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| 救急医療について 大館市立総合病院 副院長 猪野 満 119番通報により、24時間対応している救急車。皆さんは、大館市消防署に何台の救急車があるのかご存知ですか? 答えは3台です。3台の救急車が大館市、旧比内町、旧田代町の広域圏内で平成16年中に救急搬送した件数は2109件で、その主な搬送先の内訳は市立総合病院が1584件(75・1%)、秋田労災病院238件(11・3%)、町立扇田病院144件(6・8%)、弘前大学病院52件(2・5%)、秋田大学病院9件(0・9%)、その他ヘリポートでの搬送は10件です。2109件のうち、心肺機能停止状態で搬送された人員は105人で、その収容先は市立総合病院73名、町立扇田病院16名、秋田労災病院13名、弘前大学病院2名、秋田大学病院1名です。両大学病院は転院搬送中に発生した事案です。 救急車は、一刻も早く治療を始めないと生命を脅かす場合に利用すべきなのですが、次のような不適切な利用がありますので、くれぐれもご注意をお願いします。 1、救急搬送されると早く診察してもらえるとの理由で、軽症者が重症を装って利用=救急室に入ってから、トイレに自分で歩いて行ってくる 2、明らかな死(社会死)にもかかわらず搬送を依頼 3、明らかな酩酊者=これには常習者がいる 4、無料であるためタクシー代わりに利用―@入院予定日の朝に搬送を依頼=老夫婦だけの世帯に多いA腹痛者が玄関で風呂敷包みを準備して待機している 5、行旅病人=福祉から旅費請求のための要請 6、救急車が到着するよりさきに兄弟、親戚一同が集まっており、明らかに緊急性が認められない利用 7、自家用車への自力移乗困難ということで、要介護者からの要請 以上のような事で利用されますと、必要な人に救急車が間に合わず、救命できる人達の人命に影響いたします。救急車は昼夜を問わず活動しておりますが、市民の皆さんには正しい救急車のご利用をお願いします。(大館市) 〈協力・大館市北秋田郡医師会http://www.daihoku−med.jp/ (平成17年9月16日掲載) |
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