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時間外診療について
大館市立総合病院副院長 猪野 満
平成16年度の大館市立総合病院における一日の平均患者数は、休日の午前6時から午後10時まで45・9人。休日以外の時間外(午後5時から10時、午前6時から午前8時30分)は22・3人。深夜(午後10時から午前6時)では5人となっております。深夜平均が5人ですので深夜だけでも10人以上来院することもあります。当直医には翌日の午後休むように勧めていますが、実際には医師の数が足りないためなかなか休みをとれず、一睡もせず、翌日も連続して勤務している状況です。
外来の患者さんでは、特に内科に来られる方が多く、一日の平均患者数は、第一内科(循環器、呼吸器)が医師数4人で214・3人。第二内科(消化器、血液、膠原病)が医師数4人で141・4人。第三内科(内分泌、代謝、神経内科)が医師数3人で202・2人となっております。外来患者さんの診察が終了するのが、午後3時ないし4時頃になってしまうのが現実です。もちろんその間、医師は昼食をとっておりません。外来の患者さんの診察が終わってから入院の患者さんを診察していますので、診察を終えるのが午後7時、8時になるのが日常となっております。
当院は、入院の必要な重症の患者さんの治療を主に行う「二次医療機関」です。入院の患者さんには早期に健康を回復して退院できるよう専念したいと思っておりますが、先に述べた理由により、それも困難となってきました。また、医療スタッフの健康管理も大きな問題となってきております。
そこで市民の皆さんにご協力をお願いします。
普段から気の合う「かかりつけ医」を持ち、何か体調が悪いときは気楽に相談する様にしてください。また、かかりつけ医の判断で、当院を紹介される時は「紹介状」をご持参ください。同じ検査をすることもなく、早く治療を開始できると思います。
患者さん自身がわかるような病気、例えば、かぜ、蕁麻疹(じんましん)、軽い打撲、軽度の熱傷、食べすぎの腹痛などは、できるだけ「かかりつけ医」に診察してもらうようにしてください。
特に若い母親のみなさんにお願いしたいことは、手元に「家庭医学」等の本を備え、お子さんの病気に関し、知識を高めていただきたいと思います。育児に不安なのは理解できますが、「夜泣き」のために真夜中に救急外来を受診される方も結構多いのです。
限られた医師で最大限努力をしておりますが、当院の状況をご理解いただき、ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
(平成17年4月22日掲載)
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