとどまった。墓参りも「普段は13日に来る人が早めに来ていて、13日の参拝客は例年より2~3割減るのでは、とみている。皆さんも意識して行動していると感じる」と話していた。</p>
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2020-08-11T00:00:00+09:00
防災計画を全面見直し 小坂町 避難所増設 多様な情報手段活用
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<p> 小坂町は、地域防災計画の見直し案をまとめた。豪雨や台風など自然災害の多発を受け、ほぼ全面的に見直す方針で、メールやSNSなど多様な情報伝達手段の活用、備蓄品の充実、新型コロナウイルス対策などを盛り込む。11日から素案に対するパブリックコメントを実施する。<br />
地域防災計画は、地域の実情に即して、災害予防、応急対策など災害対策全般についてまとめた基本的な計画。防災会議(会長・細越満町長)が策定する。2015年に、火山災害対策を追加するなど全面的に見直してから、5年ぶりの策定となる。今回は第11次計画。自然災害が多発しているのを受け、国、県が防災計画を修正したのを踏まえ、町も見直し作業に着手した。<br />
見直し案では、情報収集と伝達を充実させるため、メールやSNSなど多様な情報手段を活用する。現行計画では、避難場所として12カ所、避難所として14カ所を指定している。次期計画では、十和田湖和井内エリア整備事業で建設する観光拠点施設の「道の駅」をそれぞれ追加指定する。<br />
備蓄品については、災害直後の生活に必要な飲料水や毛布、トイレットペーパーなど県との「共同備蓄品」19品目を指定するとともに、備蓄目標量を明記。最近の豪雨災害を踏まえ、水防体制を強化するため、浸水想定区域の指定に伴う、浸水防止措置や孤立地区の防止対策を盛り込む。<br />
避難所の感染症対策として、「新型コロナウイルス対策マニュアル」の作成を明記。高齢者などの避難を速やかに行うため、要配慮者支援計画の作成を明示している。<br />
見直し案は、6日の防災会議に提案され、委員が協議した。11日から21日までパブリックコメントを行い、意見を募集する。素案は町のホームページに掲載するほか役場総務課、川上公民館、セパーム、七滝支所、十和田出張所で閲覧できる。</p>
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2020-08-11T00:00:00+09:00
ヒマワリ畑で笑顔満開 大館市真中公民館 撮影会に市民ら続々
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3614#block853-3614
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<p> 大館市真中公民館(武田豊館長)で10日、「ひまわり畑で撮影会」が開かれた。地域住民など30組以上が訪れ、約3㍍の高さに育ったヒマワリを背景に笑顔で写真撮影に臨んだ。<br />
同館では、2013年から見る人が元気になればとヒマワリを植栽。今年も5月に、真中保育所の園児と同館の活動を応援する真中愛好会などがロシアヒマワリの種を植えた。ヒマワリは一番背の高いもので3・5㍍を超えた。<br />
撮影会は今年で5年目。夏の恒例行事として地域住民などに親しまれ、年々参加者を増やしている。撮影は、40年以上のカメラ歴を持つ同市のアマチュアカメラマン・菅原修さん(65)が担当した。<br />
この日は、午前9時の開始とともに家族や友人などと撮影を希望する人が続々と訪れた。菅原さんは、「いい笑顔」と呼び掛けたり、「大きくなったね」などと1年ぶりの再会を喜びながら撮影。参加者は、ヒマワリ畑を背景に満面の笑みで記念撮影に臨んだ。<br />
菅原さんは、「訪れる人は皆、満開のヒマワリを見ると笑顔になる。その笑顔を夏の記念として残せれば」と話した。<br />
ヒマワリは今月下旬に種を収穫。秋田市の大森山動物園に贈り、動物の餌として活用する予定。</p>
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2020-08-10T00:00:00+09:00
新型コロナ対策 農業支援の4事業創設 大館市 事業継続や商品開発後押し
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<p> 大館市は新型コロナウイルスの影響を受けている農業関係の支援策として、4事業を創設した。需要低迷により多くの在庫を抱える市特産の比内地鶏は、高齢者施設や病院へ購入費を助成し活用を促すほか、在庫を保管する倉庫賃借料の一部を補助する。農業者の新商品開発や事業継続に向けた補助金を通して、6次産業化やスマート農業など新たな農業の推進にもつなげたいとしている。<br />
市農政課によると、比内地鶏は市内3社の在庫量が7月末時点で、計47・5㌧に上る。主な販売先が首都圏の飲食店のため、新型コロナ感染拡大による外食需要の落ち込みが影響。同課は「地元で消費拡大の動きもあるが、在庫が少しずつ増えている状況にある」と説明する。<br />
学校給食で提供されたが、新たに病院や高齢者施設での消費拡大を目指す。入院病床のある市内の病院を対象に、比内地鶏購入費1㌔当たり上限3606円を助成する。高齢者施設は、購入費の4分の3を補助する県の事業を活用した施設に、市が残りの4分の1、1㌔当たり上限1500円を上乗せして補助する。同課は「ミンチ状など高齢者らが食べやすく加工することを踏まえて市の補助額を設定し、活用を広げたい」と話す。<br />
「産地特産品販売低迷対策支援事業」は、比内地鶏のほか、今後収穫期を迎える果樹の過剰在庫を抱え、倉庫を借りる生産者や販売事業者に、賃借料の半額を補助する。7月から来年2月までの賃借料が対象。<br />
農業者の事業継続や新たな取り組みを支援するため、「経営継続支援補助金」と「農産物新商品開発支援事業」を来年2月まで実施する。<br />
感染防止対策を講じ、国の「経営継続補助金」を申請した認定農業者に対しては、国の事業に採択された場合は自己負担額の2分の1(上限100万円)、不採択の場合は50万円の定額補助に加え、50万円を超えた分の2分の1(上限100万円)を市が助成する。同課は「不採択の場合も市が最大150万円を補助し、薬剤散布のドローンを導入するなど地域のスマート農業の推進にもつなげたい」としている。<br />
農産物の6次産業化に意欲を持つ認定農業者や新規就農者に、実証試験用の機器導入やデザイン費用、研修費など、上限50万円を助成する。ドライフルーツに加工する食品乾燥器導入などを検討している農業者がおり、農政課は「10経営体への助成を計画し、テスト用の機器を導入して新商品を開発するなど6次化を後押ししたい」と話した。<br />
4事業の問い合わせは農政課(電話0186・43・7073、43・7074)。</p>
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2020-08-10T00:00:00+09:00
青年組織や交流の場を コミュニティ生活圏 モデル地区の大館市山田 2年目は具現化へ
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3612#block853-3612
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<p> 大館市山田地区は本年度、人口減少が進行する中で地域機能の維持・確保を図る県の「コミュニティ生活圏形成事業」のモデル地区として活動2年目を迎えた。現状分析などを経て、子育て世代・若者らが意見交換を重ねている。8日に田代公民館山田分館で第2回が開かれ、30~40歳代の住民7人がそれぞれの視点から、地域活性化や交流の場確保に向けてアイデアを出し合った。<br />
コミュニティ生活圏は、日常生活に必要なサービス機能を維持・確保していくため、複数の集落で構成する新たな生活区域。人口減少対策として、県は2019年度から、県内5地区をモデルに選定して形成事業を展開。20年度は6地区がモデルとなっている。<br />
大館市山田地区は人口約600人、高齢化率約46%。10町内会をまとめた生活圏の形成を目指す。1年目はワークショップを計2回開き、専門家を交えて将来の人口や現状の課題を分析した。2年目の本年度は住民主体の取り組みを具現化したい方針で、地域の将来を担う30~40歳代の子育て世代・若者に対象を絞り、意見交換を進めている。<br />
第2回の8日は男女7人が参加。6月の初回で挙がった意見を基に、実際にできそうな活動を絞っていった。始めに地域内での交流機会が限られている現状を示す声が多く上がり、「子どもが小学生の時の『子ども会』活動が中心。中学生になると親の交流がなくなる」「集落の外から入ってきたが、子どもの年代が重なっていないと、同年代でも一度も話したことのない人もいる」などと話した。<br />
こうした意見を踏まえて、▽青年組織の立ち上げ▽子どもの遊び場や、動物を通した交流の場▽子ども会以外の住民も参加できるイベント開催―などを目指すことにした。参加者からは「わくわくしてきた」「継続することで仲間を増やし、意見を集めていけたら」「少しずつ実現し、みんなが暮らしやすい場所に」といった前向きな声が聞かれた。<br />
今後も定期的な意見交換を行い、定住増加や将来的な集落維持に向けての行動計画、目標策定を目指す。<br />
山田部落会の赤坂実会長は「可能性を感じる部分があった。若い人たちの意見を積み上げ、力を借りて、地域課題を解決するきっかけを作れれば」と話した。</p>
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2020-08-10T00:00:00+09:00
オンライン相談進む 北秋田市 LINEに公式アカウント 移住・定住、結婚も
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<p> 北秋田市は本年度、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」の公式アカウントを開設した。移住・定住に関することや、結婚についての相談を受け付けているほか、より具体的な相談にはウェブ会議システム「Zoom」を使用する環境も整えた。これまでに、ラインは21人が「友だち」に登録したほか、Zoomでの相談は1人が利用。市移住・定住支援室は「オンラインを活用し、積極的な支援を進めたい」としている。<br />
市ではUターンを含めた移住・定住を促進するため、さまざまな施策を展開。助成メニューや支援情報などを提供する「市移住希望者登録制度」も運用している。<br />
ラインの公式アカウント開設は、広く利用されているアプリを活用することで最初の相談のきっかけをより気軽にすることや、新型コロナウイルスの感染リスクを下げる「新しい生活様式」への対応を目指したもの。「きたあきたターン」の名称で5月下旬から運用を開始した。<br />
同支援室によると、ラインでの相談・問い合わせは「市の支援制度の内容」などが中心という。「電話で話すよりも『気を使わない』との感想があった。また、時間を気にせずに相談できる気軽さもあるようだ」と話した。Zoomを使った相談では、対面と同様に顔を見ながら会話ができることから「移住後の生活の様子」など、より具体的な相談になった。<br />
現在、新型コロナウイルスの影響で都市部での大規模な移住イベントやフェアなどは行われていないが、オンラインを活用することで移住を希望する人たちの質問等に積極的に答えていく方針。今後は、イベント等への「リモート参加」も検討していくことにしている。<br />
今月からは、ライン公式アカウント「きたあきたターン」を市の結婚相談窓口の連絡方法としても活用。希望者にはZoomによる相談も受け付けることにした。同支援室は「新型コロナの中ではあるが、オンラインのメリットを生かしながら移住・定住相談、結婚相談を積極的に受け付け支援していきたい」などと話した。</p>
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2020-08-09T00:00:00+09:00
森林鉄道の客車復元へ 大館・小坂レールバイク 石渕集落に長らく放置 旧茂内駅で展示目指す
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<p> NPO法人大館・小坂鉄道レールバイク(近藤肇理事長)は、大館市の長木沢森林鉄道で使用されていたと思われる木造客車の復元に取り組む。同市雪沢の石渕集落内の民家敷地に放置されていたもので、腐食が進んでいるが、天然秋田杉を使った当時の産業の面影が残る。同市は鉱山との関わりは深いが、林業の隆盛を示す歴史はほとんど残っておらず、成功すれば貴重な遺産の一つとなりそうだ。<br />
客車は所有者が分からない状態で集落内の農機具置き場に放置されていたが、今年になってから所有者が判明。所有者は「客車」という認識がなく、同法人に譲り渡した。置き場の隣家の女性の話などから、同法人は約?年前から放置されていたと推測する。<br />
同法人の小棚木政之さんによると、『私が見た特殊狭軌鉄道 第1巻』(今井啓輔著)に1965(昭和40)年の秋田市の仁別森林鉄道が掲載されており、そこによく似た客車が写っている。木造で全長2・63㍍、全幅1・7㍍、定員10人、塗色は濃緑色に白帯と記されており、石渕の客車とよく形が似ているという。<br />
同著で同時期の長木沢森林鉄道も記録されているが、写真の客車は全て鉄鋼製であるため、小棚木さんは「以前から使用していた木造客車が鉄鋼製客車に置き換わるタイミングで、沿線に住む関係者が払い下げを受けたものでは」と考える。石渕集落では、現在も鉄道時代の古いレールや枕木を農作業に使っている。<br />
旧小坂鉄道茂内駅の保全活動の一環で、先月下旬に同駅への移設を試みたが、腐食が進み、一度解体することに。作業の中で、木目などから天然秋田杉を使っていること、塗色があること、筋交いなどの構造を確認し、客車であったことは間違いないと判断。秋までには全ての部材を運び出し、復元作業に取りかかる。完成後は同駅で展示する。<br />
小棚木さんは「大館は鉱山だけではなく、林業も深く関わってきた。実物があると説得力があり、そのシンボルのような形で展示したい。小坂鉄道と茂内駅が、北鹿地方の産業の歴史を伝える貴重なものであることを広く発信していきたい」と話している。<br />
◇ ◇ ◇<br />
レールを敷設し、馬や人の手によって運んだ県内初の「森林軌道」として、大館営林署管内の「長木沢線」、白沢営林署管内の「尻合沢線」が1907(明治40)年ごろに運用されていた。08(同41)年には小坂鉄道が開通。51(昭和26)年に小坂鉄道長木沢支線が廃止され、間もなく営林署管轄の森林鉄道として運用された。長木沢森林鉄道は、最終的に茂内貯木場を起点とした総延長12・6㌔。68(同43)年に廃止となった。</p>
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2020-08-09T00:00:00+09:00
大館能代空港 到着ロビーで検温 23日まで 「37度5分」で声掛け、相談促す
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<p> 全国で新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、北秋田市脇神の大館能代空港で8日、拡大防止策の検温が始まった。到着ロビーにサーモグラフィーカメラが設置され到着した客一人一人の体温を瞬時に検知。県外からの往来が増える23日まで「県内でも行動に注意して過ごして」と呼び掛けている。<br />
検温はお盆期間の16日間、大館能代、秋田両空港に到着する客への注意喚起を目的に県が実施している。県内空港での検温は初めてという。<br />
サーモグラフィーカメラは体の表面温度を測定する。両空港の国内線到着ロビーに設置。荷物を受け取ってロビーに現れた客をカメラが検知すると、近くの端末に画像とともに体温が数値で表示される。空港管理事務所の県職員ら2人体制で実施する。<br />
仮に、県が目安とする「おおむね37度5分」に達した場合、声を掛け、必要に応じて帰国者・接触者相談センターへの相談を促す。「強制力はない」(県港湾空港課)といい、あくまで注意喚起が狙い。<br />
現在羽田との間で1日2往復運航する大館能代では午前と午後の計2回検温する。到着ロビーの出入り口から3㍍ほど離れた位置にカメラを設置した。8日午前10時すぎ、最初の便が到着し乗客が現れると、県職員が手元の端末でチェックした。搭乗前の羽田でも検温が行われているといい、二重確認する形。<br />
乗客たちはカメラの前を足早に通り過ぎ、職員から「3密」回避の基本対策が記された啓発チラシを受け取った。<br />
県によると、この便の乗客は約65人。今のところお盆期間の最多だったがスムーズに検温できたという。体温が高く声掛けが必要な客はいなかった。同課の佐藤出・副主幹は「搭乗客も、迎える県民もお互い感染拡大防止につなげてほしい」と話した。</p>
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2020-08-09T00:00:00+09:00
「人形シリーズ」など52点 大館郷土博物館 戸嶋靖昌ふるさと展始まる
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<p> 大館郷土博物館で8日、北秋田市で育った洋画家・戸嶋靖昌さん(1934~2006年)の特別展が始まった。新収蔵を含む19歳から晩年までの作品や、高校時代の写真、実家の弟に宛てて送った手紙のコピーなどが展示され、戸嶋さんの人生をたどる内容となっている。9月22日まで。<br />
戸嶋さんは栃木県で生まれ、北秋田市坊沢で育った。大館鳳鳴高在学中は美術部に所属し、現在の武蔵野美大に進学し油彩と彫刻を学んだ。1974年にスペインに渡り、アトリエを構えて創作活動に励んだ。2005年に体調不良のため帰国し、翌年72歳で亡くなった。<br />
博物館には、戸嶋さんが若い頃から親交の深かった清澄画廊(東京・銀座)の田中孝一さんから寄贈・寄託された多数の作品が収蔵されている。今回は「戸嶋靖昌ふるさと展」として、新収蔵作品6点を含む52点を展示。戸嶋さんの娘が持っていた人形をテーマに描いた「人形シリーズ」から5点が並び、博物館の担当者は「戸嶋さんの作品は白や黒など圧倒される色使いが特徴だが、ほっぺがぷっくりとかわいらしく、暖色で人形が描かれ、見比べてほしい」と話す。<br />
戸嶋さんが亡くなる6年前、弟に送った手紙のコピーを田中さんに託しており、初公開された。「北秋田坊沢に美術の拠点を作るつもりです」と記され、故郷への思いを知ることができる。田中さんは「靖昌は国の内外を問わずどこにあっても絶えず世界を視野に自分の表現と真の芸術について格闘した生涯だった。20代に出会えた私はこの上なく幸運であった」とメッセージを寄せた。<br />
観覧は午前9時から午後4時半。一般330円、大学生以下無料。月曜休館(祝日は開館し、翌日休館)。</p>
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2020-08-08T00:00:00+09:00
大館市新庁舎 6階建て進捗67%に 外観お目見え9月下旬 来年5月の開庁目指す
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<p> 大館市の本庁舎建設事業は6階建ての鉄骨が組み上がり、外装仕上げと内装工事を進めている。現庁舎北東の中城地内に建てるもので、7月末の進捗(しんちょく)率は67・6%。お盆明けから足場を順次解体し、灰色基調の外観がお目見えするのは9月下旬となる見通しだ。12月に完成し、来年5月開庁を目指す。<br>
新庁舎は基礎免震構造の鉄骨造り、延べ床面積7330平方㍍。震度6強程度で構造体を補修することなく使用できることを目標とし、人命の安全と機能の確保を図るために免震装置を採用した。<br>
建築・電気設備・機械設備の3工事を分離発注し、建築は伊藤羽州・花岡・丸山特定建設工事共同企業体(JV)が25億4826万円、電気設備は奥羽電気・大館桂・保安産業特定JVが5億2920万円、機械設備は大館桂・巽・衛暖特定JVが5億6700万円でそれぞれ落札、議会の議決を経て昨年3月に契約を結んだ。深さ44㍍まで掘削し、現場で製作した杭(くい)40本を施工。基礎工事を経て、今年4月末までに鉄骨を組み上げた。<br>
外壁パネルの塗装やタイル、石貼りなど灰色を基調とした落ち着いた外観をベースとし、全体イメージを引き締めながら隣接の桜櫓館(国登録有形文化財)の屋根との調和を図る。<br>
1、2階は市民部や福祉部などを配置し、市民活動に利用できる「協働スペース」「交流モール」を設ける。秋田杉や緑色凝灰岩・十和田石など地場産材を活用し、キッズスペースや授乳室、多目的トイレ、エレベーターなども設置する。<br>
3階は一つの廊下を挟んで両側に産業部の執務フロアを配置し、さまざまな利用目的に応じた会議室を確保する。4階は災害時の迅速な対応を実現するため、防災対策室を中心に市長・副市長室や総務部を近接して配置するほか、備蓄倉庫も置く。<br>
5階には議場や委員会室、議会事務局などを配置する。傍聴席には車いす用のスペースも確保。鳳凰山の大文字が見える展望ロビーも整備する。6階部分は機械室などを置く。<br>
現庁舎の解体跡地を駐車場として整備し、隣接する桂城公園との一体化を図る。観光バスやタクシー、障害者用の車両などが寄りつけるスペースも確保する。総事業費は49億9050万円。</p>
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2020-08-08T00:00:00+09:00
「柱となる人材育成を」 鹿角市次期総合・前期基本計画 未来会議で体系説明
http://www.hokuroku.co.jp/publics/index/51/detail=1/b_id=853/r_id=3606#block853-3606
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<p> 鹿角市が第7次総合計画(7次総)の策定に向けて設置した「かづの未来会議」(安保朗会長)の第4回会議が6日夜、市役所で開かれ、当局が前期基本計画の体系を示した。委員から「将来、鹿角の柱になっていく人材の育成に力を入れるべき」といった意見があり、今後の計画づくりに生かすことにしている。<br />
7次総は2021年度から向こう10年間の各施策の具体的な取り組み方針を定めるもの。19年度から2年間で策定する。未来会議は市民の意見を反映させるため昨年9月に設置。行政評価市民会議委員、公募委員、各団体や企業の代表者ら15人で構成している。<br />
総合計画は基本構想、基本計画、実施計画で構成。このうち基本計画は、基本構想に示した将来都市像を実現し、基本目標を達成するために必要な施策を総合的かつ体系的に示すもので、前期と後期の5年間に分けて取り組む。<br />
基本構想の素案によると、将来都市像「ふるさとを誇り 未来を拓(ひら)くまち 鹿角」の実現に向け、「暮らしを守る五つの基本戦略」と「都市経営の視点で攻める三つの経営戦略」、分野別の柱となる33の取り組み方針を設定。<br />
これらの中には、地域産業の成長支援、販売重視型農業と6次産業化の推進、適切な医療を受けられる体制の整備、稼げる観光の振興、世界遺産のまち、再生可能エネルギーのまち、災害に強いまちの整備推進―などを盛り込み、成果指標も示している。<br />
委員は子どもたちの教育に関連して「10年後が見えるように、鹿角の柱になっていく人材の育成が必要」とし、24年度に開校予定の鹿角小坂地区統合高校に触れ、「今が具体的な取り組みに向かっていくいい時期だ」と指摘。<br />
これに対し、市当局は「地域課題の解決が図られるようなコースもあり、極力、高校と連動しながら人材育成の取り組みを進めたい」との考えを示した。<br />
このほか、委員から「地域外の〝外貨〟を呼び込むだけでなく、地域内でお金を使う取り組みも必要」「子どもが自分たちで地域の魅力を見つけていくような教育活動があってもいい」「鹿角に目を向けている大学があるので、サテライトキャンパスの取り組みを進めるべき」などの意見があった。</p>
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2020-08-08T00:00:00+09:00
〝お盆運航〟始まる 大館能代空港 コロナで客足は戻らず
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<p> 北鹿地方の空の玄関口・大館能代空港で7日、お盆期間の需要を見込んだ1日2往復の運航体制が再開した。新型コロナウイルス感染の再拡大に伴い、客足は完全に戻らず、空港内は閑散とした状況が続いている。<br />
大館能代は従来、全日空便が羽田との間を午前と午後に1日2往復している。コロナ禍で需要が落ち込んだ4月中旬以降、午後の2便は欠航。1日1往復が続いていた。<br />
需要回復が見込めるお盆に合わせ、全日空は当初、8月1~31日の期間は2往復に戻す予定だったが、首都圏などで感染が再拡大したことを受けて見直した。1~6日と18~31日は引き続き午前の1往復だけ。お盆期間の7~17の11日間は午後の2便を再開し2往復体制となる。<br />
7日午前に羽田を出発した便には約20人が搭乗。スーツ姿のビジネス客が目立った。この時期に多い帰省目的の親子連れはごくわずかだった。折り返しの羽田行きには約30人が乗り込んだ。全日空などによると、機体は144人乗り。午後便の乗客は羽田発が約45人、羽田行きが約30人。8日以降は160人乗りになる。<br />
例年8月は、夏休み中の帰省や観光による需要が高まる時期。近年はインバウンド(訪日外国人客)の姿も目立っていた。県のまとめによると、昨年8月の利用客数は1万7641人。お盆期間に限ると約6000人が利用した。搭乗率が100%の便もあった。<br />
今年の客足は「コロナ前」に遠く及ばず、ターミナルビル内の売店やレストランは閑散とした状態。従業員は「お盆だからといって客が増える見通しはない」と話した。</p>
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2020-08-07T00:00:00+09:00
渋谷から大館に「ようこそ、青ガエル」 友好の証の〝終着駅〟 改修工事後に一般開放
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<p> 東京・渋谷駅前広場に設置されていた鉄道車両、通称「青ガエル」が6日、移設先の大館市観光交流施設・秋田犬の里に到着した。芝生広場の〝終着駅〟にクレーンを使って降ろされると、早朝から見守る地域住民や鉄道ファンが、渋谷と大館の新たな友好の証しをカメラに収めた。今後は車内装飾などの工事を行い、9月下旬の一般開放を目指す。<br>
3日早朝に渋谷を出発した青ガエルは、夜間走行で3日かけて本県入り。秋田犬の里には午前5時15分に到着した。<br>
同9時からクレーンによる積み降ろし作業が始まり、10分ほどで芝生広場南側に設置。ブルーシートを取ると「青ガエル観光案内所」として活躍した外観がそのまま姿を現した。多くの地域住民やファンが、歓迎の気持ちを込めて写真に収めた。新型コロナウイルスの影響で日程がずれ込んだが、無事に新天地へたどり着いた。<br>
渋谷で青ガエルを見送った同市の工藤剛観光交流スポーツ部長は「渋谷の宝だった青ガエルを、ハチ公のご縁で譲っていただけるのは光栄なこと。出発のときも多くのファンが立ち会ってくれた。コロナが落ち着いたら、ますます大館と渋谷の交流を深めていきたい。そのために、しっかりと守って活用していかなければ」と決意を新たに。<br>
これまで管理、運営していた渋谷区観光協会の小池ひろよ事務局長は「青ガエルが離れるときはハチ公像が寂しそうに見えたが、これから新しい渋谷の街をつくっていかなければならない。まずは無事に着いて安堵(あんど)している。渋谷にいるときと、自然の中にいる青ガエルの表情は、違う見え方がするのでは」と感慨深そうに語った。<br>
学生時代に青ガエルに乗車したことがあるという、山田一志さん(?)=大館市御成町=は「とても懐かしく、独特の形が記憶に残っていた。乗っていた青ガエルが、渋谷に展示され、それが大館に来るのは縁を感じる。役目が終わった感じはあるが、これからどうやって多くの人に認知されていくか、見守りたい」と期待していた。<br>
青ガエル(旧5000系)は、渋谷に本社を置く東急電鉄(現・東急)が、1954年から86年まで運用していた鉄道車両で、緑色の塗装と丸みを帯びた愛嬌(あいきょう)のある外観から「青ガエル」の愛称で親しまれている。2006年の運用終了後に渋谷区の観光案内所として利用されていた。今後は忠犬ハチ公を中心に渋谷と大館の歴史を車内で展示しながら、座席シートを来場者の休憩場所にするなどして開放する。</p>
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2020-08-07T00:00:00+09:00
全日制 北鹿7校で1047人 公立高校募集定員 国際情報で4人増
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<p> 県教育委員会は6日、2021年度公立高校入学者選抜実施要綱と募集定員を発表した。北鹿全日制7校14学科(くくり募集は1学科と数える)は前年度から4人増、計1047人を募集する。<br />
全日制の県全体の定員は、前年度比87人減の7093人(県立中学からの内部進学者を含む)。前年度と比べ学級数の変更はないが、能代普通・理数科が25人減となるなど、秋田北普通科、本荘普通科、湯沢普通・理数科の4校で定員を見直した。大館国際情報学院は全体の定員は変更ないが、内部進学者の状況により前年より募集が4人増えた。<br />
能代工業と能代西が統合して21年4月に開校する能代科学技術は、機械、電気、建設、生物資源、生活福祉の5学科からなり、それぞれ1学級35人、計175人を募集。前期選抜は学科ごとに募集。一般選抜、2次選抜は機械・電気・建設科と生物資源・生活福祉科でくくり募集を行う。<br />
定時制は全県で前年度と同数の395人を募集する。二ツ井普通科は募集を停止し、能代に併設する普通科(昼間の部)35人を募集する。通信制は全県で前年度と同数の300人を募集する。<br />
前期選抜は国語、数学、英語の3教科の学力検査または口頭試問と面接を行う。一般選抜は5教科(定時制は3教科)の学力検査後、面接を実施。前期選抜の合格者が募集定員に満たない場合はその分を加えて募集する。<br />
2次募集は、一般選抜を終えた時点で合格者の合計が定員に満たない学科が欠員分を募集。一般選抜を受検して合格していない人が出願できる。面接のほか、学校によっては作文、実技を実施する。<br />
本年度の中学校卒業予定者は県全体で7411人で、前年度と比べ372人減。<br />
21年度入学者選抜の主な日程は次の通り。<br />
▽前期選抜=出願は1月15~19日、試験は同28日、合格発表は2月5日<br />
▽一般選抜=出願は2月12~16日、志願先変更は同18~22日、試験は3月9日、合格発表は同17日<br />
▽2次募集=出願は3月19~20日、試験は同23日、合格発表は同25日</p>
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2020-08-07T00:00:00+09:00
声良鶏〝低い声〟に驚きも 鹿角市の保存会 児童対象に観察会
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<p> 国の天然記念物で鹿角市の「鳥」に指定されている声良鶏の観察会が6日、同市花輪の歴史民俗資料館前庭で開かれ、児童クラブの子どもたちが、市の「鳥」に理解を深めた。<br />
声良鶏は1937(昭和12)年に国の天然記念物、82(同57)年には市の「鳥」に指定された。市のマンホールの図柄に採用されている。観察会は、小学生の段階から関心を持たせ保存につなげようと、全日本声良鶏保存会(工藤忠靖会長)が企画した。保存会は年2回大会を開き、保存活動を続けている。<br />
JR鹿角花輪駅前にあった声良鶏の銅像は昨年11月、歴史民俗資料館前庭に移設された。資料館の道路を挟んだ向かいには花輪児童クラブがある。<br />
保存会は毎年、銅像の清掃を行っており、この機会に児童たちに声良鶏を実際に見てもらおうと、銅像近くの芝生に5羽を展示、ヒナ14羽も段ボール箱に入れて展示した。<br />
児童クラブの1年から4年までの子どもたちが学年ごとに会場を訪れた。市教委の職員から特徴などの説明を受けた後、観察した。小学生の前で1羽が鳴き始め、独特の低い鳴き声に、児童は少し驚いた様子だった。ヒナを見て「かわいい」の声が上がっていた。<br />
工藤会長は「鹿角には声良鶏という市の鳥がいることを、子どもたちに知ってほしい。これからも観察会は開いていきたい」と話していた。</p>
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2020-08-06T00:00:00+09:00
コロナ禍の夏休みに「寺子屋」 大館市大町 宿題手助けと居場所づくり
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<p> 夏休み中の小中学生の宿題をサポートしながら居場所をつくろうと、大館市大町の「わわわde子育てカフェ」(安保和美店長)が「寺子屋inニコメ」を開いている。教員免許を持つスタッフらが対応し、希望者には昼食を用意する。新型コロナウイルスの影響で通常のカフェ運営ができない中、「子どもと一日中過ごす母親らの負担を軽減できれば」と地域に必要なサービスを提供している。<br />
カフェは子育て支援団体「おおだてde子育て」(島田真紀子代表)が運営し、MARUWWAニコメ1階で開いている。親子や住民が気軽に足を運べる居場所を目指し、ランチも提供してきた。新型コロナウイルス感染拡大で、手作り雑貨など物販のみの営業を続ける中、「家事をしながら子どもたちの宿題をみるのが大変」「子どもが留守番中に宿題に取り組むことができているか心配」など、母親から夏休みの悩みを聞き、7~8月に「寺子屋」を企画した。<br />
予約制で、小学校で英語を教えるスタッフや、教員免許を持つスタッフが宿題や受験勉強を見守る。勉強20分、休憩10分のサイクルで、解き方などを助言。予約制で昼食を用意する。7月は5日間開催。対応した小山久美さんは、小学生の算数のドリルに付き添い、「時計が苦手というので、興味のあるページから進めた。集中力を保ち、勉強を楽しんでほしい」と話した。<br />
カフェでは「イベント中止で浴衣を着る機会がない」との声に応え、20日に「こども縁日」を開くほか、手作り体験のイベントも計画した。安保店長は「感染対策を徹底し、できることに取り組んでいきたい。コロナ禍で例年通りの夏休みを送れずストレスを抱えている親子に利用してほしい」と呼び掛けた。<br />
寺子屋開催は7日までが小学生対象、18~21日と24日が小中学生対象。午前の部が9時~正午、午後の部が1~4時。半日1チケット1000円、5枚セット4000円。昼食は350円。問い合わせは子育てカフェ(☎0186・59・5305※平日午前10時~午後4時)。</p>
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2020-08-06T00:00:00+09:00
ドライブスルー検査開始 大館市立総合病院 医師らが手順確認
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<div> 新型コロナウイルス感染症指定医療機関の大館市立総合病院は5日、ドライブスルー方式でPCR検査の検体を採取する「帰国者・接触者外来」の動作演習を行い、協力する医師らが手順を確認した。検査数が増えていることから3日に運用を開始。人の移動が想定されるお盆期間を前に、ピーク時に対応できる検査体制を整える。<br />
帰国者・接触者外来は院内感染を防ぐため、病院敷地内に整備。発熱などの症状が続いて帰国者・接触者相談センター(保健所)に相談し、比較的軽症や濃厚接触者と判断された人の検体を車に乗ったまま採取する。独自に検査を希望する市民への対応は想定していない。<br />
診療時間は月・水・金曜の午後2~4時の予定。医師1人、看護師3人、薬剤師3人、誘導補助員4人程度でチームを組んで対応する。1日あたり最大10件程度の検体を採取する見込み。当日午前11時までに対象ゼロの場合は開設しない。県、県医師会、市、大館北秋田医師会、秋田労災病院、市立総合病院、市立扇田病院の7者で設置・運営に関する協定を結んだ。<br />
演習には約40人が参加。防護服にフェースガード、二重の手袋姿で臨んだ。テスト車両を誘導し、窓を開けるよう文面で指示。鼻から検体を採取し、帰宅後の注意事項を説明するまでの手順を確かめた。検査対象者の座席位置や車の構造などさまざまなケースを想定し、人の動きや配置を検証した。<br />
吉原院長は「暑いのでスタッフの体調が心配。1時間以上連続しないよう工夫したい。これまで1日1、2人の検査だったが、多い日で6人となっている。第2波に備え、市民が安心して検体採取できる体制を整えていく」と話した。<br />
県の補助事業を活用し、事業費は約900万円。<br />
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2020-08-05T00:00:00+09:00
お盆の「帰省控え」 飲食店の予約激減 一番の書き入れ時 期待も「問い合わせ無い」
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<p> 新型コロナウイルスの影響でお盆期間の帰省を控える動きが予想される中、北鹿地方では本来需要期を迎えるはずだった飲食店が再び経営危機に直面している。例年であれば一年で一番の書き入れ時だが、今年は「予約がない」という店も。「9月以降の見通しが立たない」などと嘆きの声が聞こえる。<br />
各公共交通機関によると、お盆期間の飛行機、新幹線、高速バスの予約数は昨年に比べて7~9割も減少している。首都圏などで感染が再拡大しており、帰省を控える動きが広がっているとみている。<br />
この影響をまともに受けるのが飲食業だ。本来であれば8月のお盆前後は「一年で一番忙しい時期」だが、北鹿地方では各市町村で行われる夏の成人式が延期・中止となったこともあり、今年の予約状況は芳しくない。<br />
大館市のある居酒屋では、例年お盆期間の予約は7月上旬から入り始め、同月中にはほぼ席が埋まる。経営者の男性によると、成人式に出席した若者ら、同窓会などで20~30人規模の団体予約が次々と入り、「お盆の1週間はずっと満席で、キャンセル待ちもある状態」という。<br />
しかし今年の予約は3日現在、12日に1件(8人)、13日に1件(10人)のみ。5月の休業要請解除から徐々に客足が戻り始め、一時はほとんどなかった売り上げが6月には前年比50%ほどまで回復していただけに「8月は他の月よりも入るかな、と期待していたが…」とため息を漏らす。「帰省した人がいても外出できる雰囲気ではないだろう。多くは期待できない」と肩を落とす。<br />
居酒屋では例年8月が繁忙期で、秋にかけて客足が鈍くなる。それだけに「9月以降はさらに大変になる。これからが不安。さらに助成金がないとやっていけない。(これまでより)閉店する店が増えてくるかもしれない」との見方を示す。<br />
大館市新町の居酒屋「パラダイス食堂鶴亀」では9~16日の間、「今のところ予約が入っていない」という。店主の男性(49)は「まず問い合わせがない。今年は帰省客が少なく、予約は見込めないと思っていたが…。今は何とかなっているが、(感染拡大が)長引けば長引くほどジリ貧になっていくので不安」と明かす。<br />
集客したい一方で、感染への警戒感ものぞかせる。「7月下旬の4連休に県外からの来店があり、少し心配な部分があった。不特定多数を相手にする商売で、『県外客お断り』とまではできない。密集しないよう席の配置などを工夫していくしかない」とこぼした。</p>
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2020-08-05T00:00:00+09:00
石田ローズガーデン 全面改修へ提案公募 大館市 ペットと楽しめる観光拠点に 貴重な原種の保全も
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<p> 大館市は石田ローズガーデン改修の外構整備工事に向け、公募型プロポーザル(企画提案)で委託業者を募集している。申込期限は17日。貴重な原種のバラを体感できる庭園の保全や、ペット同伴で楽しめる観光拠点を目指す。10月下旬に契約を結び、来年3月末の完成予定。今月1日から休園している。<br />
名誉市民で労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93年)の私邸だったローズガーデンは、市中心部の三ノ丸地区に位置する。約500種類のバラは市に寄贈され、95年7月から市が管理。2018年10月にはガーデンを含む土地・建物の寄付を受けた。漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906年)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942年)の生家跡でもある。<br />
三ノ丸地区は大館城跡に隣接し、市歴史的風致維持向上計画の重点区域に含まれ、観光客らの回遊性を高めるために道路の美装化や電柱統合などが計画されている。石田氏の邸宅だった建物も、レストランカフェやペット同伴で利用できるテラスなどを備えた施設として改修する予定。<br />
ガーデン改修は、歴史まちづくりで取り組んでいる街並みの良好な景観の保全と連携を図りながら、原種のバラを体感する庭園として整備するのが目的。バリアフリーに配慮し、ペット同伴でも気兼ねなく訪れることができる施設にしたい考え。通路の舗装や階段・スロープ、外灯、給排水のほか、バラの保全などについて提案を受ける。上限額は4180万円。<br />
1次審査は書類で評価し、通過した事業者を対象にプレゼンテーションの2次審査を行う。その上で候補者を決定し、工事に関する協議を行い、契約締結の手続きに入る。問い合わせは観光課(電話0186・43・7072)。</p>
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2020-08-05T00:00:00+09:00
伊勢堂岱遺跡 ガイド中止も学び続ける 北秋田、大館の小中高生 再開の日待ち望む
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<p> 世界遺産登録を目指す伊勢堂岱遺跡(北秋田市)のジュニアボランティアガイドを対象にした学習会が4日、ガイダンス施設・伊勢堂岱縄文館で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、夏休み中に行う恒例のガイド活動は中止。ガイドたちは再開の日を心待ちに学び続けている。<br />
ジュニアボランティアガイドは一般のガイドとは別に、市内外の小中高生で構成。遺跡や縄文館を案内する目的で2015年度に活動をスタートした。本年度は北秋田、大館両市の小学4年から高校3年まで男女38人が参加した。<br />
4~5月の大型連休と8月の夏休みに活動を行うのが恒例だった。ところが、コロナ禍でいずれも中止。例年来場者の6割近くが県外在住であることや、首都圏との航路を持つ空港が近くにあることなどから感染防止に配慮したという。<br />
活動の場を失った児童生徒だが、学び続けてほしいと市教委が4~6日の日程で学習会を開催した。中嶋俊彦館長が講師を務め、縄文時代の歴史全般や伊勢堂岱遺跡の特徴をあらためて説明。最終日に解説の実技指導を行う計画。<br />
初日の午前中は6人が受講。ガイドとしての心構えや世界遺産登録の見通しなどについて熱心に学んだ。中学2年時から参加し5年目の中嶋杏莉さん(秋田北鷹高3年)は本年度で活動を終える予定。「最後だからできる限りガイドしたかった。中止はショック」としつつも「会いたかった仲間がいたので学習会があって良かった」と前を向いた。<br />
初参加の永井凜さん(合川小4年)は「縄文時代の土器や狩りがすてきだと思う。もっと勉強したい」と目を輝かせた。<br />
中嶋館長によると、ガイド再開の見通しは今のところ立っておらず、コロナの感染状況を見ながら今後判断する。</p>
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2020-08-04T00:00:00+09:00
「ピアノの楽しさ知って」 米在住・上野さん コロナでオンライン教室
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<p> 幼少期を大館市で過ごした米国・ロサンゼルス在住のピアニスト、上野淳子ギャレットさんが、日本語での無料ピアノ教室をオンラインで始めた。新型コロナウイルスの影響で対面での教室やコンサートが軒並み自粛される中、国境を越えて日本の人々と音楽でつながり、交流しようと企画。「コロナ禍の中、音楽の力で日本の人々の暮らしが豊かになれば。この機会にピアノの楽しさを知ってほしい」と話している。<br />
上野さんは3歳からピアノを始め、桐朋学園大学音楽学部を卒業。1990年に20歳代後半で米国に活動拠点を移し、名門のライス大学シェパード音楽学校(ヒューストン)で修士号、博士号を取得。世界各国で演奏活動をするほか、国際的なコンクールでも多数入賞を果たしている。<br />
現在はオクシデンタル大学(ロサンゼルス)音楽科講師、全米音楽指導者協会ロサンゼルス支部長として後進を指導。授業で教えるほか、コンクール等を主催して幅広く音楽教育に携わっている。<br />
鉱山技師だった父親の影響で幼少期に大館に移り住み、幼稚園から小学校低学年まで約3年半を過ごした。釈迦内小に通ったほか、竹村和子さん(故人)主宰のピアノ教室で学んだ。2006年と13年には大館市で演奏会を開いた。<br />
コロナ禍で大学や個人のレッスンも全てリモート形式に代わる中、「日本に向けてもできるのでは」と考え、日本語でのオンライン教室を始めた。自宅で撮影を行い、動画投稿サイト「ユーチューブ」で7月上旬から毎週土曜に配信している。<br />
1~4回目はショパンの「夜想曲第2番」、5回目からはドビュッシーの「月の光」を取り上げ、初心者でも分かりやすいよう1曲を数回に分けて解説。指使い、手や手首の動き、楽譜の読み方、ペダルの使い方などのポイントを細かく伝える。「新しい曲を勉強する時に大事なのは、曲の構成を知る、時間をかけて指使いを決める、ゆっくりと片手ずつ焦らずに練習すること」などと呼び掛ける。<br />
上野さんにとって、日本語での指導は数十年ぶりのこと。「見てくれる人も増え、『分かりやすい』といった声も届き、励みになっている。しっかり見てもらえれば弾けるようになると思う。経験のある人も音色等を参考にしてほしい。レッスンに通うような気持ちで見てくれれば」と話す。<br />
大館にはさまざまな思い出があるといい、「毎週竹村先生のお宅にバスで通い、レッスンでうまくできない時は母に怒られ、泣きながら帰った。雪の日に上級生の背中を見つめて学校に通ったこと、スキー授業が楽しかったことなども鮮明に覚えている。今は弾いていないけど家にピアノがある人、音楽が好きな人、この機会にピアノに向かってもらえればうれしい」と語った。<br />
1回目の配信動画のURLは<a href="https://youtu.be/cD-JPq6SvUg">https://youtu.be/cD-JPq6SvUg</a><br />
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2020-08-04T00:00:00+09:00
「青ガエル」渋谷を出発 6日早朝に大館へ
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<div> 東京・渋谷駅前広場に設置されている鉄道車両、通称「青ガエル」が3日早朝、移設先の大館市へ向けて出発した。新型コロナウイルスの影響で当初の予定から延期されていたが、関係者らに見守られて新天地を目指した。同市へは6日早朝に到着する予定。<br>
搬出作業は午前1時30分ごろに始まり、シートに覆われた青ガエルをクレーンで大型トレーラーに載せた。5時20分に渋谷駅前交差点を出発。一般道を使用し、3日掛けて運搬する。移設は当初、5月下旬から6月上旬を予定していたが、新型コロナの影響で関係機関との調整に時間を要し、この時期となった。 <br>
福原淳嗣大館市長は3日の定例会見で「コロナパニックで順調に進めてきたことがいったん止まることになっても、関係者の皆さんが同じ方向を向いていたからこそ、この日を迎えられ、感謝したい。大館と渋谷は強い絆がある。その証しとして有効活用していきたい」などと述べた。<br>
設置予定場所は秋田犬の里の芝生広場南側。到着後はスロープ等の設置、車内装飾などの工事を行い、一般開放は9月下旬を予定している。<br>
青ガエル(旧5000系)は、渋谷に本社を置く東急電鉄(現・東急)が、1954年から86年まで運用していた鉄道車両で、緑の塗装と丸みを帯びた愛嬌(あいきょう)のある外観から「青ガエル」の愛称で親しまれている。2006年の運用終了後に車両を渋谷区が譲り受け、渋谷区観光協会が観光案内所として管理、運営していた。<br>
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2020-08-04T00:00:00+09:00
松館しぼり大根 秋の収穫楽しみ 八幡平小が種まきを体験
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<div> 鹿角市八幡平小学校(村方聖紀校長)の3年生が3日、松館地区の畑を訪れ、特産「松館しぼり大根」の種まきを体験した。<br>
松館しぼり大根は、農林水産省の地理的表示(GI)保護制度の登録産品。同地区で古くから栽培されている辛み大根で、すり下ろしたしぼり汁は独特の風味と辛みがある。鍋物やそば、刺し身などに薬味として用いると味が引き立つ。<br>
八幡平小の3年生は毎年、ふるさと学習の一環として、戸舘忠さん(81)の協力を得て、畑で種まきと間引き、収穫作業を体験している。場所は集落から40㍍ほどの高地にあり、栽培面積は約15㌃。<br>
3年生30人が車に乗って畑を訪れた。児童は戸舘さんから作業の仕方を教わった後、種を手のひらにのせ、一粒一粒を土の中に入れ、丁寧に土をかぶせていた。<br>
阿部悠希さん(9)は、「松館しぼり大根は、普通の大根より小さく、辛い大根。秋の収穫を楽しみに、丁寧にまきました」と話した。<br>
戸舘さんは「『松館しぼり大根』は、この地域でないととれない。農業というものを、自分で体験してほしい」と、作業する子どもたちに目を細めていた。<br>
収穫は例年、10月下旬から始まる。<br>
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2020-08-03T00:00:00+09:00
人類初、火星の土採取へ 火星探査車打ち上げ 大丸さん(大館出)開発に携わる
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<div> 米航空宇宙局(NASA)は7月30日、火星探査車「Mars 2020 Perseverance(パーサヴィアランス)」を搭載したロケットをフロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げた。ローバー(探査車)の開発に携わった、大館市出身でジェット推進研究所(JPL)の大丸拓郎さん(31)は「無事に打ち上げが成功し、ほっとしている」と振り返りながら、火星での新たな発見に期待を膨らませている。火星への着陸は来年2月を予定している。<br>
火星の岩石や土壌などのサンプルを採集するミッションで、大丸さんはローバーのシステムの設計・製造・試験に携わった。サンプルは2031年に地球に持ち帰られる予定で、成功すれば史上初。サンプルを詰めるためのチューブの設計も大丸さんが担当した。<br>
パーサヴィアランスは7カ月の航行を経て、来年2月18日に火星へ着陸し、探査を開始する予定。火星にかつて生命が存在できる環境があったかを調査し、生命の痕跡を探すことが役目で、人類にとっての大きな発見に期待がかかる。<br>
打ち上げが成功し、大丸さんは「打ち上げの前後は終始ワクワクした気持ちで見守っていましたが、自分が造った探査機の打ち上げは初めての経験だったので心配もありました。パーサヴィアランスは火星での探査を通して、まだ私たちが見たことのない、たくさんの発見をもたらすと思います。その発見が世界中の人々に希望をもたらすことを期待しています。また、パーサヴィアランスには人類が初めて手にする火星の土を採取するシステムが搭載されています。僕が開発に携わったそのシステムが、火星できちんと動作するか期待半分、心配半分で見守りたいと思います」とコメントした。<br>
<strong>【プロフィル】大丸拓郎(だいまるたくろう)</strong> 1989年5月3日生まれ。大館一中、大館鳳鳴高卒。東北大学工学部機械知能航空学科から東北大学大学院に進み、2017年に工学研究科航空宇宙工学専攻博士課程を修了。その後、米ロサンゼルスにあるNASAジェット推進研究所の職員として、熱流体システム・ミッションオペレーションのサーマルエンジニアを務めている。</div>
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2020-08-03T00:00:00+09:00
北秋田の中高生 感謝を音に乗せて 6校の吹奏楽部 代替演奏会で熱演
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<div> 新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった全日本吹奏楽コンクールの地区大会に代わり、北秋田地区の吹奏楽部が出演する合同演奏会が2日、北秋田市文化会館で開かれた。6校がコンクールでの演奏を予定していた曲や合同演奏を披露し、保護者らの前で練習の成果を発揮した。<br />
部活動で学んだ成果を表現する機会を設けようと北秋田地区吹奏楽連盟(会長・斎藤拓洋阿仁中学校長)が主催。斎藤会長は主催者あいさつで「これまでの思いを感謝に変え、メロディーに乗せてほしい。音楽の素晴らしさを感じ取ってもらえるコンサートになれば」と述べた。<br />
事前に申し込んだ保護者ら153人が会場を訪れ、全席指定で1席ずつ間隔を空けて座った。各校の出番が終わるごとに10分程度の休憩を設けるほか、換気や消毒を行うなどの感染防止策を実施した。<br />
中学校は鷹巣と、合川・森吉・阿仁・上小阿仁中の4校合同チームが出演。鷹巣は旧鷹巣南との学校統合、合同チームは森吉の加入により構成人数が増え、これまで練習に励んできた。部員たちはコンクールの課題曲や自由曲で息の合った演奏を披露していた。<br />
昨年度に小編成の最上位大会にあたる東日本大会へ初出場した北鷹高は、コンクール用の自由曲と、コンサート後半の「ポップスステージ」で計5曲を演奏。曲中で3年生5人が堂々とソロパートを披露したほか、振り付けや歌を合わせた愉快なステージで、部員18人による最初で最後の舞台を締めくくった。<br />
最後にステージと客席の前方に生徒が並び、6校94人の出演者全員で「紅蓮華」を披露。壮大な演奏でフィナーレを飾った。来場者からは演奏が終わる度に大きな拍手が送られていた。</div>
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2020-08-03T00:00:00+09:00
あずまや、憩いの場に 鹿角市中新田自治会 地域挙げて上棟式
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<div> 鹿角市尾去沢の中新田自治会(川上仁会長)が新築する「あずまや」の上棟式が2日、地域の広場で行われた。餅巻きをし、間もなく完成する憩いの場に期待を込めた。<br />
市の集落支援員活動事業を活用して、2019年度と本年度の2カ年でコミュニティー活性化に取り組んでいる。昨年は、集落内にある墓所の進入道を整備し、本年度はあずまやを新築する。<br />
自治会は10世帯、25人。憩いの場を整備し、地域の活性化につなげたい、と市の事業の活用を決めた。彼岸などに女性たちが屋外で行事を行っており、行事の際にあずまやを活用することも計画している。<br />
あずまやは幅2・4㍍、高さ2・5㍍。柱は自治会が調達した杉の丸太を使用している。上棟式は、地域交流の機会にしよう、と計画。川上会長らが、集まった住民を前に餅を巻き、待望の憩いの場完成に期待を込めた。7日ごろまでには完成する見通し。<br />
川上会長は「みんなが喜んで利用する、憩いの場にしたい」と話す。市は、集落支援員を配置し地域の活性化を図るため、自治会の自主的な取り組みを支援する事業を行っている。</div>
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2020-08-02T00:00:00+09:00
クラウン精密秋田工場 大野台に本社移転 6億円投資 来年3月の稼働目指す
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<div> オーダーねじ製造のクラウン精密秋田工場(北秋田市坊沢、望月紀人社長)は、北秋田市川井の大野台工業団地に本社を移転する。本社工場の生産エリアを大幅に拡大するほか、第2工場に隣接することで一貫生産体制を整える。現在、新工場を建設中で12月に試運転、来年3月の稼働を目指す。投資は6億円で、新規雇用5人を予定。年間5%以上の売り上げ増を図る。<br />
第2工場隣の県有地1万4000平方㍍を購入し、3480平方㍍の本社新工場を建設。現本社工場は2000平方㍍で、1700平方㍍の生産エリアは2倍に広がる。適正レイアウト、空調設備の導入で作業環境を改善。県の「はばたく中小企業投資促進事業補助金」の認定を受けた。<br />
これまで、冷間圧造、ねじ転造は本社工場、熱処理は第2工場、めっきは第2工場に隣接する関連会社・クラウンメタルプレイティングで行っていたため、週3回、本社から第2工場へ部品を輸送していたが、本社工場を移転することで一貫生産が可能になる。<br />
圧造機を8台増やして69台にすることで、来年春には月産1億本のねじを1億2000~3000本に増産する。輸送コストは年間250万円削減でき、年間売り上げ5%アップを目指す。<br />
同社は親会社のクラウン精密工業(本社・埼玉県)の子会社として1974年に設立。87年に分離独立した。オーダーねじを生産する県内唯一の企業で、製造割合は自動車関連65%、白物家電20%、OA機器15%。自動車関連はブレーキシステムやテールランプ、ヘッドランプ本体との締結など、さまざまな用途がある。全体で800種類のねじを製造している。<br />
山城均工場長は「賃金などの待遇を改善し、従業員が豊かな生活を送れるよう、新社屋でその基盤をつくり込みたい。作業効率を上げ、若い人が地元に定着できるよう、働く場を準備したい」と話している。</div>
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2020-08-02T00:00:00+09:00
シングルマザー 鹿角市への移住促進 首都圏中心13人参加 オンラインで相談会
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<div> 鹿角市への移住に関心がある、子育て中のシングルマザーを対象とした移住相談会が1日、オンライン会議システムを活用して行われた。首都圏を中心に13人の女性たちが参加。市の担当者から、充実した子育て環境などの説明を受けた。<br />
市は当初、7月に東京で相談会を行う計画だったが、新型コロナウイルス感染拡大により中止に。そこでオンラインの相談機会を設けることになった。全国に約6000人の会員がいる一般社団法人日本シングルマザー支援協会(本部・横浜市)を通じて参加者を募った。市では初めて。子どもも一緒に参加でき、出向く必要がないことが利点。<br />
市からは、5月に一家4人で移住した移住コンシェルジュの井手口孝輔さん(由利本荘市出身)や、市の担当が参加。一人親家庭を支援し、仕事との両立を応援する市内3企業もオンラインで出席した。<br />
井手口さんは、急な用事でも子どもを預ける施設があることや、それについての理由を追及されない環境を紹介。病児保育、18歳までの医療費無料、児童クラブ(学童保育)が小学6年生までなど、市独自の支援制度充実をPRした。市内に全国展開の人気衣料品店はないが、盛岡市、青森市までのアクセスの良さから買い物に支障が少ないことも盛り込んだ。<br />
参加者は、各家庭から子どもと一緒に説明を聞き、質問していた。<br />
市政策企画課鹿角ライフ促進班は「相談会を通して市を知り、移住につなげられたら。企業との連携も図り、(仕事と両立でき)移住して良かったと思われるようにしたい」と期待していた。<br />
担当者によると、コンシェルジュを通じての移住者は1日現在、151世帯250人。Uターンが7割を占める一方、縁がなくても移住したIターンが3割いるという。市は9月19、20日、シングルマザー対象の移住ツアーを市内で開く予定。</div>
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2020-08-02T00:00:00+09:00
ひまわりフェス始まる 大館市釈迦内 サンフラワーP10周年 大輪の花とかかし共演
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<div> 大館市釈迦内字中台の畑で1日、「ひまわりフェスティバル」が始まった。大輪の花々を取り囲むように釈迦内小学校の児童らが手作りしたかかしが並び、訪れた人が写真を撮るなどして夏本番を楽しんでいる。9日まで。<br />
地域ぐるみでヒマワリの栽培や食用油などに加工、販売し、地域活性化を目指す「釈迦内サンフラワープロジェクト(SP)実行委員会」(日景賢悟委員長)主催。フェスティバルは毎年実施しているが、今年は新型コロナウイルス感染予防のため、大々的な開催の告知をしなかった。<br />
会場は国道7号沿い、北鹿新聞社印刷センター前の畑。約50aの広さに、直径20㌢ほどの花が先月27日に開花。子どもを抱き上げる姿や草刈りをする人など生活の一部を切り取ったような「リアルかかし」30体も並んだ。北秋田市から訪れた男性(40)は「妻が車で通ってこの場所を知り、今度ゆっくり見に来ようと話していた。人かと思ったらかかしで、驚いた」と話した。<br />
日景委員長は「今年は一部で鳥の食害に遭い種をまき直した畑もあるが、フェスティバル会場は順調に成長した。SPは今年で10年目で、最初から栽培を続けている畑。子どもたちが作ったかかしとヒマワリを見に来てほしい」と呼び掛けた。ヒマワリの形に見立てたアイスや食用油を販売している。時間は午前10時~午後3時。</div>
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2020-08-01T00:00:00+09:00
お盆「帰省控え」進む 公共交通機関の需要低迷 コロナ感染再拡大影響 高速バスは予約9割減
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<div> 新型コロナウイルスの影響で、公共交通機関はお盆期間の需要が低迷している。例年であれば帰省客、Uターン客で繁忙期となるはずだが、再び感染が拡大している首都圏からの帰省控えが進んでいるとみられる。関係者は「かつてないほどの予約の少なさ。運行当日までにさらに減るのでは」と懸念する。<br />
首都圏との間などで高速バスを運行する秋北バス(本社・大館市御成町)では、お盆期間(8月6~21日)の高速バスの座席予約数が激減している。能代・大館―大宮・池袋間で運行する「ジュピター号」は、昨年に比べて予約数が約92%減(30日現在)。バス1台の座席数約50席に対し、予約数が10人に満たない日も目立つ。<br />
同社によると、例年のお盆であれば「約1カ月前の予約開始から、1時間もしないうちに満席となる」というほど需要の多い路線。通常は毎日1便につき1台運行だが、お盆には増発して10台以上で対応するのが恒例だった。<br />
しかし今年は、東京などで感染が再拡大してからキャンセルも目立ち、事業管理部の棚谷貞一部長は「予約が日に日に減っている」と明かす。「悪くても昨年の3割ほどは埋まるだろうと思っていた」とし、例年同様に増発も想定していたが、予約数は昨年の7・7%にとどまる。「1台目もまだ埋まっていない。運行当日までにさらに減るのではと心配している」と話す。<br />
JR東日本の22日の発表によると、8月7~17日の東北新幹線の指定席予約数も昨年に比べて約81%減少と低迷している。予約制でない大館・鹿角―盛岡間のバス「みちのく号」は新幹線からの乗り換え客も多いため、影響が出そうだ。棚谷部長は「お盆は運行するが、路線ごとに再び減便や運休も検討しなければいけない。コロナの収束を願うしかない状況」と頭を抱える。<br />
同社の高速バスでは、感染防止対策として▽車内の消毒▽車内への除菌液、空気清浄機の設置▽運転席後部へのビニールシート設置▽間隔を空けた座席管理―などを徹底しており、かつてない窮状に「安全な乗り物だと理解してもらい、安心して利用してほしい」と訴える。<br />
空の便への影響も大きい。全日本空輸(ANA)秋田支店の31日の発表によると、大館能代空港発着便のお盆期間(8月7~16日)の座席予約数は全6292席のうち1757席で、予約率は27・9%。昨年(73・5%)を45・6ポイントも下回る。予約数は昨年の32・7%にとどまっている。<br />
お盆期間中のみ午前、午後とも各2便を運航する計画だが、予約率が50%を上回っているのは8月8日の下り、15、16日の上りのみで、中には10%を割り込む日も。例年であれば8月は需要期で、搭乗率が90~100%となる日もあるだけに、同支店は「5月から6月、7月と徐々に利用客数は増えているが、例年に比べるとかなり少ない。コロナウイルス感染再拡大の影響で、今年は帰省を控える傾向にあるようだ」と分析している。</div>
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2020-08-01T00:00:00+09:00
観光産業「世界」視野に成長戦略 鹿角市が新振興計画策定へ 作業部会設置し検討
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<div> 鹿角市観光振興計画策定委員会の初会合が31日市役所で開かれ、新たな計画の策定へ向け方向性などを協議した。市の「食」や「歴史・文化」は世界水準の魅力を備えている、として、観光素材としていかす戦略的な方法を検討する。新型コロナ禍を踏まえ、観光危機対策も盛り込む。来年3月の策定を目指す。<br />
現計画は「観光産業確立計画~稼げる観光を目指して」を掲げ、2016年にスタート。本年度が5カ年の最終年度となることから、新計画を策定する。<br />
委員会は環境省、市、県、かづの観光物産公社、商工会、宿泊・観光事業者など12人で構成。児玉一市長が委員に委嘱状を交付。委員長には市産業部の田口善浩部長を選出した。来年3月までに3回程度開き、計画の原案をまとめる。<br />
新計画は「観光産業成長戦略」として、期間は来年度から5カ年。▽「食」「歴史・文化」「自然」「気候」の観光コンテンツは、世界水準の魅力を備えており、観光素材としていかす戦略的な方法を検討▽観光PR戦略の方向性を定める▽新型コロナ禍を踏まえ、さまざまな危機への対策を協議―など4項目を基本的な考えに据える。<br />
作業部会となるワーキンググループを設置する。公募、中学生、高校生、委員の所属団体の関係者など20人程度で構成。▽世界水準の観光コンテンツのいかし方▽新たな時代の観光PR戦略▽公共施設と民間事業者の役割▽観光危機対策―をテーマにした四つのグループを設ける。<br />
計画によると、ワーキンググループの初会合は9月1日に予定している。素案に対するパブリックコメント、議会への説明を経て、来年3月の庁議に提案し、決定する。<br />
現計画は、数値目標6項目のうち、宿泊者数、外国人宿泊者数、主要観光施設の入り込み客数―の3項目が目標値を上回った。数値目標に対する全体評価として、「ハード面、ソフト面を合わせた全体的な観光施策は、目標をおおむね達成した」との分析を示した。<br />
委員は次の通り。◎委員長、○副委員長。<br />
◎田口善浩(市産業部長)○岩船勝広(かづの観光物産公社代表取締役)草嶋乃美(環境省鹿角管理官事務所国立公園管理官)島本格(鹿角地域振興局地域企画課長)清水涼太(かづの観光物産公社部長)前田一浩(かづの商工会事務局長)菅原久典(ノリット・ジャポン代表取締役)浅石敦幸(八幡平温泉リゾート協会長)黒澤正(かづのふるさと学舎理事長)千葉潤一(龍門亭千葉旅館代表取締役社長)古川哲平(湯瀬ホテル取締役総支配人)成田昌幸(史跡尾去沢鉱山所長)</div>
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2020-08-01T00:00:00+09:00
約3週間の夏休みに 北秋田の小中学校 北鹿で最も遅く 終業式で目標発表
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<div> 北秋田市、上小阿仁村の多くの小中学校で31日、終業式が行われた。4、5月の臨時休校に伴い、北鹿地方では最も遅く1日から24日まで約3週間の夏休みになった。児童生徒らが待望の夏休みを前に学校生活の振り返りや今後の目標などを発表し、1学期を締めくくった。<br />
合川中学校(嘉藤貴子校長、全校生徒108人)で行われた終業式では、窓が開放されセミの鳴き声が聞こえる体育館に生徒たちの校歌が響いた。各学年から1人ずつ登壇し、「勉強と部活を両立したい」「一日一日を大切にする」「充実した夏休みを過ごして2学期に最高のスタートを切りたい」などと発表。このほか職員がスマートフォンの使用や交通事故など、夏休みの過ごし方について注意事項を伝えた。<br />
同校では例年、夏休み中に地域で行われる「合川まと火」で、まと火の点火作業や祭り中に披露される通り踊りに参加している。今年は新型コロナウイルスの影響でまと火が中止となるほか、普段は1学期や夏休み中に受け入れる各種ボランティアの募集もほぼなくなったという。<br />
生徒会長の河田晃和(あきと)さん(3年)は「常に新型コロナの影響を考える、いつもとは違う学校生活だった。短い夏休みでも受験に向けて計画的に勉強を進めるほか、家の手伝いを頑張りたい」と話していた。<br />
始業式は市と村の小中学校でいずれも24日に行われる。</div>
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